2025年・「団居(まどい)」「蜘蛛の子を散らす」を見た!!、そして… (2025/05/29) #クモ学 #ジョロウグモ #団居 #脱皮 #コガネグモ
▼子グモたちの「団居(まどい)」を見た!!
目の前のナンテンの木の枝に「黒い塊」がぶらさがっているのを見た。
あれにちがいない!!
これまでの「クモ学」からちょっと自信があった。
そう言えば、このあたりにジョロウグモが居たのを思い出した。
ジョロウグモの「卵のう」から出てきた子グモたちは、すぐに四散してしまうのでなく
いったん「黒い塊」となって共同生活をするのである。
それが「団居」である。
考えてみると「ふしぎ!?」な話である。敵に襲われたとき不利だと思うのだが…。
▼この謎解きもなかなか面白い!!
「団居」を枝でちょっと触れてみると大変だ。
子グモたちは、いっぺんに四散して広がってしまう。
そしてストップする。まさに
「蜘蛛の子を散らす」だった!!
しばらくすると再びもとの「黒い塊」となる。
▼なぜ団居をするのか!?
シロウトの勝手な「作業仮説」をつくっていた。
子グモたちにとって、団居は共同生活をする「学校」のようなものでは!?
敵に襲われそうになれば「蜘蛛の子を散らす」で相手を威嚇する。
脱皮を繰り返し「成長」していく。
やがて団居の場所は「高く」なっていく。
事実、翌日には「高く」なっていた。
やがて子グモたちは、大空に向けてバルーンニングで旅立って行く!!
このときも糸をみごとに活用する。
またこの時期を選んでいるのは「上昇気流」がさかんなときを考えているのでは!?
そこまで言ったら、ちょっと強引がすぎるか!?
▼そんな観察のあと、いつもの「クモ園」の散策にでかけた。
そしたら、なんとついにあこがれの「コガネグモ」に出会ったのだ。
「コガネグモ2号」!!
喜んでいると、さらには
「コガネグモ3号」も!!
まだまだ喜びはつづいた。見失ったはずの「コガネグモ1号」まで見つかったのだ!!
今年の「クモ学」がますます楽しみになってきた。
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