2025年・ナガコガネグモの季節となっていた!!(2025/09/02) #コガネグモ #ナガコガネグモ #隠れ帯 #クモ学

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▼そのクモを最初に見たのは、8/15の朝とメモしていた。
 最初は12号コガネグモとして記録していた。
 でも様子がおかしかった。
 コガネグモならば、一週間もすれば、「引っ越し」をしてしまうのに半月以上同じ場所に居座っていたのだ。
▼そしてなにより変なのは、コガネグモのシンボルマークのような
 「X」の隠れ帯(飾り)が見られないのだ。
 それにかわって「I」のように縦に一本の隠れ帯が見られたり、
 またときにはギザギザ・モヤモヤのものが見られたりするのだ。
 そうだ!!
 これはコガネグモではなく、ナガコガネグモなんだ。
 いつのまにかナガコガネグモの季節になってしまっていたのだ。

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▼ちょっと手伝ってもらって、長く居座っているナガコガネグモに、あのブラックライトを当ててみた。
 体の一部も反射しているように見える。
 獲物の昆虫たちにはどのように見えているのだろう!?
▼その翌日(2025/09/03)、その場所に行ったら貴ヤツは居なくなってしまっていた。
 あれ!?
 あれがまずかったのかな!?

 隠れ帯(飾り)ってなんなのだろう。
 「クモ学」の「ふしぎ!?」はまだまだつづくのだった。

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2025年・11号コガネグモに訊いてみた!!(2025/07/29) #コガネグモ #クモ学 #隠れ帯 #飾り

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▼「やあ、おはよう。暑いね」
 「えっ!?」
 「朝から暑いけど、今日はもっともっと暑くなるようだよ」
 「……」
 「一度尋ねてみたいとおもっていたんやけど、君らは炎天下のもとじっとその姿勢で待機しているんやけど、暑くないん!?」
 昨日の朝、今年11番目に出会ったコガネグモに思いきって尋ねてみた。
 「はあ!?」
 唐突な質問に唖然(!?)、そして、おもむろに
 「まあ暑いけどね、生きていくためには…」
 「元々私たちのご先祖様は、もっともっと暑いところにいたからね」
 「へー!!」

▼「ところで、これもずっと訊きたいと思っていたんやけど、その背中の黒と黄色のストライブ模様(タイガース模様)にどんな意味があるの!?」
 「なんで!?」
 「それは…」
 「そんなこと言われても、急にはこたえられへんな。」
 「どうしても興味あるんやったら、自分で調べてみい」

▼「もうひとつ、どうしても訊いてみたいことあるやけど」
 「なんや!?」邪魔くさそうにしながらも、じっとしていたのであつかましく訊いてみた。
 「今も、ネットに貼っているX字形(今はその下半分)の隠れ帯(飾り)のことなんやけど、プロの研究者がこんなこといっているやけど…」

 この飾りを作る糸は、たて糸とも横糸とも性質が違っていて、昆虫が見ることのできる紫外線を中心に、光をよく反射します。一説によると、この目立つ飾りとクモのからだの色や模様があいまって、私たちほどに目のよくない昆虫からは、花のように見えるのだそうです。ハチのような昆虫はこの偽物の花に引き寄せられていきます。そして、ハッと気づいたときはすでに遅し、網にぶつかってしまいます。(『クモのイト』(中田兼介著 ミシマ社 )P81より)

▼「これほんまなん!?」
 「そんなん企業秘密や!!」
 「どうしたら確かめられるんやろ?」
 「そんなこと自分で考えろや」
 「……」
 これ以上ひつこくなったら機嫌をそこねそうだったので、質問はここまででおいた。
 「ありがとう。ではまた…」

 今朝もあそこに居てくれるかな!?

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2025年・「団居(まどい)」「蜘蛛の子を散らす」を見た!!、そして… (2025/05/29) #クモ学 #ジョロウグモ #団居 #脱皮 #コガネグモ

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▼子グモたちの「団居(まどい)」を見た!!

