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第67回オンライン句会「寅の日」3月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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「落ちざまに虻(あぶ)を伏せたる椿(つばき)かな」

 師・漱石先生の句である。それから三十数年を経て、寅彦はこの句に物理学的考察を加え、実験観察を繰り返した。
それについては「思い出草(二)」(青空文庫より)のなかでくわしく語っていた。そして、最後にこう語っていた!!
こんなことは右の句の鑑賞にはたいした関係はないことであろうが、自分はこういう瑣末(さまつ)な物理学的の考察をすることによってこの句の表現する自然現象の現実性が強められ、その印象が濃厚になり、従ってその詩の美しさが高まるような気がするのである。
 
 今年も寅彦の追実験観察をする季節が近づいていた。楽しみである!!

▼それにしても、
 「物理学的の考察」→「自然現象の現実性が強められ」→「詩の美しさが高まる」
 の文脈はさすが、我らが寅日子先生である。
 こんな寅日子先生に師事するオンライン句会「寅の日」3月定例会が近づいている。

▼あらためて、第67回オンライン句会「寅の日」3月定例会の案内をあげておきます。

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第67回オンライン句会「寅の日」3月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2026年3月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2026年3月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2026年3月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼寅日子先生の域にはなかなか達しないかも知れない。
 でもやっぱり、他の人の「視点」「発見」に学ぶのは楽しい!!
 
 3月はどんな名句に出会えるだろう。
 「椿」の句はでてくるかな!?

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旧Twitter(X)はじめて6,000日目に思うこと!! #Twitter #Twitter的 #整理学 #不易流行

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▼寅彦は「津浪と人間」(青空文庫より)のなかで、こう語っていた。

 三十七年と云えば大して長くも聞こえないが、日数にすれば一万三千五百五日である。その間に朝日夕日は一万三千五百五回ずつ平和な浜辺の平均水準線に近い波打際を照らすのである。

 いかにも寅彦らしい表現だ。

▼Twilogが教えてくれた。
 旧Twitter(X)はじめて6000日目だと。
 はじめたのは
 2009/09/23!! 
 寅彦流表現を逆算して言えば
 16年と160日だ、やっぱり長いな!!

▼はじめてしばらくすと、私は妙なコトバを頻繁に使うようになった。
 それが Twitter的!!
 「Twitter的」とは
 私の勝手な造語である。6つのキーワード・概念からなる。
 ネットワークにおける私なりの流儀・作風を意味した。
 旧Twitter(X)そのものだけを意味しない!!
 だから、「Twitter」は変わっても「Twitter的」は不変である。

 Twitter的=
「リンク」
「シェア」
「フラット」
「等身大」
「リアルタイム」
「アクティブ」 

 X(旧Twitter)をとりまくネット環境も大きくさまがわりしてきた。
 しかし、私のTwitter的は変わらない!!

▼ネットの世界にも「不易流行」があると思っていた。
 Twitter的は「不易流行」を貫くと思っていた。

ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は、「流行」を創造する!!

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オンライン「寅の日」14年の歩み(2) #寅の日 #traday #寺田寅彦 #寺田寅彦記念館友の会 #青空文庫

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▼すべての起点は、ここにあった。

◆寺田寅彦記念館友の会

 14年たっても、あいからずの「寅彦にわかファン」である私は、すべてをここから学んできたと言っても過言ではない。
 私がはじめてここを訪れた日(2012/08/30)のことを記録していた。 

▼さて、まもなく14年の歩みを終えるオンライン「寅の日」は、<いつ どのように>進めて来たのだろう。
 いまいちど歩みをふり返る意味でも記してみる。

【いつ】
 12日に一回、干支「とら」(寅)の日に!!
 一週間に一度はちょっとしんどい、月一度では間延びしすぎる。そこで「寅」の日にやる。
 12日に一度巡ってくる干支の「とら」の日にやる。  

【どのように】
 オンラインで提案された寅彦の随筆を青空文庫で読む!!
・前月の20日ごろ予告(随筆作品と月別テーマ)
・私のblogで展開する(当面は)
・よりpublicな場での展開はこれからの課題!!(メリットとデメリット)
・Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」(2019.03.10設置)等

【参加者は】 
ネットにツナガレバいつでも誰でも参加できる!!

▼ではこの3月末までの14年間(2012.04.01~2026.03.31)でどのくらいの実施回数になるのだろう。
 
 438回!!

 自分で言いながらも、この驚異的な回数に感動してしまう。(自画自賛モード!!)
・定例 2~3回/月
・特番オンライン「寅の日」毎年12/31(寅彦忌 1935.12.31没)
『日本人の自然観』(1935.10発表)

 飽きもせず、同じペースでここまできた!!
 一度も欠けることなく!!
 自分で面白くなくなったら、すぐやめようと思っていた。
 ここまで続いたのは
 寅彦は「いつ」「何度」「誰が」読んでも面白い!!
 を物語っていた。

▼では具体的に寅彦のどんな随筆を読んできたのだろう。
 読んだ回数の多いものから、そのベストテンをあげてみる。

【15回】
1 日本人の自然観      

【14回】 
2 天災と国防  

【12回】
3 科学者とあたま       
4 俳句の精神         
5 天文と俳句         
6 科学と文学  
7 津浪と人間         

【10回】
8 颱風雑俎   
9 研究的態度の養成

【9回】
10 茶わんの湯          
11 雑感(「理科教育」より)   

(つづく)

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オンライン「寅の日」14年の歩み(1) #寅の日 #traday #寺田寅彦 #寺田寅彦銅像 #青空文庫

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▼「ねえ君 ふしぎだ思いませんか」
 「天災は忘れられたる頃来る」
 と台座に記された寺田寅彦銅像が建立されたのは2018年7月のことだった。

●寅彦の銅像を訪ねて(2) #traday #寺田寅彦

▼それからでもはや8年の月日がたとうとしていた。
 それをさらに遡ること6年前の2012年4月にオンライン「寅の日」はスタートした。
 だから間もなく14年の「歩み」になろうしていた。

◆オンライン「寅の日」

▼きっかけになった一文があった。
●『寺田寅彦 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学』(小山 慶太著 中公新書 2012.1.25)

一九二八年(昭和3年)の春ころから、高嶺と寅彦は毎週一度のペースで、二人だけの昼食会を催すことになる。高嶺はこの日を「寅の日」、一方の寅彦は「高嶺デー」と呼んでいた。(中略)学問の話もしたが、それ以外に気楽なテーマもよく話題にのぼったという。“高等遊民”を彷彿させる二人の姿が浮かんでくる。(同書 P15より)

 コレだ!!
 と思った。ネーミングはきまった。「寅の日」だ。
 現在は残念ながらリアルで「昼食会」を楽しむことはできないかも知れないが、もっと楽しい面白いことができるかも知れない。
 時代はネットの時代!!そうだオンラインでいこう!!

