« 2025年・ついに「種子」から育てたヒガンバナの花茎がのびてきた!!(2025/09/16) #ヒガンバナの種子 #3倍体 #不稔性 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会 | トップページ | 2025年・「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2025/09/17) #ヒガンバナ #自然結実 #ヒガンバナの種子 #日本ヒガンバナ学会 »

本日(2025/09/18)、第421回オンライン「寅の日」!! #天文と俳句 #traday #寺田寅彦

_dsc3614_20250918040801

▼「種子」から育てた実生ヒガンバナの蕾!!
 気づいてから一日経った!!
 11年もの歳月、このときを待ちながら次なる展開が楽しみでならなかった。
 花茎は44㎝までのびていた。
 真っ白だった蕾は、少し赤みを内包するようになってきた気がするが…
 さて!?

▼本日(2025/09/18)は、第421回オンライン「寅の日」である。
 9月のテーマは、オンライン句会「寅の日」の6年目スタートを記念して次のテーマとしていた。

【9月テーマ】「寅彦と俳句」

 二回目の本日は、「天文と俳句」を読む。
 
◆本日(2025/09/18)、第421回オンライン「寅の日」!!

●「天文と俳句」(青空文庫より)

▼我らが寅日子先生の「教え」の第二弾である。
 ボンコツ頭の私には、何度も何度も反芻作業が必要なようだ。
 読み返す度に、あらたな「発見」があった。それがまた楽しい!!
  いきなり俳句の本質が語られていた。

 季節の感じは俳句の生命であり第一要素である。此れを除去したものは最早俳句ではなくて、それは川柳であるか一種のエピグラムに過ぎない。俳句の内容としての具體的な世界像の構成に要する「時」の要素を決定するものが、此の季題に含まれた時期の指定である。時に無關係な「不易」な眞の宣明のみでは決して俳諧になり得ないのである。「流行」する時の流の中の一つの點を確實に把握して指示しなければ具象的な映像は現はれ得ないのである。

 「時の決定」については次のように語られていた。
無常な時の流れに浮ぶ現實の世界の中から切り取つた生きた一つの斷面像を、その生きた姿に於て活々と描寫しようといふ本來の目的から、自然に又必然に起つて來る要求の一つが此の「時の決定」であることは、恐らく容易に了解されるであらうと思はれる。花鳥風月を俳句で詠ずるのは植物動物氣象天文の科學的事實を述べるのではなくて、具體的な人間の生きた生活の一斷面の表象として此等のものが現はれるときに始めて詩になり俳句になるであらう。

  俳句に取つてそれ程に大事な季節を直接に指定する天文の季題の句にどんなものがあるかを點檢して見る。實際に統計して見た譯ではないが、兎も角も、私の此處で所謂天文に關する句の多數なことは明白な事實である。尤も、さういふ季題でも、一般の人々に實感の少ない特殊なもの、例へば虎が雨とか黄雀風とか云つたものは稀であるが、誰にでも濃厚な實感のある春雨とか秋風とかには古今を通じて非常に多數な句がある。此れは前述の理由から當然のことである。即ち季節の感じの最直接なものであり、あらゆる季節的連想の背景となりセットとなるものだからである。

 「不易流行」をこう語っていた。
要するに俳句は抽象された不易の眞の言明だけではなくて具體的な流行の姿の一映像でなければならない。其れが爲めには一見偶然的な他物との配合を要する、しかも其配合物は偶然なやうであつても、其配合によつて其處に或必然な決定的の眞の相貌を描出しなければならないのである。

 そして、あのコトバに行き着く。
此れは俳句が所謂モンタージュの藝術であることを明示する。

 <モンタージュ>!!

▼そして、実例を多くあげながら寅日子先生の「俳句論」を展開する。

さうして其れに習々たる秋風の感觸の加はつた場合に此等のあらゆる實感の複合系(コムプレキス)を唯十七字で云ひ盡くせと云はれたとして巧に此れを仕遂げ得る人は稀であらう。それをすら/\と云ひおほせたのが此句であると思ふ。それだから、凡ての佳い句がさうであるやうに、此句も亦一方では科學的な眞實を正確に捕へて居る上に、更に散文的な言葉で現はし難い感覺的な心理を如實に描寫して居るのである。

此の一例は、俳句といふものが映畫で所謂カッティングと同樣な藝術的才能を要するといふことの適例であらう。

 捨てやることのできないコトバが出てきた。
氣象學教科書に引用し得るものであらう。古人の句には往々かういふ科學的の眞實を含んだ句があつて、理科教育を受けた今の人のに、そのわりに少ないやうに思はれるのも不思議である。昔の人は文部省流の理科を教はらないで、自分の眼で自然を見たのである。

 「自分の眼で自然を見たのである。」さりげなく言いながら響いてくるのである。
 「教え」はこう要約されていた。
 要するに此處で所謂「天文」の季題は俳句の第一要素たる「時」を決定すると同時に「天と地の間」の空間を暗示することによつて、或は廣大な景色の描寫となり、或は他の景物の背景となる。

 11年の「時」を経た実生ヒガンバナ、今朝はどんな展開を見せているだろう!?

|

« 2025年・ついに「種子」から育てたヒガンバナの花茎がのびてきた!!(2025/09/16) #ヒガンバナの種子 #3倍体 #不稔性 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会 | トップページ | 2025年・「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2025/09/17) #ヒガンバナ #自然結実 #ヒガンバナの種子 #日本ヒガンバナ学会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2025年・ついに「種子」から育てたヒガンバナの花茎がのびてきた!!(2025/09/16) #ヒガンバナの種子 #3倍体 #不稔性 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会 | トップページ | 2025年・「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2025/09/17) #ヒガンバナ #自然結実 #ヒガンバナの種子 #日本ヒガンバナ学会 »