Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」を使ってみよう!!(冬編)(4) #天気の変化 #科学する #Webテキスト #数値予報図 #鉛直P速度 #湿数 #上がるとザアザア

▼「なんでそんなややこしいことするん!?」
「そんなんやったら、TVの天気予報見たらええんとちがうん!?いまやったらネットもあるし…」
「……」
ナルホドと思わないわけでもなかった。
しかし、でもやっぱり私は言いたい。
自分で空を「科学する」は面白い!!と。
▼Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」(pdf版)をつづけよう。
次は「数値予報図」だ。
4 数値予報図~鉛直p速度~
を参照しながら、考えてみよう。
●極東850hPa 気温・風、700hPa 上昇流/ 700hPa 湿数、500hPa 気温予想図 ( 12時間毎)
を見ながら考えてみよう。
「鉛直p速度」!? 耳慣れぬコトバからはじまっていた。
(1) 「鉛直p速度」は何をあらわしているのだろう。
a 単位は
b 「私たちは大気の海の底に暮らしている!!」
底(下)ほど 気圧は ( 高い)!!
上空(上)ほど 気圧は (低い )!!
アタリマエ!!
c 大気が「上がる」「下がる」ときで考えてみよう。
大気「上がる」→ 鉛直方向の気圧変化速度「鉛直p速度」 → 「 - 」
大気「下がる」→ 鉛直方向の気圧変化速度「鉛直p速度」 → 「 + 」
ナルホド!!アタリマエすぎるほどアタリマエのこと!!
(2) 700hPa 上昇流の図では、上昇流の領域(鉛直 p 速度「-」域)は、縦縞の実線であらわしてある。
確認してみよう。
・上昇流のいちばん大きいところ(極)はどこにあるだろうさがしてみよう。
・反対に下降流のいちばん大きいところ(極)はどこにあるだろう。
▼さらにおおざっぱにとらえて次に行こう。
(3) 今度は700hPa湿数、500hPa気温予想図 を見てみよう。
a 「湿数」とは
「湿数」=気温-露点
大気中の水蒸気の満腹度を示す!!
b 満腹の限界を越えてしまえば大気中の「水蒸気」ははみ出して「雲」になる!!
その臨界点が近いぞ!!
ということを予想天気図では明示してくれていた。
「湿域」=「湿数」<3℃
つまり湿っているところ!!
「雲」がとってもできやすいところ!!
予想天気図では、「湿域」は縦縞の実線で表示されている。
確認してみよう。
▼ここからが、今回のメインだ!!
(4)「極東850hPa気温・風、700hPa上昇流」予想図における
●「鉛直P速度」→「-」→大気「上がる」→実線縦縞
「700hPa 湿数、500hPa気温」予想図における
●「湿域」=「湿数」(=気温ー露点)<3℃ →雲ができやすい→実線縦縞
ふたつ予想図の実線縦縞をザックリと見くらべてみよう!!
ふたつの「実線縦縞」は大ざっぱに重ならないだろうか!!
ここでもやっぱりきわめてアタリマエの
<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>!!
が通用するのではないだろうか。
もちろん例外もいっぱいあるだろう。でも、こんな簡単なルールで天気がきまると思うと楽しくなってくるのだった。
空を「科学する」は楽しい。
(つづく)
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