【お薦め本】『お天気よそうカード そらよみ』(武田康男 菊池真似 著 幻冬舎)

▼毎日の「雲見」は究極の自然観察だと思っている。
子どもも大人も、「自然観察」事始には最適だ。
誰でも、いつでも、今すぐはじめることできる安直・安易・安価な「観察」だった。
そして、「空を楽しむ」は一生モノの「科学する」だった。
そんな「雲見」をはじめるのに、とても役立ちそうなグッズにまた出会った。
▼それが今回の【お薦め本】である。
◆【お薦め本】『お天気よそうカード そらよみ』(武田康男 菊池真似 著 幻冬舎2025/09/25)
いつもの【お薦め本】のように、3つのお薦めポイントをあげてみよう。
(1)「天気の変化」の授業づくりに役に立つ教材!!
(2)家庭で「雲見」をはじめるのに最適なガイドブック!!
(3)子どもも大人も空を楽しむためのサイエンスカード!!
▼では、そのひとつずつ少しくわしく
(1)「天気の変化」の授業づくりに役に立つ教材!!
どうしても、この視点でものを見てしまうだ。まあ一種の職業病のようなものだ。
「授業づくり」の視点で見ると、付録についている「そらよみ ガイドブック」が最高の「指導書」だ。スバラシイ!!
さすがプロ達の仕事である。カードの使い方のガイドブック仕様(トリセツ風)に書かれているが、私には「雲見」の「授業づくり」ガイドブック(指導書)に見える。
“もくじ”を引用させてもらおう。
・きほんの「十種雲形」をおぼえよう
・雲の名前をあてよう
雲の「高さ」を知ろう
雲の「形」をよく見よう
雨が降る雲かどうか
似た雲どっちでしょう
・天気をよそうしよう(ここが最高にいい!!)
・雲の写真をとっておこう
・レアな空をみつけよう
・見つけた空のチェックリスト
特に「十種雲形」の導入から「天気のよそう」への展開が最高にいい。
それも具体的なカードを使用しての話であるから、具体的な「授業展開」が見えてくる!!
(2)家庭で「雲見」をはじめるのに最適なガイドブック!!
家族で「雲見」をはじめるための「授業」をやってみよう。
そのときも、先のガイドブックは最高の「指導書」だ。
カードは最適の資料だ。ガイドブックの順序に従ってカードをならべてみればよい。
家族がかわりばんこにチューターになって、「雲見」「天気のよそう」の「授業」をすればいい。
あらたな展開のアイデアがうまれると面白いだろうな。
ゲーム感覚でカードを楽しめばよい。
▼そして、最後のお薦めポイントだ
(3)子どもも大人も空を楽しむためのサイエンスカード!!
カードは50枚ある。
カードの表は、プロ中のプロである「空の探検家」「空の写真家」=武田康男さんが撮ったみごとな写真だ!!
裏にはわかりやすいその雲(空)の解説がついていた。空を読み解くプロである「気象予報士」「気象キャスター」=菊池真衣さんの解説はとてもわかりやすい。
誰もが読みやすいようにすべて「ふりがな」がついていた。アリガタイ!!
初学者にとってはこの「読み方がわからない」ということは、けっこうつまづきやすいところなのだ。
レア度の明示も、「私も見てみよう」という気持ちにさせてくれる。
・レア度1(週に一回ぐらい)
・レア度2(月に一回ぐらい)
・レア度3(年に数回ぐらい)
・レア度4(年に一回ぐらい)
・レア度5(一生に一度かも!)
コンパクトサイズ(10×7㎝)のカードだから、いつも携帯していて空にかざしてみて、「同定」すればいい。
ともかく
空を「科学する」、「雲見」を楽しむためのうれしいグッズだ。
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