5.30あれから41年の歳月が!! #山崎断層 #山崎断層地震 #左横ずれ断層 #動く大地 #科学する

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▼私は、この瞬間を見た!!
 まちがいなくこの眼で目の前の校舎が大きくゆれるのを見た!!
 それは、今から41年前の今日だった。

 昭和59年(1984年)5月30日午前9時39分!!

▼2010年度、2012年度の授業で2回、冬休みの課題(中学一年生の宿題)として、この「山崎断層地震」の「記憶」の聞き取り調査を実施した。いずれの年の報告にも驚いた!!
 実際に体験した父母の「記憶」は鮮明であった!!
 授業中であったこと
  授業の教科は そして 花瓶がころがったことまで…

◆【授業】山崎断層地震『27年前の記憶』から

▼それからもずいぶん時間がたった。
 今、私にできることは 「動く大地」を科学する を続けることのみ。
 
◆「動く大地」を科学する

これが、少しでも防災・減災にツナガルことを願いつつ。
                  
▼これまたずいぶん久しぶりに「震源地」を歩いてみた。


                     あれから、41年目の朝に

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「動く大地」を科学する(77) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #七種山 #七種の滝 #七種神社 #虹ヶ滝 #八龍滝

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▼前回「七種の滝」の「滝見台コース」一周の報告を途中で終わっていた。
 やっと七種神社に到着して、滝を見たところで終わっていた。
実はこれには、ちょっとしたわけがあった。
 持参していたカメラのカードのメモリがなくなつてしまったのだ!!
 不覚に予備をもっていなかったのだ。
 ここは潔く翌日に再び自転車で出なおすことにした。
今度は「滝見台コース」ではなく「正面」からだ!!
・七種神社鳥居
 ・赤い太鼓橋
・虹ヶ滝
ここだけでもすばらしい景だ!!

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▼滝はけっこう上のほうまでつづく
 ・八龍滝
ゆっくり安全に滝が鑑賞できるようにいろいろ配慮されている。
 アリガタイ!!

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▼やっと七種神社の階段が見えてきた。
 階段登りきれば、再びあの絶景が…!!
 前日に見たはずだが、またちがって見えてくるからウレシイ!!
 やっぱり名勝だ!!

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▼神社の裏には「七種山登山口」があった。
 さあ、ここに向かうのはいつにしようかな!?
 
(つづく)

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「動く大地」を科学する(76) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #七種山 #七種の滝 #七種神社 #滝見台コース

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▼「ふるさと巡検」いよいよ七種山である。
 「旧山門」をくぐるとすぐ
 「滋岡川人と七種山」の解説板がある。七種のいわれの話などあって面白い。
 やがてりっぱな「自然公園」の碑が見えてくる。
 森林浴も満喫できる最高の「自然」がここにはあった!!
「雌滝」「夫婦滝」「弁慶ののこぎり岩」等など次々とでてくる。
 滝巡りだけでもけっこう楽しめそうだ。

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▼さていよいよ「七種の滝」である。
 「七種山登山MAP」を見ていると、「滝見台コース」の案内があった。
 このコースは未体験であった。
一度挑戦してみることにした。

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▼向かいの山からあの絶景「七種の滝」を眺めてみようというのだ。
 なかなか面白そうだ!!
 まずは「平成の滝見台」!!
 ベンチまで設置されていて、そこからはなかなかの景である。
 昔からの「滝見台」もベンチ等が用意されてすばらしい!!
 「滝見台」だから滝のある景を眺めるのはもちろんだが、山の緑を楽しむのも最高!!
 しばらく行くと「かくれ滝」!!
  そして、ぐるっと回って「七種神社」へ
  ちょっとここに急な坂道があったが

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▼やっと「七種神社」についた!!
「七種の滝」だ!!
なんど眺めてもすばらしい!!
しばらくそこでくつろいでしまった!!

 (つづく) 

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「動く大地」を科学する(75) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #播磨国風土記 #七種山 #奈具佐山 #地質図 #白亜紀 #流紋岩

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▼いよいよの「七種山」である。
 作門寺山門(旧山門)の手前の看板では「七種山」全体の案内がくわしく紹介されていた。
 ・七種山 標高 683m
・播磨国風土記 「奈具佐山」
 ・スギ ヒノキ の人工林
 ・流紋岩
 <みどころ>
 ・雄滝をはじめとした七種48滝
 ・つなぎ岩
 ・笠岩 等など

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▼なんとみどころが一杯なのだ!!
 なかでも注目は 標高683m だ。    
 これは、これまでの<ふるさと巡検> で登ってきたどの山より高い!!
 今の私に可能かな!?
 
▼「動く大地」を科学するの視点でいちばん注目しておきたいのは
・「流紋岩」!!
 である。
 粘りのあるマグマが冷えて固まっできた岩石でできた山
 マグマ!? 火山!?
 それはいつ頃の話だ。→「中生代 白亜紀」
「動く大地」の物語のシナリオを描きながら

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▼そんな「歴史」よりうんと近い人との関わりの「歴史」にも注目しながらすすめてみよう。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう !!