 目の前のナンテンの木の枝に「黒い塊」がぶらさがっているのを見た。
 あれにちがいない!!
 これまでの「クモ学」からちょっと自信があった。
 そう言えば、このあたりにジョロウグモが居たのを思い出した。
 ジョロウグモの「卵のう」から出てきた子グモたちは、すぐに四散してしまうのでなく
 いったん「黒い塊」となって共同生活をするのである。
 それが「団居」である。
 考えてみると「ふしぎ!?」な話である。敵に襲われたとき不利だと思うのだが…。

▼この謎解きもなかなか面白い!!
 「団居」を枝でちょっと触れてみると大変だ。
 子グモたちは、いっぺんに四散して広がってしまう。
 そしてストップする。まさに
 「蜘蛛の子を散らす」だった!!
しばらくすると再びもとの「黒い塊」となる。

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▼なぜ団居をするのか!?
 シロウトの勝手な「作業仮説」をつくっていた。
 子グモたちにとって、団居は共同生活をする「学校」のようなものでは!?
 敵に襲われそうになれば「蜘蛛の子を散らす」で相手を威嚇する。
 脱皮を繰り返し「成長」していく。
 やがて団居の場所は「高く」なっていく。
 事実、翌日には「高く」なっていた。
 やがて子グモたちは、大空に向けてバルーンニングで旅立って行く!!
 このときも糸をみごとに活用する。
 またこの時期を選んでいるのは「上昇気流」がさかんなときを考えているのでは!?
 そこまで言ったら、ちょっと強引がすぎるか!?

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▼そんな観察のあと、いつもの「クモ園」の散策にでかけた。
 そしたら、なんとついにあこがれの「コガネグモ」に出会ったのだ。
 「コガネグモ2号」!!
 喜んでいると、さらには
 「コガネグモ3号」も!!
 まだまだ喜びはつづいた。見失ったはずの「コガネグモ1号」まで見つかったのだ!!
 
 今年の「クモ学」がますます楽しみになってきた。
 
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2025年・今度こそほんとうにコガネグモに!? (2025/05/27) #クモ学 #コガネグモ #コガタコガネグモ #隠れ帯 #飾り

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▼今度こそ「飾り=隠れ帯」はまちがいなく「X」だった!!
 だから コガネグモか コガタコガネグモ だろう。

 今度は思わぬ場所、時間帯(2025/05/27 15:55)に出会った。
 いつもなら朝方の観察になるのだが、夕方近かったのでお腹の方から光があたっていた。

▼ぐっと近づき「顔つき」「各部位」も観察させてもらった。
 これができるのが「クモ学」のうれしいところでもあった。
 異様に光って見えるのは「眼」だろうか!?
 脚も2本ずつ揃えて待機の姿勢でいた。
 やっぱり、体全体に小ぶりだ。
 コガタコガネグモだろうか!?
 でもすぐに動いてしまわないのだから コガネグモの幼体だろうか!?

▼やっぱり今年の「クモ学」は、「飾り」の「ふしぎ!?」を追いたいと思っていた。
 紫外線を反射し、昆虫たちには「花」のようにみえているのだろうか!?
 それを確かめにはどうすればいいだろう。
 まあじっくり見せてもらおう。

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▼と思っていたら、翌日(2025/05/28)の朝に見たら、もうそこにはいなかった。
 「引っ越し」してしまっていた。
 「引っ越し」のときには、すべての糸を回収し、またたく間に「店じまい」をする。
 たて糸、よこ糸、飾り「X」はすべて性質がちがう。
 それをいっしょに回収して、再びネットをはるときには…
 と考えると驚異の「糸ワザ」である。
 「ふしぎ!?」だ!!

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2025年・今年はじめてのコガネグモに出会ったかも!? (2025/05/22) #クモ学 #コガネグモ #コガタコガネグモ #隠れ帯 #飾り

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▼これはまるで“つくり話”のような話だった!!
 ここに「今年のコガネグモはまだかな?」と書いた日(2025/05/22)の朝。
 それを聞いていたかのように、目の前に彼女が出てきたのである。
 思わず言ってしまった。
 「うそだろう!?」
 野いばらの花のすぐとなりだった!!

▼彼女は食事中のようだった。
 ちょっと小さいな。
 食事中のようすも、コガネグモの「狩り」とは少しちがうように見えた。
 ネットの定位置にもどるの動きも速い!!
 あれっ!?
 コガネグモでなくコガタコガネグモかも知れないと思い出した。

▼もっと気になることがあった。
 コガネグモの象徴のような「X」の隠れ帯がないのである。
 ななめ縦に「I」があるだけだった。
 コガタコガネグモであるにして、これまでの観察で「X」を確認していた。
 あらためて図鑑でしらべてみた。
 あった!!このタイプの隠れ帯をつくるコガネグをみつけた。

 ムシバミコガネグモ!!