▼「天災は忘れられたる頃来る」のコトバに出会って以降、科学者・寺田寅彦に興味もっていた。
 彼の随筆を読んでみたい。
 ひとりで読み進めるのもいいが、多くの人といっしょに読めば多くを学べるのではないか。
 幸いなことに、オンラインで彼の随筆が、今すぐ読める環境ができていた。
 青空文庫である!!
 アリガタイ!!

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)

(つづく)

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【Web更新2/22】26-08 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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ゆつくりととき醸成す椿哉 26/02/20撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】26ー08
週末定例更新のお知らせ
 はやくも2月最後の週末定例更新のお知らせとなってしまった。
 残りの一週間で、できなかったことどこまで
 展望する朝は楽しい!!

 ゆっくり急ごう。

◆表紙画像集2026 更新 椿
 前山の椿のつぼみの様子を確認に行った。
 つぼみはまだまだかたかった。
 しかし、うっすらとあの赤が滲み出ているようにも見えた!!
 春の木と書いて「椿」
 思い出すは、二月堂の「椿」
 韃靼の夜の「椿」!!

■オンライン「寅の日」更新!!
 2月テーマは「寅彦と「柿の種」」
 3月テーマは「天災は忘れられたる頃来る」
 何度でもじっくり読んでみよう。きっとあらたな「発見」が

■サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 【お薦め本】を書くことで、自分の「現在地」を確かめるようなところがある。
 「自由研究」について、「現在地」を問うような本とであった。

 大賀ハス観察池。蓮根の植え替えから47週目。
 今年度蓮根の植え替えまで、あと一ヶ月。
 泥の底にどんな蓮根が顔を出してくるだろう!?
 楽しみ!!
 できるかな?の不安もある。(体力的に)

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本日(2026/02/21)、第435回オンライン「寅の日」!! #柿の種 #traday #寺田寅彦

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▼「ものごとは、記憶せずに記録する。」
 はあの梅棹忠夫のコトバである。

 寅彦は「大正」「昭和」をどう記録したのだろうか!?

▼本日(2026/02/21)は、第435回オンライン「寅の日」である。
 2月のテーマは「寅彦の「柿の種」」である。

【2月テーマ】「寅彦の「柿の種」」

 「柿の種」は、大正~昭和の長期にわたる「即興的漫筆」(寅彦のコトバ)、日記風覚え書きである。
 ともかく長い!!
 そこで、二回に分けて読んでいる。
 今回は「昭和」期を中心に読んでみる。

◆本日(2026/02/21)、第435回オンライン「寅の日」!!

●「柿の種」(2)(青空文庫より)  


▼今回は「昭和」初期を中心に読んでみる。
 「日常の景」「自然観」
 「寅彦の科学観・哲学」
 「俳句論」「連句論」
 「現代世相の推移」 等々、みんないっしょになって詰まっていた。
 そこには「昭和初期」の記録があった。

 自らの「文脈」に引き寄せて、「記録」をプロットしてみよう。

 古典的物理学の自然観はすべての現象を広義における物質とその運動との二つの観念によって表現するものである。
 しかし、物質をはなれて運動はなく、運動を離れて物質は存在しないのである。
 自分の近ごろ学んだ芭蕉(ばしょう)のいわゆる「不易流行」の説には、おのずからこれに相通ずるものがある。
(昭和二年五月、渋柿)

 それは、三次元の世界に住するわれらの思惟(しい)を超越した複雑な世界である。
「独吟」というものの成効(せいこう)し難いゆえんはこれで理解されるように思う。
 また「連句」の妙趣がわれわれの「言葉」で現わされ難いゆえんもここにある。

 へえー、寅彦も糸瓜を育てていたんだ!!
 糸瓜(へちま)をつくってみた。
 延びる盛りには一日に一尺ぐらいは延びる。
 ひげのようなつるを出してつかまり所を捜している。
 つるが何かに触れるとすぐに曲がり始め、五分とたたないうちに百八十度ぐらい回転する。
 確かに捲きついたと思うと、あとから全体が螺旋形(らせんけい)に縮れて、適当な弾性をもって緊張するのである。
 一本のひげがまた小さな糸瓜の胴中にからみついた。
 大砲の砲身を針金で捲くあの方法の力学を考えながら、どうなるかと思って毎日見ていた。
 いつのまにかつるが負けてはち切れてしまったが、つるのからんだ痕跡だけは、いつまでもちゃんと消えずに残っている。
 棚の上にひっかかって、曲玉(まがたま)のように曲がったのをおろしてぶら下げてやったら、だんだん延びてまっすぐになって来た。
 しかしほかのに比べるとやっぱりいつまでも少し曲がっている。
  ある宵(よい)の即景
名月や糸瓜の腹の片光り
(昭和二年十一月、渋柿)

 枯れ芝の中に花さく蕗(ふき)の薹(とう)を見いでて、何となしに物の哀れを感じ侍(はべ)る。
自動車のほこり浴びても蕗の薹
(昭和三年四月、渋柿)

 少なくも古来の名句と、浅薄な写生句などとの間に存する一の重要な差別の一面を暗示するもののようである。
客観のコーヒー主観の新酒哉(かな)
(昭和三年十一月、渋柿)

▼俳句雑誌「渋柿」の巻頭に掲載されたものだけに、アタリマエだが「俳句」「連句」関係が多い。
 寅彦の名句に出会えるのもうれしい!!
 詠まれたバックグラウンドもわかり、寅彦の名句をより深く理解できるのが面白い。
 気儘な引用をつづけよう。

 こんな平凡な光景でも、時として私の心に張りつめた堅い厚い氷の上に、一掬(きく)の温湯(ゆ)を注ぐような効果があるように思われる。
 それほどに一般科学者の生活というものが、人の心をひからびさせるものなのか、それともこれはただ自分だけの現象であるのか。
 こんなことを考えながら、あの快く広い窓のガラス越しに、うららかな好晴の日光を浴びた上野の森をながめたのであった。
(昭和五年一月、渋柿)

 そうして、ただなんとなくおかしいような、おもしろいような気持ちになって、ほど近いわが家へと急いだのであった。
淡雪や通ひ路細き猫の恋
(昭和五年三月、渋柿)