(つづく)

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「動く大地」を科学する(74) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #播磨国風土記 #七種山 #奈具佐山 #地質図表示システムNavi #白亜紀 #流紋岩

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▼「ふるさと巡検」にもどろう。
次なる山はいよいよ「七種山」だ。

◆七種山登山 | 【公式】福崎町観光協会

 

▼やはりここでも「播磨国風土記」が登場した!!
・「高岡の里」 
・「神前山」
・「奈具佐山」
・「高岡」
・「檜が生える」

 

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▼ちよっとこれまでに登ってきた山とちがうな。
 今度は先に「地質図」を見ておこう。 

●地質図表示システムNavi

シームレスにしておき、「七種山」あたりを見た。

▼例によって「凡例表示」にしておくと次のように表示された。

火成岩
形成時代: 中生代 後期白亜紀 カンパニアン期〜マーストリヒチアン期
岩石: デイサイト・流紋岩 大規模火砕流

  おっ!!
 あきらかにこれまでの山とちがっていた!!
 「火成岩」
 「中生代 白亜紀」
 「流紋岩」
 「……」
 
あらたな「動く大地」のシナリオを描きながら…

(つづく)

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「動く大地」を科学する(73) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #播磨国風土記 #安志姫神社

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▼今さらながら「播磨国風土記」の原文・口語訳を読みたいと思うようになっていた。
 図書館で本を借りて、読んでみた。
 (『図説 播磨国風土記への招待 浅田良朗著 柏書房』等など参考に)

 安師里(あなしノさと)
 … 今、名を改めて安師としたのは、安師川に因って名としたのである。其川は安師比売神に因って名と為し、伊和大神将、娶誂(つまごい)(求婚)しようとした。其時、この神は固く辞(いな)びて聴かなかった。是に於て大神は大いに瞋(いか)り、石を以て 川の源を塞ぎ、三形の方へ流し下した。故に此川は水が少ない。此村の山に柂・杉・黒 葛等が生う。… 

▼いつかはこのゆかりの地「安志姫神社」もちゃんと訪ねてみたいと思っていた。
  道路沿いにあり、いつも見かけながらも素通りしてしまっていた。
やっと訪ねてみた。
由来の碑には「播磨国風土記」にふれて書かれているようだったがくわしくはわからなかった。
ちょうど椿がみごとに落花していた。
  
神社の前では、しばし「播磨国風土記」の世界に思いをめぐらしたのだった。

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▼そもそも「播磨国風土記」とは!?
今さらこれまでの不勉強を悔やんでばかりいてもしかたない!!
  
 参考文献等によれば
 和銅六年(七一三)五月、政府は、地名にふさわしい文字をあてさせるとともに、国内の特産物や地名の由来・地味また古老たちの伝えるさまざまないいつたえなどを諸国が記録して上申するよう命じた。この上申書は、のちに『風土記』とよばれた。 
「播磨国風土記」霊亀元年(七一五)編纂!?
  
なんと1300年以上前の地域誌・自然誌!!
これを捨て置くのはモッタイナイ!!

▼「播磨国風土記」には、地形の特徴や地名の由来などが素朴な語り口で記されている。 きっとここに「動く大地」を科学するにツナガル ヒントがあるはず!!

 「水尾神社の磐座」
 「宮ノ下渓谷の巨石群」
 「安師比売神」物語
 
 は何を教えてくれているのだろう!?
  ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

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「動く大地」を科学する(72) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #播磨国風土記 #水尾神社の磐座

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▼まだまだ「ふるさと巡検」続行中!!
 のつもりである。しかし、いつものクセでちょっと「寄り道」がしたくなってしまった。
 「寄り道」は2つだ!!
・「播磨国風土記」
・周辺地域の「動く大地」の物語
 
▼「播磨国風土記」と「科学する」!?
 一見なじまぬことのようにも思われた。
 ここはやっぱり再び寅彦先生の世話になろう。
 寺田寅彦は「神話と地球物理学」(青空文庫より)のなかで、次のように言っていた。

 出雲風土記(いずもふどき)には、神様が陸地の一片を綱でもそろもそろと引き寄せる話がある。ウェーゲナーの大陸移動説では大陸と大陸、また大陸と島嶼(とうしょ)との距離は恒同(こうどう)でなく長い年月の間にはかなり変化するものと考えられる。それで、この国曳(くにび)きの神話でも、単に無稽(むけい)な神仙譚(しんせんだん)ばかりではなくて、何かしらその中に或ある事実の胚芽(はいが)を含んでいるかもしれないという想像を起こさせるのである。
 ウェゲナーが「大陸移動説」を最初に唱えたのが1912年1月。寅彦先生がこう書いたのは、1933年8月!! 念のためこうとも言っていた。
誤解を防ぐために一言しておかなければならないことは、ここで自分の言おうとしていることは以上の神話が全部地球物理学的現象を人格化した記述であるという意味では決してない。神々の間に起こったいろいろな事件や葛藤(かっとう)の描写に最もふさわしいものとしてこれらの自然現象の種々相が採用されたものと解釈するほうが穏当であろうと思われるのである。

ナラバ「播磨国風土記」から「科学する」を読み取ることもまったくムダということではないのかも知れない。

▼ふるさとを少しはなれて、近隣地域の話もみておこう。
 安富町「関」に巨大な石があった。
 ずっと気になっていた!!