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▼そうそうその「隠れ帯」で思い出した。
 昨年【お薦め本】『クモのイト』のなかにあった「飾り」(この本では「隠れ帯」とは言っていなかった)のことを。

 クモ流、おびき寄せの術
 クモはただ網を仕掛けてエサが来るのを待ちぶせる受け身一辺倒の生き物ではありません。エサをだまして、おびき寄せることもこともします。クモの網は、材料の糸がとても細く、光をあまり反射しないようになっているのに、その中心部には、いろいろな形の、糸でできた目立つ飾りがついていることがあります。
 この飾りを作る糸は、たて糸とも横糸とも性質が違っていて、昆虫が見ることのできる紫外線を中心に、光をよく反射します。一説によると、この目立つ飾りとクモのからだの色や模様があいまって、私たちほどに目のよくない昆虫からは、花のように見えるのだそうです。ハチのような昆虫はこの偽物の花に引き寄せられていきます。そして、ハッと気づいたときはすでに遅し、網にぶつかってしまいます。(同書P81より)

 今年は、この「ふしぎ!?」をもう少しくわしく追いかけたいものだ。
 なんと昨日の朝、彼女ははやくも「引っ越し」してしまっていた!!

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2025年・今年もゴミグモの観察からはじめた!! #クモ学 #コガネグモ #ゴミグモ

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▼今年もコガネグモの出現を期待して、近くの草むら(勝手に「クモ観察園」と呼んでいる)
 の散策を数日前からはじめた。
 コガネグモはまだだった。
 最初に目についたのはゴミグモたちだった。

▼私がこのクモたちに本格的に興味をもちはじめたの2013年の夏からだった。
 そもそものきっかけは衝撃的な「コガネグモの狩り」の目撃だった。

●コガネグモの「狩り」を見た!!(2013/07/10)

 そこからはじまった私のシロウト「クモ学」は、興味のつきることはなかった。

◆「クモ学」のすすめ

▼「ゴミグモ」とはとんだ名前をもらったものだ!!
 失礼だけどやっぱりピッタリの名前だった。
 「ゴミ」=食べかす、脱皮がら、塵芥など
 をネットの中央に縦にならべていた。そのゴミ屋敷に本体のゴミグモは待機していた!!
 頭を下にして戦闘態勢で…
 その姿を想像しながら観察するのも面白い!!

▼私のシロウト「クモ学」お薦めポイントも3つだ!!

(1)「ゆっくり」観察ができる!!
  なんでも「ゆっくり」(スロー)なポンコツの私にぴったりだ。

(2)未知の「ふしぎ!?」がいっぱいつまっている!!
  つきあえばつきあうほど「ふしぎ!?」が生まれる。

(3)身近に居る!!
  気づいていないだけ。もっとも身近な「地球上」にいっしょに暮らしている。

 さあ、今年はどんな出会いがあるかな。o(^o^)o ワクワク
 

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今年はゴミグモとも仲良くしよう。(2024/06/13) #クモ学 #コガネグモ #ゴミグモ

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▼(゚o゚)ゲッ!!
 ゴミグモが、その定位置を離れていた。
 「狩り」だろうか!?
 ゆっくり観察する間もなくゴミ屋敷(失礼!!)の定位置にもどった。

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▼コガネグモは10号まで来ていた。
 しかし、10号は「X」の「飾り」を残したまま居なくなってしまった。
 引っ越ししたのだろうか。
 ともかく、それ以降11号にはなかなか出会えていなかった。
 どうしたんだろう。
▼その点、ゴミグモはなかなか引っ越しをしない。
 ネットの中央に縦に食べかす、脱皮がら、塵芥などのゴミを並べて「ゴミ屋敷」をつくり偽装する。
 引っ越すときは、「ゴミ屋敷」を解体するのだろうか!?
 それはともかく
 観察をするこちとしてはなかなかアリガタイ!!
 「ゴミ屋敷」を発見することは簡単だからだ。
 「ゴミ屋敷」の主に直接対面するのはむつかしいが。
▼今年は、少しこのゴミグモと仲良くしてみたい。
 手持ちの図鑑(=『日本のクモ』(新海栄一著 文一総合出版))をあけてみて、びっくりした。
 ひとくちに「ゴミグモ」といってもいっぱいその仲間がいるのだ!!
 コガネグモ科ゴミグモ属
・ヨツデゴミグモ
・オノゴミグモ
・ゴミグモ
・ヤマトゴミグモ
・シマゴミグモ
・ミナミノシマゴミグモ
・クマダギンナガゴミグモ
・ヤセゴミグモ
・カラスゴミグモ
・ハマゴミグモ
・マルゴミグモ
・トゲゴミグモ

 定位置を離れていたあのゴミグモはどれだろう!?
 やっぱりクモ学はどこまでも面白い!! 