 ナポリの港町の夜景が心に浮かぶ。
朧夜を流すギターやサンタ・ルチア
(昭和五年五月、渋柿)

アメリカは人皆踊る牡丹(ぼたん)かな
(昭和五年五月、渋柿)

山裂けて成しける池や水すまし
穂芒(ほすすき)や地震(ない)に裂けたる山の腹
(昭和五年十月、渋柿)

 やっぱり「科学する」もつづけていた!!
 僕はこのごろ、ガラス枚を、鋼鉄の球で衝撃して、割れ目をこしらえて、その割れ方を調べている。
 はなはだばかげたことのようであるが、やってみるとなかなかおもしろいものである。

 今まで、まだやっと二、三百枚のガラス板しかこわしていないが、少なくも二、三千枚ぐらいはこわしてみなければなるまいと思っている。
粟(あわ)一粒秋三界を蔵しけり
(昭和六年十一月、渋柿)

参らせん親は在(おわ)さぬ新茶哉
(昭和七年七月、渋柿)

「墨流し」の現象を、分子物理学的の方面から、少しばかり調べてみていたら、だんだんいろいろのおもしろいことがわかって来た。
 それで、墨の製法を詳しく知りたくなって、製造元を詮議(せんぎ)してみると、日本の墨の製造所は、ほとんど全部奈良にあることがわかった。

 面白い!!あの名句もここに!!
哲学も科学も寒き嚔(くさめ)哉
(昭和八年二月、渋柿)

なつかしや未生以前(みしょういぜん)の青嵐
(昭和十年七月、渋柿)

 震災や火災や風水害に関する科学的常識とこれに対する平生の心得といったようなものを小学校の教科書に入れるということは、日本のような国では実に必要なことである。これはほとんど「問題にならぬ」ほど明白なことであると思われるのに、これがどういうわけだかいっこうに実行されていないで時々「問題になる」ようである。

 科学の研究に体験をもたない言わばただの「科学学者」の科学論には往々人間の書いた「猫の尻尾論」のようなのがあるのも誠にやむを得ない次第であろう。

 誰もが自分の「文脈」に引き寄せてしか読み解くことができない!!
 まったくちがった「文脈」で読めば、寅彦のこの「記録」はどう読めるだろう!?
 それにとても興味がある。

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2026年3月のオンライン「寅の日」は #天災は忘れられたる頃来る #traday #寺田寅彦

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▼まもなく3.11より15年だ。
 このオンライン「寅の日」の取り組みをはじめたのは、2012年の4月からであった。
 「天災は忘れられたる頃来る」
 この寅彦の警鐘に触発されてというところもたぶんにある。

▼2026年3月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期だ。
 3月のテーマはズバリ、この寅彦の警鐘そのものとしたい。
 
【3月テーマ】「天災は忘れられたる頃来る」

 3月にオンライン「寅の日」は3回ある。
■2026年3月のオンライン「寅の日」!!
◆第436回オンライン「寅の日」 …3/05(木)
◆第437回オンライン「寅の日」 …3/17(火)
◆第438回オンライン「寅の日」 …3/29(日)

▼オンライン「寅の日」の原点にたちかえり、寅彦の「防災・減災三部作」(私は勝手にこうよんでいた)から
・「天災と国防」
・「津浪と人間」
 加えて、ここで繰り返し読んできた
・「神話と地球物理学」
 を読んでいきたい。

■2026年3月のオンライン「寅の日」!!

◆第436回オンライン「寅の日」 …3/05(木)「天災と国防」(青空文庫より)

◆第437回オンライン「寅の日」 …3/17(火)「津浪と人間」(青空文庫より)

◆第438回オンライン「寅の日」 …3/29(日)「神話と地球物理学」(青空文庫より)

▼繰り返し読んできたものばかりである。
 しかし、読むたびにあらたな「発見」があるが寅彦だった!!
 今回は何を!?

 時空を超えて、寅彦が鳴らし続けた警鐘
 「天災は忘れられたる頃来る」
 に耳を傾けてみよう!!


 

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【お薦め本】『物理学者の自由研究』(村田次郎著 岩波書店)

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▼私は長きにわたって勝手気ままに「自由研究」を語ってきた!!

◆「理科の自由研究」の研究

 このとき最初に頭にあったのは、生徒たちといっしょに取り組んできた「夏休みの自由研究」であった。
 そこから少し発展して、大人の「自由研究」であり、さらには私自身が科学を楽しむ「自由研究」までであった。
 そんな私の「自由研究」の概念をまったく変えてしまうような本にであった。
 
▼今さらですが、「自由研究」って何!?
 そんなこと考えはじめたのは、この本に出会ったからだった。

◆【お薦め本】『物理学者の自由研究』(村田次郎著 岩波書店 2026.1.20)

「自由研究」のタイトルに惹かれて手に入れてしまった。
 ページをパラパラとめくった。「面白そうだ!!」そこまではよかった。
 タイトルの「物理学者の」をすっかり見落としてしまっていた。
 その顛末の行方はあとで…
 まずはいつものお薦めポイント3つ

(1)「バイアス」を科学するとは!?
(2)「バイアス」を楽しむためには!!
(3)あらたな「自由研究」観と出会える!!

▼ではそのひとつずつを少しだけ詳しく。
(1)「バイアス」を科学するとは!?
 ちょうど冬季オリンピック中だった。
 TVでカーリングの競技を観戦しながら、その「ふしぎ!?」をわかろうとした。

 カーリングでは、図1のように反時計回りに回転させて石を投げ出すと、石が進行方向に対して左側に曲がる。石が曲がるこの現象に対しても、なんらかのメカニズムがすでによくわかっていると思われるだろうが、これがなんと未解決問題どころか「世紀の謎」だったのだから驚きだ。偶然の出来事が重なり、筆者はとびきりの謎解きを楽しむ機会を得た。 
 筆者のたどり着いた結論を端的にいうと、カーリングの石は底がザラザラしており、その突起が氷に引っかかて振り子のように振られて曲がるという、至極単純なしくみであるというものである。(同書P2より)

 この結論にいたるまでの研究の顛末がくわしく紹介されていた。
 「ヘエー、すごいな!!」とは思ったが「それで…!?」という違和感があった。
 「これが自由研究!?」
 この違和感は、私の大の「物理苦手意識」、理解力不足だけからくるものだろうか。
 どうも私の考えてきた「自由研究」とはレベルがちがいすぎるのではと思った。
 それは次の章でも同様な思いだった。
2 曲がるもの大研究!
3 滑り台は大人の方が速い!?
 しかし、このコトバにであって事情は一変してしまった。
 そのコトバとは 「バイアス」だ!!
著者もズバリこう語っていた。
 バイアス
 バイアス、つまり思い込みついて考えるのか本書の目的の一つだ。
曲がるもの研究会の活動を通して気づいたことの数々は、実にバイアスに満ち満ちている。(中略)
一事が万事。ささいなことからも、どれだけ教訓を得られるかが私たちの成長を左右するだろう。自分がバイアスに陥っていたと気づいたとき、それは自分の愚かさに気づくとき。しかし落胆は一瞬であり、すぐに大きな興奮に変わるのが常である。「どうしてこんな簡単なことに気づかなかったんだ!」と自分自身を幸せそうに責める。そんな泣き笑いを子どもたちとともに経験できて、この研究は忘れられない自由研究になった。
(同書P38より)

 ここまできてやっと違和感は同感!!にかわった。
 私のこれまで思ってきた「自由研究」と本書の「自由研究」がやっと交叉した!!