 「水尾神社の磐座」
 「宮ノ下渓谷の巨石群」

 「播磨国風土記」にこの巨石群をめぐるある物語があった。
 林田川の川原にも巨石群があった。

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▼近くの「水尾神社」にものぼってみた。
 この物語は、「動く大地」の何を語ってくれているのだろう!?

(つづく)

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「動く大地」を科学する(71) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #大師山 #水晶山 #水晶 #石英 #二酸化ケイ素 #地質図表示システムNavi #付加体 #ジュラ紀

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▼やっぱり気になってしかたなかった!!
 この山の「水晶」のことが 
 いつごろ
 どこで、どのようにしてできて
 そして今、ここにあるのか!?
 「ふしぎ!?」だ。
 
▼それを知るには、またまたあのお世話になろう。

●地質図表示システムNavi

シームレスにしておき、「大師山」あたりを見た。
「凡例表示」にしておくと次のように表示された。
 「神前山」と同じように
 
 「付加体」!!
形成時代: 中生代 前期ジュラ紀〜中期ジュラ紀 バッジョシアン期
岩石: 混在岩 前期-中期ジュラ紀付加体

 昼食をとりながらながめたあの景とあわせて
「動く大地」の物語をゆっくりと編むのだった!!
 
▼そもそも「水晶」とはなんだろう!?
 酸素(O)とケイ素(Si)が結合してできた二酸化ケイ素(SiO2)が結晶化したもの
 地殻変動による高温高圧下で、マグマや熱水噴出孔の周辺でつくられる。
ではあの「水晶」はいつごろ どこで!?
 石英脈をはさんでいるのは「頁岩」!!
北上してきた海洋プレートが海溝から沈み込むときにその一部がはぎ取られて、大陸から運び込まれた砂や泥とともに次々と付け加わっていった。
 それが「付加体」!!
 ではそのときこの「水晶」はどこに!?
 もうできていたのだろうか!?

▼その後の長い長い「動く大地」の物語を経て、
 「水晶」はここにある!!
 
 私にこの物語が明確に見えてくるまでには、まだ少々時間が必要なようだ。
 さて、次はどの山にのぼろうかな!?

(つづく) 

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「動く大地」を科学する(70) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #大師山 #水晶山 #水晶

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▼岩盤を登りきったあたりで、眼下の景を見渡してみた。
 これまでに登ってきた山々が見えた!!
 これまでとまったくちがって景が見えてくるのがうれしい!!
 日光寺山の山桜がとてもきれいだった。

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▼残念ながらここが頂上ではなかった。
 雑木のなかをあのテープの目印を参考に進んでいった。
 ここでも山ツツジがきれいだった。
 山歩きになれていない私には、これがけっこう距離があるように感じた。

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▼そしてついに頂上に辿り着いた!!
 いかにも手づくり感のある案内板がうれしい。
 「四等三角点」と書かれていた。
 山頂にも同じ露頭がみられた。
 向こうに見えるのは坂戸山だろうか。

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▼少しもどって景色のいいとこで昼食(おにぎり)を食べることにした。
 途中で見た消えてしまった案内板には何が書かれていたのだろう!?
 ゆっくり昼食をとりながら、これまでと同じように
 この山の「動く大地」の物語を想像してみるのだった!!

(つづく)

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「動く大地」を科学する(69) #動く大地 #現在進行形 #科学する #ふるさと巡検 #大師山 #水晶山 #水晶

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▼まだまだ「ふるさと巡検」を続けていた。
 次なるターゲットは「大師山」だった。
 私の中学校の母校の「裏山」だった。確か当時「水晶山」と呼んでいた記憶がある。

 今は町のスポーツ公園となっていた。
 スポーツ公園の桜は満開だった。

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▼スポーツ公園体育館の裏からのぼりはじめた。
 60年前のうっすらとした記憶があった。
 「水晶山」の名の通り「水晶」を採りにのぼったような!?
 初夏を思わせる天気だった。
 山ツツジがみごとだった。
 いきなり大きな岩石が登場する。
 その近くの岩石のかけらがピカッと光った気がした!!
 さっそくハンマーでたたいてみた。

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▼なんと一発で「正解」だった。
 まちがいない 「水晶」だ!!
 
 でもどうして、ここに「水晶」が!?
今さらのごとく、この「ふしぎ!?」が…

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▼さらに上には、岩盤がつづいた!!
 大きな岩石をよじ登るようにして上にすすんだ。
 登りきったところで青空が見えてきた。

(つづく)

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