2025年・実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2025/11/05) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

▼2019年の秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は530個!!
その「種子」を使った実生実験をはじめたのは2020年の春からだった。
実生実験の前回の報告は今年の1月末だった。
●2025年・実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2025/01/30)
昨年「出葉」した葉は一端枯れて、再び<葉の季節>をむかえていた。
▼「自然結実」ヒガンバナの群生地ごとに実生実験をしていた。
観察をはじめる前に、周辺の生い茂った草の処理をしたが、とんでもなく一大作業となった。
昨日(2025/11/05)に観察した報告をする。
まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。2枚ずつ出葉していた。(20㎝)
・育苗トレーからのものも「出葉」していた。
【夢前】
・「出葉」している鉢は、これまでとかわらず3鉢である。
・一鉢は、1枚の葉がよく伸びてた。
・一鉢は、4枚の葉が伸びていた。(12㎝)
・一鉢は葉が8枚ものびてきていた。分球しているようでもある。(なんと最長32㎝まで)
・思わず地下の様子をのぞいてみたくなった。




▼次は群生地【福崎】である。
【福崎】
・「出葉」している鉢は昨年と同じく12鉢である。
・二枚以上の葉をのばしている鉢は多数ある!!葉が12枚の鉢もあった。
・複数枚の葉をのばしている鉢ではすごいことが起こっていた。伸びた葉の密集はすごかった!!
明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。野ではこれが自然に頻繁に起こっているのだろう!!
・「分球」した株も葉はよくのびていた。合計12枚(4×3)の葉。
・葉の長さは、今のところいちばんよく伸びた葉で27㎝であった。
・総体的に「出葉」は15~27㎝と元気だ!!今からさらにのびていきそうだ!!
・ヒガンバナの葉のジャングルだ!!



【その他】
・「出葉」している鉢はここもこれまでと同じく3つあった。
・「分球」した株の葉もよく実によく伸びていた。
【育苗トレー】から
・前回同様に5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚以上「出葉」しているものばかりであった。
・これらをトレーのなかで見逃していたとは意外だった。


▼結論として、「出葉」している鉢の数は今年の冬と同じく26鉢である!!
これまでの実験の結果をまとめると次のようになる。
◆【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2025/11/05)
【2019年】 530個の「種子」採集・回収
【2020年】
・発芽率 140/530×100=26.4 %
・出葉率 54/140×100=38.6%
全体で 54/530×100=10.6%
【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2023年】
・4年目の出葉率 26/54×100=48.1%
【2024年】
・5年目の出葉率 26/54×100=48.1%
【2025年】(2025/11/05現在)
・6年目の出葉率 26/54×100=48.1%
「出葉率」は、現段階では基本的にはこまま維持できると考えている。
「分球」がどこまで進むかにも注目しておきたい。
2014年採集・回収した「種子」は、今年11年目に「開花」した!!
このなかから花茎が伸びてきて「開花」することがあるだろうか!?
それはいつごろだろう!?
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