 「バイアス」を科学する=「自由研究」!! 

 これなら、納得できる。
この書を読み解く最大のキーワードは「バイアス」である。

(2)「バイアス」を楽しむためには!!
正直に言うと、私がほんとうにこれは面白い!!と思ったのは
4 鏡の世界が左右反対なのはなぜか
 からであった。
 私の勝手なお薦めはこの4章から読み始めることだ。
 あの朝永振一郎先生のコトバを引用してこう言っていた。
 「ふしぎだなと思うこと 
これが科学の芽です」
全面的に同感です。この「ふしぎ!?」を追求していく展開が実に面白い。
 これなら家でも、今すぐ自分でも実験をやりながら、話についていける。
 アタリマエをなんの疑いももたずアタリマエと思い込んでしまっている。
 その「バイアス」に気づき解放されるのは実に楽しい体験だ。
 あとは、この本の4章を各自で楽しんでみよう。
 4章最後の文もなかなか示唆的である。

 バイアスは悪か?
科学が客観性を追求するのは、主観の混入による混乱をできるだけ避ける智慧である。逆に客観的、科学的な事実と思われていることにも、意外と自分自身の行動や意志が決定的な役割を果たしていることもある。思わぬ形で誰も気づかぬうちにそっと入り込む主観、これがバイアスである。自分では正しい測定をしているつもりでも、メジャーの持ち方のせいでいつも値がずれてしまう。このような誤りが科学研究の宿敵、「系統誤差」でありこれもバイアスである。
 ではバイアス常に悪なのか。引き続き議論していこう。 
(同書P86より)

▼では最後のお薦めポイントにいこう。
(3)あらたな「自由研究」観と出会える!!
5 時間は流れているのだろうか?
6 <わたし>は存在か、現象か?
 と続く。なんと読み続けながら、私は唖然としてしまった。
 これ哲学の書!?
 これが「自由研究」とどう関係するの!?
 ポンコツ頭の私はすっかり迷子になってしまった。
 そこで思い出すのがこの本のタイトルだった。
 『物理学者の自由研究』!!
 そう最初に「物理学者の」とことわり書き(?)があったのだ。
 「自由研究」というバイアスに嵌まってしまっていたのは私自身なのかも知れない。
 「自由研究」観などというコトバがあるのか私は知らない。
 あるとするならば、この本は
 まったくあらたな「自由研究」観を提唱しているとも言えるでは!?
 本書の最後の一文を引用させてもらおう。

 本書を通して考えてきたバイアスとは、ある見方の一方的な選択でもある。これしかない、と思い込むことは執着を生み、混乱や悩みを生む原因となりがちである。しかしリスクや限界を認めつつバイアスを選択するならば、摩擦力のようにそれは智慧である。そしてメリットがなく不要と思えば棄てればよい。筆者は確信をもって、バイアスとして自分と宇宙の時間の流れを音楽のように楽しみ、かつ、根を同じくする無数の竹の一本のように、一人の独立した人間である歓びを称えつつ、宇宙の一部であり続けたいと考えている。
 (同書P124より)

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【Web更新2/15】26-07 【ヒガンバナ情報2026】 等 更新!!

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紅梅や青春といふ春つれて 26/02/14撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】26ー07
週末定例更新のお知らせ
 はやくも2月半ばが過ぎた!!
 まちがなく春はめぐってきていた。

 すぎ来しみちはなつかしく
 ひらけくるみちはたのしい。
 みちはこたえない。
 みちはかぎりなくさそうばかりだ。
 (真壁仁「峠」より)

◆表紙画像集2026 更新 紅梅
 待ちに待った紅梅が咲きはじめた!!
 毎年同じこの時期に咲き始める。
 このアタリマエ!!
 考えてみると「ふしぎ!?」なことだった。
 どんな「からくり」が組み込まれているのだろう。
 光と温度のレセプターはどこに!?

◆【ヒガンバナ情報2026】 更新!!
 ヒガンバナの「ふしぎ!?」は年中無休だ!!
 今年の秋にも、「種子」から育てた実生ヒガンバナが咲くのを見ることができるだろうか!?


 2月テーマは、「寅彦の「柿の種」」デアル。
 スキマ時間に「柿の種」を読んでみよう。時空を超えて響いてくるものがあるだろうか。


 大賀ハス観察池。
 蓮根の植え替えから46週目だ。
 観察池の水もぬるんできた。この泥の下にどんな蓮根が眠るのだろう!?

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2026年・実生ヒガンバナ(2022年採集分)は今!!(2026/02/11) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼2022年の秋、私はこれまでのように「自然結実」ヒガンバナを求めて自分で自由に動きまわることができなくなってしまった。
 でもなかなかあきらめきれなかった。
 そこで、もっと身近に「自然結実」ヒガンバナはないかと探した。
 そうして、なんとか採集・回収した「種子」は、59個であった。
  その59個の「種子」を使って、実生実験をはじめたのは2023年の春からであった。

▼前回の報告は、昨年の11月であった。

●2025年・実生ヒガンバナ(2022年採集分)は今!!(2025/11/07)

▼冬の<葉の季節>のあいだに葉はずいぶん成長していた。
・全体に葉がにぎやかになってきている。
・複数枚の葉をのばしてきているものも多数ある。(2枚5 3枚1)
・葉の長さも最長26㎝までのびたものもある。
・あらたに「出葉」してきたものもあるのかと、ていねいにブロックごとに観察して見た。
・あった!! 1個だけあらたに「出葉」を確認できた。

【安富】1+【夢前】1+【福崎S(散歩道)】8=10
 2026/02/11 段階の出葉率は 10/59×100=16.9 %

▼私にできることは、観察したこの「事実」を記録するのみである!!

