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2025年・Webテキスト『ヒガンバナ』のこれまでとこれから!!(3) #Webテキスト #ヒガンバナの種子 #水栽培 #実生コヒガンバナ #実生ヒガンバナ #2倍体 #3倍体 #日本ヒガンバナ学会

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▼日本のヒガンバナが不稔性であることを最初に指摘したのはあの牧野富太郎であると、故栗田子郎先生が教えてくれていた。

 ヒガンバナに種子ができないことの不思議を最初に指摘したのは牧野富太郎だった。彼は明治40年(1907)に出版された飯沼慾斎の『増訂草木図説』のマンジュシャゲの補記に「予ハ未ダ本種ノ結実セシモノヲ見タルコトナシ」と書いている。(『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 P43より)

▼あの牧野富太郎がである。!!
 でもシロウトの私はやっぱり簡単に納得できなかった。
 「あんなみごとな花を、いっぱい咲かせるのに…」
 「なかには<かわりだね>がいて…」
 まれにみつかることもあるよという情報もあった。
 ダカラ長い間、「ヒガンバナの種子」を求めて探索した。

▼そして、2013年11月13日についに「自然結実」したヒガンバナの群落をみつけた。
 「自然結実」したヒガンバナの発見は、即、「ヒガンバナの種子」を手に入れたことにはならなかった。
 花茎を持ち帰り、海苔のビンなどで「水栽培」をし、「完熟種子」がこぼれ落ちるのを待った。

▼ここが「科学」の面白いところであるが、いったん「ヒガンバナの種子」があることの確信ができると翌年から次々とみつかった。
 採集・回収した「種子」のメモをみると次のようになっていた。

【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群生地発見で喜んでしまい散逸

【2014年】30個 「夢前」群生地発見、「安富」群生地なし

【2015年】69個 「福崎」群生地発見、「福崎」63個が目立つ

【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ

【2017年】31個 「福崎」20個が目立つ

【2018年】34個 「安富」17個 「福崎」16個 「自宅庭」1個

【2019年】530個 「安富」107個+「夢前」186個+「福崎」184個+「その他」53個 = 530個 !!

【2020年】16個  「安富」5個+「福崎」4個+「福崎B」7個 = 16個 

【2021年】823個 「安富」208個+「夢前」55個+「福崎」419個+「その他」141個 = 823個 !!

【2022年】59個  「安富」2個+「夢前」3個+「福崎」30個+「その他」24個 =59 個 !!

 これはどうしたことだろう!?
 日本のヒガンバナになにか「異変」が起きているのだろうか!?

2023年、2024年より事情があり、自由に動いて探索できなくなってしまった。
今年はどうなるだろう!?
 今年の「猛暑」は「自然結実」に影響しているのだろうか!?

(つづく)

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