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5号コガネグモも出現してきた、しかし…!!(2024/05/23) #コガネグモ #クモ学 #隠れ帯 #飾り #ゴミグモ #クモの食事 #クモの引っ越し

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▼次々と同じ土手にコガネグモが出現してしてきた。
 だからと言って、クモ本体にナンバリングするわけにもいかなかった。
 ネットを張った背景の風景から、判断するしかなかった。

 3号・4号はこのあたりにと捜していると、またちがったあたりに
 まちがいない 5号コガネグモだ!!

▼3号が居たあたりをじっくり見ていると
 あった!!「ハ」字の「飾り」だけが
 しかし、コガネグモ本体がみつからない。
 あれっ!? 「狩り」の途中で待機場所を離れているのかな!?
 引っ越しの準備中かな!?
 引っ越しのときは、「飾り」の回収はしないのかな!?

 少し離れた位置の4号は同じ体勢で待機していた。

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▼しばらく行って1号・2号コガネグモは、あいかわらずの体勢をとりながら待機していた。
 背を見せているのと、腹を見せているのと
 どうちがうのかな。
 いずれにしてもゆっくり観察さしてくれるのはアリガタイ!!

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▼野茨の近くのゴミグモたちも相変わらずだ。
 見かけぬ新顔も出現していた。

 いよいよクモたちの季節がやってきているのだ。

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4号コガネグモも同時に!!(2024/05/22) #コガネグモ #クモ学 #隠れ帯 #飾り #ゴミグモ #クモの食事

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▼そいつは3号から、1mと離れない位置にいた。
 小さい!!
 しかし、「飾り」の「X」ははっきりとしていた。
 まちがいない。4号コガネグモだ!!

▼近くの3号コガネグモに目をやれば、同じスタンスで待機を続けていた。
 今年も、コガネグモの狩り(食事)を目撃できるだろうか!?

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▼しばらく行って、1号・2号の居たところに恐る恐る近づいてみた。
 居た!!
 それも同じ体勢で、これだからコガネグモファンになってしまうんだ。
 何日も同じ場所で観察をつづけることができるなんて 最高!!
  
 これで、4匹のコガネグモを同時に観察することができた。

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▼さあ、次はゴミグモだ。
 ゴミグモの「ゴミ」は、クモの食事のあとの「食べかす」だと聞いていた。
 クモの食事は「体外消化」で、体外で液状にしてチュウチュウするんだ。
 赤い「食べかす」があった。
 ひょっとして、テントウムシ!?

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3号コガネグモも出現した!!(2024/05/21) #コガネグモ #クモ学 #隠れ帯 #飾り #ゴミグモ

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▼またしても居た!!
 3号コガネグモだ!!
 「狩り」をしているようにも見えた!!
 居たのは同じ土手のより我が家に近いところだ。
 コガネグモの観察でうれしいのは、一度ネットを張った場所で通常数日は居続けてくれることだ!!
 それも同じ体勢で待機しながら。
 なんでもゆっくりな私にはアリガタイ!!
 同じ土手で、このように次々と見かけるということは、この近くに「卵のう」があったということだろうか?
 少し小さいのは、「出のう」したばかりということだろうか?
▼3号コガネグモから、20~30m離れた場所に、1号2号コガネグモは同じ体勢で居続けていた。
 「X」の「飾り」が少し変わったようにも見える。
 ネツトは張り替えたのだろうか。
 「狩り」に成功したのだろうか?

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▼しばらくいくと、大きく成長した野茨のかたまりがあった。
 白い花が甘い香りをはなっていた。
 クモたちにとっては、格好の「狩り場」なのかも知れない。
 そこに、例の「ゴミグモ」たちが居た!!
 ゴミに隠れたゴミグモが、どんな体勢なのかよくわからない。
 重力方向に逆らって、上向きに待機するゴミグモもいると聞いた。
 今年は、この「ゴミグモ」たちのことも よりくわしく知りたいな。

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▼近くには、水平方向にネットを張るクモたちもいた。
 名前はなんだろう!?

 さあ、今年も私の「クモ園」は本格的に開園だ!!

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