 ひよっとしたら、ここから花茎がのびてきてヒガンバナの花が咲くかも知れない。
 もし、2014年採集・回収した分と同じならば11年後!?
 シロウトヒガンバナ研究はまだまだ続くのだった。

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2026年・実生ヒガンバナ(2021年採集分)は今!!(2026/02/10) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼2021年秋に採集・回収したヒガンバナの「種子」は、驚異的な個数だった。
 なんと823個!!
 もう、たまたまみつけたというレベルではなかった。
 その「種子」たちを使って実生実験をはじめたのは2022年の春からだった。
 前回観察の報告は昨年の11月だった。

●2025年・実生ヒガンバナ(2021年採集分)は今!!(2025/11/06)

▼この驚異的な個数の「種子」を植木鉢に植え替えて実生実験をするスペースはなかった。
 8枚+4枚の育苗トレーのままで実生実験をつづけていた。
 冬の<葉の季節>を経て、「出葉」した葉はずいぶん成長していた。

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▼「自然結実」した群生地ごとに「出葉」しているものをカウントしてみた。
 葉の枚数・葉の最長の長さも計測してみた。

【安富】(出葉数5)
・落ち葉のなかでも、しっかり「出葉」しているのに驚く!!
・最長は25㎝程度である。
・5枚も「出葉」しているものがあった!!(最長17㎝)
・11月に「出葉」が見られたものは、今回も全て見られた!!
・なんとすでに葉が枯れ始めているものもあった。

【夢前】(出葉数0)
・今年になってもやっぱり「出葉」したものが、見られなかった!!

【福崎】(出葉数15)
・やはりここが圧倒的多さである!!
・アタリマエだが、集中して(採集場所・採集日・回収日の近いモノ)、「出葉」しているところがある。
・ある場所・時期に「自然結実」ヒガンバナの株が集中しているということだろうか。
・冬の<葉の季節>のあいだにずいぶん成長していた。
・ほとんどが複数枚「出葉」していた。最高はなんと8枚だった。
・葉の長さはおおむね20~29㎝であった。
・昨年11月に「出葉」していたものは、すべて今回も「出葉」していた。
・したがって「出葉数」は15

【その他】(出葉数9)
・ここもまた集中して「出葉」している場所があった!!
・これは、「自然結実」ヒガンバナ花茎採取場所が同じであることをも意味していた。
・ここもまた多くが複数枚「出葉」していた。最高は6枚だった。
・葉の長さは全体的に20~25㎝とよく伸びていた。
・これまでに「出葉」が見られたものが全て同じであった!!

●2026/02/10 現在の「出葉」総合計=【安富】5+【夢前】0+【福崎】15+【その他】9=29  

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▼「出葉」している葉は、すべて本格的に春が訪れれば枯れていく。
 そして、地上部から姿を消す。
 再び姿を現すのは、<花の季節>がおわったころだろう!!
 
●2026/02/10 現在、「出葉」まで達した「種子」の総合計29個である!!
 現段階の暫定出葉率は 29/823×100=3.5%
「発芽・発根」したもののうちでは 29/199×100= 14.6%

 さて、このなかから何年か先に花茎がのびてきて、ヒガンバナの花が咲くということはあるだろうか!?
 いちどそれを見てしまった人間には、それはまったくの「夢物語」ではないのだった。

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【Web更新2/8】26-06 【ヒガンバナ情報2026】 等 更新!!

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ゴシタマや庭に飛び跳ね春よ来い 26/02/06撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】26ー06
週末定例更新のお知らせ
 また一週間が過ぎた。
 そして、次なる一週間がやって来る。
 とんでもない大雪の週末だった。
 前の山の残雪は、この一週間で消えるだろうか。
 
 春よ来い!!

◆表紙画像集2026 更新 ゴシタマ 竜の玉 竜の髯の実 蛇の髯の実
 歳時記的には「竜の玉」「蛇の髯の実」など冬の季語だ。
 でもやっぱり私には「ゴシタマ」だ!!
 実生ヒガンバナ実験の観察をやっていたら、あまりにみごとな「ゴシタマ」をみつけた。
 紙鉄砲の要領で、「ゴシタマ」鉄砲は遠い昔の玩具だった。
 地面にこぼれ落ちた「ゴシタマ」は弾力があって、予想以上に飛び跳ねた!!
 
◆【ヒガンバナ情報2026】新設・更新!!
 今年も季節はずれに、このページをはじめる。
 実生コヒガンバナ・実生ヒガンバナ実験の今の報告からはじめる。
 私のヒガンバナ研究も、思えば遠くへ来たもんだ。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 この小さな小さな大実験。
 「立春の卵」を立てるも、私のなかですっかり定番化してしまった。
 節分に立てた5個の卵は一週間経った今も5個とも立ち続けていた。
 ダカラ やっぱり これは「科学」だ!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 試案を暮らしのなかで使ってみる。使いモノになるかな!?
 「雲見」、俳句「歳時記」は継続しつづけよう。


 大賀ハス観察池。蓮根の植え替えから第45週目だ。
 観察池に今年最高の大雪が!!
 春よ来い!!
 
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本日(2026/02/09)、第434回オンライン「寅の日」!! #柿の種 #traday #寺田寅彦

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▼今年の節分(2026/02/03)に立てた「立春の卵」。
 5日目の昨日もアタリマエに5個とも立ち続けていた!!
 ダカラ「科学」なんだ!!

 中谷宇吉郎先生が「立春の卵」を書いたのは、昭和22年(1947)である。
 師である寺田寅彦先生が亡くなられたのは昭和10年(1935)である。
 だから、アタリマエに「卵が立つ・立ち続ける」景を見ることはなかっただろう。
 もし寅日子先生が、この景を見るようなことがあれば、「柿の種」にはどのように記しただろう。

▼本日(2026/02/09)は、第434回オンライン「寅の日」である。
 2月のテーマは「寅彦の「柿の種」」である。

【2月テーマ】「寅彦の「柿の種」」

 「柿の種」は、大正~昭和の長期にわたる「即興的漫筆」(寅彦のコトバ)、日記風覚え書きである。
 ともかく長い!!
 そこで、二回に分けて読むことにした。
 大まかな目安としては「大正」「昭和」と分けてみる。
 初回の本日は「大正」期を中心に読んでみる。

◆本日(2026/02/09)、第434回オンライン「寅の日」!!

