2025年・Webテキスト『ヒガンバナ』のこれまでとこれから!!(4) #Webテキスト #ヒガンバナの種子 #水栽培 #実生コヒガンバナ #実生ヒガンバナ #2倍体 #3倍体 #日本ヒガンバナ学会

▼再開した「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりで採集した花茎103本!!
まだどれも「完熟種子」は顔を出してはいなかった。
「種子」を手に入れるまでは、このように「水栽培」が必要だった。
はたしてこのなかからいくつの「種子」を回収できるだろう!?
楽しみである。
▼みんなでいっしょにヒガンバナの「ふしぎ!?」を追うためのWebテキスト
◆Webテキスト『ヒガンバナ』(2022版 試案 2022.10.15)
実生ヒガンバナ開花1号が出た今年はよりリアリティをもって改訂が必要だと思っていた。
▼とりわけ改訂が必要だと思っているところはここだった。
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Ⅱ どうやって殖えるのか?
【発展研究】
【Step1】「種子」を手に入れる。
(1) お彼岸の前後にビカンバナが群生しているところをみつけておく。候補地はできるだけ自宅から近くで複数がよい。(9月中下旬~10月上旬)
(2) 「自然結実」している花茎を採集する。花は萎れ葉が目立ちはじめ頃、「自然結実」した花茎だけは最後まで直立していることが多く目立つ。(10月中旬~11月中旬)
(3) 採集した花茎を「水栽培」する。ペットボトル、海苔の瓶などに水を入れ、花茎を挿して置く。
(4) 子房部が割れ、黒い完熟「種子」が見えてきたら注意深く観察し、落下したら回収する。(11月中旬~12月上旬)
【Step2】「種子」を保存する。
(5) 「種子」を1個ずつチャック付きナイロン袋(12 × 7 ㎝)に入れる。袋には採集場所、花茎採集日、「種子」回収日をマジックで記入しておく。(11月中旬~12月上旬)
(6) すべての「種子」が回収し終わったら、ナイロン袋をケースに入れ、冷蔵庫で保存する。(12月中旬~)
【Step3】「種子」を発芽・発根させる。
(7) 保存して置いた「種子」を冷蔵庫から出してくる。(2月~3月中旬)
(8) 「種子」を一粒ずつ「タネまき土ポット」(市販品)にまく。そのとき採集場所、花茎採集日、種子回収日の記録されたナイロン袋は工夫をしてつけておく。
ポットを入れる容器は、プリンの空容器等を工夫する。(発芽、発根だけであれば適当な容器に濡れたティシュを敷いて床としても可)
(9) 発芽・発根を観察する。(~5月中旬 もっと遅くなる場合もある)
(※採集・回収した「種子」の個数により実生実験の方法は工夫してみる。多数の場合は、育苗プラグトレー、培養土(市販のもの)も検討してみる。)
【Step4】植木鉢に植え替える。
(10) 発芽してから、小さな鱗茎がふくらみ緑の部分が消えかかるまで観察して、土ポットごと植木鉢に植え替える。使用する土は市販の「花・野菜栽培用土」で可。(~6月中旬)
(※最初から、植木鉢、育苗プラグトレー、プランタン等で培養土を用いて実生実験をやっている場合は、このステップは省略可。ただし観察だけはしっかりやっておく。)
【Step5】「出葉」を観察する。
(11) 植木鉢の土のなかから葉が出てくるのを観察する。(9月中旬~)
(12)翌年の春、葉が枯れるまで観察する。
※もしその年に「出葉」しなくても植木鉢はそのままにしておく。
【Step6】花茎がのびてきて花が咲くのを待つ。
(13) 【Step5】の「出葉」観察を何年間か繰り返し、花茎がのびてくるのを待つ。
(14) 花茎がのびてきて開花すれば、実生実験は成功!! \(^O^)/
以上である。
※これまでに何年かかるだろう!?
●この「実生実験」から<わかったこと>をまとめておこう。
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※<わかったこと>の情報を多くの人と共有しよう。
途中の段階でも情報を共有していこう!!きっとそれが次なる自分の研究に役立つだろう。
情報は発信するところに集まる!!
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そして、今年ついに【Step6】まで来たのデアル!!
▼アタリマエに「卵を立てた」中谷宇吉郎先生は、「立春の卵」(青空文庫より)の最後にこう言っていた!!
何百年の間、世界中で卵が立たなかったのは、皆が立たないと思っていたからである。
人間の眼に盲点があることは、誰でも知っている。しかし人類にも盲点があることは、余り人は知らないようである。卵が立たないと思うくらいの盲点は、大したことではない。しかしこれと同じようなことが、いろいろな方面にありそうである。そして人間の歴史が、そういう瑣細(ささい)な盲点のために著しく左右されるようなこともありそうである。
まずもって「種子」をさがしてみよう。
なぜ今までみつからなかったのだろう!?
それは誰も、こんな時期にヒガンバナの「種子」をさがしたりしなかっただけかも知れない。
今一度、自分の眼で確かめてみよう。
(つづく)












































































































































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