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2025年・「梅雨の空」を科学する(7) #梅雨 #梅雨前線 #Webテキスト #数値予報図 #渦度 #生兵法実践主義 #上がるとザアザア

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▼暑い!!
 あれっ!?梅雨前線が消えた!?
 でも やっぱり
 Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」(pdf版)をつづけてみよう。
 プロたちの「科学」も、自然のアタリマエが重なってできているはずだ。
 誰にもわかるから「科学」なんだ!!
 
5 数値予報図~渦度~

※数値予報天気図(気象庁)

を参照しながら、考えてみよう。
●極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図 ( 12時間毎 )
を開いておいて考えてみよう。

(1) 500hPa高度の基準高度はいくらぐらいだろう。
  5.700m !!

▼「渦度」!!新しいコトバに迷わされずにアタリマエを追求しよう。

(2) 「渦度」には「+正」と「-負」がある。
「低気圧」「高気圧」の渦はどちらだろう。

●北半球では
「+正渦度」=反時計回りの渦 → ( 低気圧)の渦
「-負渦度」=時計回りの渦 → (高気圧 )の渦

(3)「正渦度」のところは縦縞の実線で表されています。
  低気圧(L)、高気圧(H)の位置を確認してみよう。

▼アタリマエ重ねれば、徐々に「科学」に迫ってきますね!!

(4) 天気図に現われる「渦度」とは鉛直成分を表したものです。
「正渦度」のところの大気は上がっているでしょうか。それとも下がっているでし
ょうか。

●北半球では
「+正渦度」=反時計回りの渦 → 低気圧の渦→ 大気は「上がる 」
「-負渦度」=時計回りの渦 → 高気圧の渦 → 大気は「 下がる」

▼いよいよです。

(5)「地上気圧・風・降水量」の図を見て、「降水量」のいちばん多いところ(極)を
さがしてみよう。
それは「渦度」とはどんな関係になっているだろう。

a 「12・24時間予想」「36・48時間予想」「72時間予想」でも確かめてみよう。

「縦縞の実線」部→「正渦度」→大気「上がる」→→ <上がると ザアザア>

ここでも やっぱり!!
<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>

 いっぱい例外あるだろう!!
 でも、ざっくりと そう言えないかな!!
 繰り返し、繰り返し 使ってみよう!!

<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>

生兵法実践主義で!!


(つづく)

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