●「柿の種」(1)(青空文庫より)  


▼「柿の種」とは!?
 もう少し寅彦自身のコトバを借りよう。

従って、身辺の些事(さじ)に関するたわいもないフィロソフィーレンや、われながら幼稚な、あるいはいやみな感傷などが主なる基調をなしている。言わば書信集か、あるいは日記の断片のようなものに過ぎないのである。しかし、これだけ集めてみて、そうしてそれを、そういう一つの全体として客観して見ると、その間に一人の人間を通して見た現代世相の推移の反映のようなものも見られるようである。そういう意味で読んでもらえるものならば、これを上梓するのも全く無用ではあるまいと思った次第である。

 さらには、こうまで言ってくれていた。
 この書の読者への著者の願いは、なるべく心の忙(せわ)しくない、ゆっくりした余裕のある時に、一節ずつ間をおいて読んでもらいたいという事である。

 ナラバ気儘に気楽に、こちらのペースで読んでみることにしよう。

 読むひとの「文脈」で読んでみよう。
 

日常生活の世界と詩歌の世界の境界は、ただ一枚のガラス板で仕切られている。
 このガラスは、初めから曇っていることもある。
 生活の世界のちりによごれて曇っていることもある。
 二つの世界の間の通路としては、通例、ただ小さな狭い穴が一つ明いているだけである。
 しかし、始終ふたつの世界に出入していると、この穴はだんだん大きくなる。
 しかしまた、この穴は、しばらく出入しないでいると、自然にだんだん狭くなって来る。
 ある人は、初めからこの穴の存在を知らないか、また知っていても別にそれを捜そうともしない。
 それは、ガラスが曇っていて、反対の側が見えないためか、あるいは……あまりに忙しいために。

 ここで言う「詩歌の世界」は、「科学の世界」とも読めてくるのである。
 なんともメルヘンな、でもやっぱり着地は「科学者」だった。
  宇宙の秘密が知りたくなった、と思うと、いつのまにか自分の手は一塊の土くれをつかんでいた。そうして、ふたつの眼がじいっとそれを見つめていた。
 すると、土くれの分子の中から星雲が生まれ、その中から星と太陽とが生まれ、アミーバと三葉虫(さんようちゅう)とアダムとイヴとが生まれ、それからこの自分が生まれて来るのをまざまざと見た。
 ……そうして自分は科学者になった。

 気象学者が cirrus と名づける雲がある。
 白い羽毛のようなのや、刷毛(はけ)で引いたようなのがある。
 通例巻雲(けんうん)と訳されている。
 私の子供はそんなことは無視してしまって、勝手にスウスウ雲と命名してしまった。

▼人によって、時空を超えて共振・共鳴がはじまる部分もちがうだろう。
 それが面白いとも言える。私の場合は…をつづけよう。

 眼は、いつでも思った時にすぐ閉じることができるようにできている。
 しかし、耳のほうは、自分では自分を閉じることができないようにできている。
 なぜだろう。

 ?(゚_。)?(。_゚)?
 
物事は約束から始まる。
 俳句の約束を無視した短詩形はいくらでも可能である。
 のみならず、それは立派な詩でもありうる。
 しかし、それは、もう決して俳句ではない。

 
 コスモスの高さは蟻の身長の数百倍である。
 人間に対する数千尺に当たるわけである。
 どうして蟻がこの高い高い茎の頂上につぼみのできたことをかぎつけるかが不思議である。

 寅日子先生はいつも「ふしぎ!?」を追っていた。 
 さらに気儘に
 夢の世界の可能性は、現実の世界の可能性の延長である。
 どれほどに有りうべからざる事と思われるような夢中の事象でも、よくよく考えてみると、それはただ至極(しごく)平凡な可能性をほんの少しばかり変形しただけのものである。

 それにしても、人間には、はたしてこれほどまでにひどくちがった環境に、それぞれ適応して生存を保ちうる能力があるかどうか疑わしい。

 さあ、5個の「立春の卵」はいつまで立ち続けるだろう!?
 今朝も見にいってみよう。

(つづく)

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2026年・実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2026/02/06) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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▼2019年の秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの「種子」の数は驚異的なものであった。
 530個!!
 それはもう「たまたま」という数ではなかった。
 その「種子」を使った実生実験をはじめたのは2020年の春からだった。
 実生実験の前回の報告は昨年の11月はじめだった。

●2025年・実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2025/11/05)

▼それからほぼ3ヶ月経った昨日(2026/02/06)観察してみた。
 「自然結実」ヒガンバナの群生地ごとに実生実験をしていた。
 やっぱりヒガンバナは<葉の季節>だった。

 まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。2枚ずつ出葉していた。(最長28㎝)
・育苗トレーからのものも「出葉」していた。(17㎝)
【夢前】
・「出葉」している鉢は、これまでとかわらず3鉢である。
・一鉢は、1枚の葉がよく伸びてた。(30㎝)
・一鉢は、4枚の葉が伸びていた。(最長22㎝)
・一鉢は葉が8枚ものびてきていた。分球しているようでもある。(最長36㎝まで)
・あきらかに前回よりも葉はのびてきていた。
・<葉の季節>にはけっこう栄養を稼いだことだろう。地下を見てみたいものだ。

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▼次は群生地【福崎】である。

【福崎】
・「出葉」している鉢は昨年と同じく12鉢である。
・二枚以上の葉をのばしている鉢がほとんどである!!葉が15枚の鉢もあった。
・複数枚の葉をのばしている鉢ではすごいことが起こっていた。伸びた葉の密集はすごかった!!
 明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。
・「分球」した株も葉はよくのびていた。最大は合計15枚の葉!!
・葉の長さは、今のところいちばんよく伸びた葉で28㎝であった。
・総体的に「出葉」は19~28㎝と元気いっぱいだ!!
・ヒガンバナの葉のジャングルの様相だ!!

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【その他】
・「出葉」している鉢はここもこれまでと同じく3つあった。(最高13枚 最長24㎝)
・「分球」した株の葉もよく実によく伸びていた。(最長25㎝)

【育苗トレー】から
・前回同様に5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚以上「出葉」しているものばかりであった。(最高5枚 最長27㎝)

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▼結論として、「出葉」している鉢の数は前回と同じく26鉢である!!
これまでの実験の結果をまとめると次のようになる。

◆【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2026/02/06)

【2019年】 530個の「種子」採集・回収
【2020年】
・発芽率  140/530×100=26.4 %
・出葉率  54/140×100=38.6%
 全体で  54/530×100=10.6%
【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2023年】
・4年目の出葉率 26/54×100=48.1%
【2024年】
・5年目の出葉率 26/54×100=48.1%
【2025年】
・6年目の出葉率 26/54×100=48.1%
【2026年】(2026/02/06)
・6年目の出葉率 26/54×100=48.1%
 
 昨日の「出葉率」は、6年目の出葉率を引き継いでいるものと考えてよいだろう。
 「出葉率」は、現段階では基本的にはこまま維持できると考えている。
 
  2014年採集・回収した「種子」は、昨年11年目に「開花」した!!
 ではこのなかから花茎が伸びてきて「開花」することがあるだろうか!?
 それはいつごろだろう!?
 私はそれを観察することができるだろうか。

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2026年・実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2026/02/05) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験 #3倍体

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▼不稔性(3倍体)であるはずのないヒガンバナの「種子」から育てた実生ヒガンバナ実験の報告である。
 前回の報告は昨年の10月末だった。
●2025年・実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2025/10/28)
 いや、忘れてはならない報告がもうひとつあった。
●2025年・ついにあの実生ヒガンバナの「種子」がこぼれ落ちた!!(2025/12/11)

▼実生実験中のヒガンバナも<葉の季節>を満喫していた!!
 実生実験開始が古い順番に詳しく見ていった。

●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
・ここの鉢Aから、ついに11年の歳月を要して昨年花が咲いたのだった。
・Aだけ、葉がよくのびていた。
・葉の枚数は10枚、最長は30㎝もあった。

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▼次は2016年に採集・回収した分である。

●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
・ここもAの鉢からだけ葉が伸びていた。
・葉の数は21枚もあった。最長は20㎝程度であった。
・「分球」しているのかも知れない。

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▼最後は2018年採集・回収分である。

●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」している鉢はこれまでと同じ二鉢だ。(A、Bのみ)
・A鉢の方は、葉は一枚だけだった。長さは19㎝になっていた。
・B鉢は、葉が盛んにのびていた。葉の枚数は23枚もあった。最長は28㎝もあった。
・B鉢の方は「分球」もすすでいるようだ。

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 さあ、はたしてこのなかから、昨年に引き続きヒガンバナの開花を見ることができるだろうか!?
 

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2026年・実生コヒガンバナは今!!(2026/02/04) #コヒガンバナの種子 #2倍体 #実生コヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

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▼「種子」から育てている実生コヒガンバナの観察報告の前回は昨年の11月だった。

●2025年・実生コヒガンバナは今!!(2025/11/08)

 そのときももちろん<葉の季節>に入っていた。
 それからずっと冬のあいだはまさに「稼ぎどき」でもあった。

▼立春である昨日(2026/02/04)、ほぼ3ヶ月ぶりにその様子を観察してみた。
 まずは倉庫の西に置いた10鉢について観察した。
 北から順番に番号をつけて、葉の枚数と最長の葉のながさをメモしてみた。
1.10枚 46㎝
2.27枚 40㎝
3.22枚 35㎝
4.26枚 43㎝ 昨年花茎が2本のびてきた鉢
5.0枚 
6.20枚 34㎝ 
7.27枚 48㎝
8.0枚
9.13枚 45㎝
10.20枚 38㎝
 こうして数値化しておくことにより、毎年の変化がより具体的に観察できるだろう。
 それにしても、コヒガンバナの<葉の季節>は圧巻である!!

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▼次はよく日の当たる外の庭に置いた6鉢についてである。
 今度は南から順番に番号をつけて、葉の枚数と最長の葉のながさをメモしてみた。
1.20枚 20㎝
2. 9枚 20㎝
3.20枚 23㎝ 昨年花茎が一本のびてきた。葉は少し枯れ始めている。
4.23枚 18㎝
5.15枚 21㎝ 
6.11枚 20㎝ 昨年花茎が一本のびてきた。

 さすが立春だ。
 <葉の季節>の終わりがはじまりかけているのかも知れない。

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▼さて、ここでふたつの「ふしぎ!?」が浮かんでくる。
(1)ひとつは倉庫のそばに置いた10鉢、そのうち8鉢からはこんなに元気に葉をのばしているのに、2鉢からはまったく葉をのばしてこないの   だ!「ふしぎ!?」だ!!
 地下の球根(鱗茎)はどうなってしまったのだろう。

(2)もうひとつは、よく日の当たる外においた鉢の方が、予想に反して葉はよく伸びていないのだ。
 「ふしぎ!?」だ。
 日光がよく当たる方が!?
 どうしてだろう!?なにかちがう要因があるのかな!?

 「ふしぎ!?」をかかえたまま今年も観察をつづけよう。
 さあ、今年の秋はいくつのコンガンバナの花を観察できるだろう!?

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2026年・今年もやっぱり「立春の卵」を立てた!!(2026/02/03) #立春の卵 #中谷宇吉郎 #コロンブスの卵 #日本理科教育史 #板倉聖宣

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▼今年もやっぱり私は、この小さな小さな大実験を試みた!!
 生卵を平らな面に立てる!!
 それだけだった。
 私たちは知らず知らずバイアスをかけられている。
 平らな面にあのツルツルの卵が…!?

 でも実際にやってみると意図も簡単に立てることができるのだ。
 とびっきり、不器用な私にも
 アタリマエに!!

 いつ どこで 誰が やっても 卵は立つ!!
 ダカラ 「科学」なんだ!!  

▼このアタリマエの小さな小さな大実験!!
 をはじめに教えてくれたのは「雪は天から送られた手紙」で有名な中谷宇吉郎先生だった。

◆「立春の卵」(中谷宇吉郎 青空文庫より)

 「三点主義」!!(私は勝手にこう呼んでいた。)
 ツルツルに見える卵の殻にも、けっこう多くの小さな凸凹があった。
 その凸三点を頂点とする三角形をイメージし、それを底面とする。
 そして、卵の重心から垂線をおろし、それが描いた三角形内にあれば卵は立つ!!必ず立つ!!
 「三点主義」「三点主義」…!!繰り返し唱えれば誰でも必ず立つ!!

▼この小さな小さな大実験にも、「日本理科教育史」にプロットされるべき「歴史」があった!!

●「日本理科教育史」をプロットする!!(46) #立春の卵 #中谷宇吉郎 #板倉聖宣
●「日本理科教育史」をプロットする!!(47) #コロンブスの卵 #立春の卵 #中谷宇吉郎 #板倉聖宣

▼私にはこの小さな小さな大実験に関連してちょっと自慢したい「記録」があった。
 ちょうど11年前の2015年にもこの実験に挑戦した。
 同じく5個の卵を立てた。そこで終わらなかった。それがいつまで立ち続けるかを毎日「記録」しつづけた。
 その「全記録」がこれだ!!ギネスにこの「記録」登録してくれないかな!?

◆【立春の卵】191日の軌跡 

 毎年、立った卵をながめながら私は思う!!
 
 この小さな小さな大実験が、今、日本中で試みられたら「科学」は変わるかも知れない!!

 中谷宇吉郎先生は「立春の卵」の最後にこう言っていた。

何百年の間、世界中で卵が立たなかったのは、皆が立たないと思っていたからである。  人間の眼に盲点があることは、誰でも知っている。しかし人類にも盲点があることは、余り人は知らないようである。卵が立たないと思うくらいの盲点は、大したことではない。しかしこれと同じようなことが、いろいろな方面にありそうである。そして人間の歴史が、そういう瑣細(ささい)な盲点のために著しく左右されるようなこともありそうである。

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2026年2月(如月)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼光の春到来!!
 白梅もとめて「ひとり吟行」のコースをかえてみた。
 やっぱり!!

 勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男
 白梅や父に未完の日暮れあり 櫂未知子

▼今月も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめよう!!
 名句の参考にさせてもらうのは、いつものように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句10句+表紙の1句を引用させてもらう。

(1) 雪解川名山けづる響かな 前田普羅
(2) 木の間とぶ雲のはやさや春浅き 三好達治
(3) うぐいすに冷たき舌のありぬべし 夏井いつき
(4) 白梅のあと紅梅の深空あり 飯田龍太
(5) 梅仰ぐみんな眩しきかほをして 高田正子
(6) 山火炎ゆ乾坤の闇ゆるぎなく 竹下しづの女
(7) 山の湖かたくりも花濃かりけり 星野麥丘人
(8) 冴え返り冴え返りつつ春なかば 西山泊雲
(9) 諸子焼く火のうつくしき淡海かな 甲斐由起子
(10) 魞挿して湖の憂色はじまれり 野村登四郎
(11) 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ 高浜虚子

▼<俳句修業>の次のステップは<選句>である!!
 シロウト<選句>は迷う。読む度にかわってくるのも困ったものだ。
 しかし、ここが面白いとも言える。

【私の選んだ名句ベスト3】

(1) 雪解川名山けづる響かな 前田普羅
(4) 白梅のあと紅梅の深空あり 飯田龍太
(11) 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ 高浜虚子

【次点】

(7) 山の湖かたくりも花濃かりけり 星野麥丘人

【選評】
・雪解川がいいですね。この響きを聴きにでかけたいものだ。
・早春の絶景ここにあり。まずは白梅を
・「黄」の舞が目に浮かぶ。春よ来い!!

・「かたくり」は昔からあこがれの花。今年こそ出会えるかな!?

▼いくつかの「ひとり吟行」のコースの全貌が見えてくると
 あそこの1輪をめざして
 ということも多くなってきた。
 いつの日か句会のメンバーと吟行に出かけるのが夢だ。

 <俳句修業>の究極は、やっぱり<句会>参加だ!!

  
●第66回オンライン句会「寅の日」2月例会案内!!

 

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【Web更新2/1】26-05 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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足元に星またたくや犬ふぐり 26/01/29撮影@福崎


■楠田純一の【理科の部屋】26ー05
週末定例更新のお知らせ
 はやくも2月(如月)!!
 次なる一週間を展望する「週末定例更新」をときめたが、なかなかむつかしい。
 「節分」「立春」だ。
 光の春はどこまでも律儀にやってくる!!
 小さな春をみつけたいものだ。

 ゆっくり ゆっくり 急ごう !!

◆表紙画像集2026 更新 オオイヌノフグリ・ホシノヒトミ
 今年もまたホシノヒトミの季節がやってきた。
 歳時記には「犬のふぐり」と出ていた。
 理科の教科書には「オオイヌノフグリ」と書かれていた。
 でもやっぱり「ホシノヒトミ」を使いたいな。
 足元に星がまたたいていた。

◆オンライン「寅の日」更新!!
 なんでもかんでも「寅の日」に詰め込もうとしていた。
 2月はのんびり気儘に「柿の種」を読んでみよう。
 なにかあたらしい「発見」あるかな!?

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!?
 まずは今月の「雲見」だけ予想してみた。
 今週は予期しないような展開があるだろうか。


 大賀ハス観察池。蓮根の植え替えから44週目だ。
 今年の蓮根の植え替えまでに、何が起こるだろう。
 あと2ヶ月のあいだに。

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2026年2月(如月)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼はやくも2月だ!!
 2月の「雲見」の予想の前に、2026年1月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダー(理科ハウス)でふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   6          
・巻雲   0  
・巻積雲  1  
・巻層雲  2      
・高積雲  1 
・高層雲  4    
・層積雲  6   
・積雲   4          
・層雲   0 
・乱層雲  6  
・積乱雲  1 

 1月で目立ったのは「層積雲」6「快晴」6「乱層雲」6。
 これはあくまで原則・朝の9時の観測である。もちろんその後変わってしまうことがごくフツウだった。
 ダカラこれはあくまでひとつの目安にすぎない。
 でもやっぱり、これが1月の空だった!!
 アメダスの「記録」を使って最高気温~最低気温をチェックする作業を1月もつづけた。
 この単純な作業を繰り返しながら、このアタリマエに気づくのだった。
 寒気流入は連続していた。大気はツナガッテイタ!!
 「寒い」はきっちりと「記録」されていた。
 「冬日」=日最低気温0℃未満の日
 「冬日」は23日もあった。さて2月はどうだろう!?

▼2026年2月(如月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まず前年の2025年2月の天気図を参考にしてみよう。

◆日々の天気図 2025年2月 (気象庁)
・大型寒波流入はいつまで!?
・大雪はいつまでつづくだろう。
・光の春は、どこまでも律儀にやってくるのか。
・貼るもくもくシールにどんな変化が見えてくるかな。
・空に小さな春はみつけることができるかな!?
・「冬日」は何日ぐらいあるだろう。

▼「雲見」の旅 計画+「ふるさとの低山登山」(ふるさと巡検)は2月も継続しよう!!
【2026年2月 「雲見」の旅・山】
・「ひとり吟行」のコースの開発。
・思いつき「雲見」の旅の計画。
・「動く大地」を科学する の再開!!。
・「ふるさと巡検」の範囲を少しずつ拡げていこう。

▼【「雲見」の連帯】の可能性の追求!!
 これは今年一年の課題でもある。
 遠く離れた「あの人の空」を楽しませてもらおう。
 空はツガッテいる!!

 あの手、この手で いっぱい「空」を楽しもう!!

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