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本日(2024/12/31)、第399回オンライン「寅の日」!! #日本人の自然観 #traday #寺田寅彦

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▼今年は 「動く大地」を科学する をはじめた年だった。
 まだまだ途は半ばであった。
 しかし、たしかにふるさとの「大地」「自然」の見え方が変わってきた!!
 ひょっとしたら、私の「自然観」をも!?

▼本日(2024/12/31)は、第399回オンライン「寅の日」である。
 寺田寅彦は1935(昭和10)年、12/31に亡くなった。
 したがって本日は「寅彦忌」!!

 毎年「寅彦忌」には、特番オンライン「寅の日」として
 「日本人の自然観」を読むようにしてきた。
 
◆本日(2024/12/31)は、第399回オンライン「寅の日」!!

「日本人の自然観」(青空文庫より)


▼なぜ「寅彦忌」に「日本人の自然観」を読むのか。
 それにはわけがあった。
 この随筆が書かれたのは、最晩年(1935年)の7月、発表されたのは10月である。
 寅彦の随筆の集大成!!ここまでのすべてが含まれていた。
 私は勝手に、これを私たちに遺してくれた「遺言」だと思っている。

 なにしろ長編である。
 毎年焦点をあてるところを少しずつ変えて読んでいる。
 それでも共通するキーワードはあると思っている。

 われわれは通例便宜上自然と人間とを対立させ両方別々の存在のように考える。これが現代の科学的方法の長所であると同時に短所である。この両者は実は合して一つの有機体を構成しているのであって究極的には独立に切り離して考えることのできないものである。人類もあらゆる植物や動物と同様に長い長い歳月の間に自然のふところにはぐくまれてその環境に適応するように育て上げられて来たものであって、あらゆる環境の特異性はその中に育って来たものにたとえわずかでもなんらか固有の印銘を残しているであろうと思われる。

 「有機体」!!
 今年はやっぱりここが気になった。
 動かぬもののたとえに引かれるわれわれの足もとの大地が時として大いに震え動く、そういう体験を持ち伝えて来た国民と、そうでない国民とが自然というものに対する観念においてかなりに大きな懸隔を示しても不思議はないわけであろう。このように恐ろしい地殻(ちかく)活動の現象はしかし過去において日本の複雑な景観の美を造り上げる原動力となった大規模の地変のかすかな余韻であることを考えると、われわれは現在の大地のおりおりの動揺を特別な目で見直すこともできはしないかと思われる。

すなわち、日本の地殻構造(ちかくこうぞう)が細かいモザイックから成っており、他の世界の種々の部分を狭い面積内に圧縮したミニアチュアとでもいったような形態になっているためであろうと思われるのである。

 ひとつの結論として、こうまとめていた。
 これを要するに日本の自然界は気候学的・地形学的・生物学的その他あらゆる方面から見ても時間的ならびに空間的にきわめて多様多彩な分化のあらゆる段階を具備し、そうした多彩の要素のスペクトラが、およそ考え得らるべき多種多様な結合をなしてわが邦土を色どっており、しかもその色彩は時々刻々に変化して自然の舞台を絶え間なく活動させているのである。

▼ナラバどうする!?
 ここにひとつのヒントがあるのかも。

自然の神秘とその威力を知ることが深ければ深いほど人間は自然に対して従順になり、自然に逆らう代わりに自然を師として学び、自然自身の太古以来の経験をわが物として自然の環境に適応するように務めるであろう。前にも述べたとおり大自然は慈母であると同時に厳父である。厳父の厳訓に服することは慈母の慈愛に甘えるのと同等にわれわれの生活の安寧を保証するために必要なことである。

 たとえば、昔の日本人が集落を作り架構を施すにはまず地を相することを知っていた。西欧科学を輸入した現代日本人は西洋と日本とで自然の環境に著しい相違のあることを無視し、従って伝来の相地の学を蔑視(べっし)して建てるべからざる所に人工を建設した。そうして克服し得たつもりの自然の厳父のふるった鞭(むち)のひと打ちで、その建設物が実にいくじもなく壊滅する、それを眼前に見ながら自己の錯誤を悟らないでいる、といったような場合が近ごろ頻繁(ひんぱん)に起こるように思われる。昭和九年十年の風水害史だけでもこれを実証して余りがある。

しかるに現代の日本ではただ天恵の享楽にのみ夢中になって天災の回避のほうを全然忘れているように見えるのはまことに惜しむべきことと思われる。

 寅彦は最晩年まで警鐘を鳴らし続けていたのである。
 また次のような示唆的なことも述べていた!!
おそらく日本の自然は西洋流の分析的科学の生まれるためにはあまりに多彩であまりに無常であったかもしれないのである。
 現在の意味での科学は存在しなかったとしても祖先から日本人の日常における自然との交渉は今の科学の目から見ても非常に合理的なものであるという事は、たとえば日本人の衣食住について前条で例示したようなものである。その合理性を「発見」し「証明」する役目が将来の科学者に残された仕事の分野ではないかという気もするのである。

 実はもっともっと興味深いことを語っていた。
 他の人が読めば、
 ここが凄い!!
 ここが面白い!! もすぐたくさんみつかるはずだ。

 今年もゆく年・くる年はぜひ「寅の日」で!!

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【Web更新12/29】24-52 新・クラウド「整理学」試論 等 更新!!

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南天や実は今も花思ひたり 24/12/28撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】24-52
週末定例更新のお知らせ
 ついに今年最後の週末定例更新のお知らせだ。
 2024年52回目の「更新」をした!!
 「なかみ」の話は \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
 一回も欠けることなく「更新」できたということである。
 完全に「自画自賛」だが、このことを喜びたい!!

◆表紙画像集2024 更新 南天の実
 週末定例更新では、表紙画像(写真)を必ずかえて、自作の一句を添えるということにしてきた。
 かなり苦し紛れの「更新」もあったというのが、正直なところである。
 最後の「更新」は 「南天の実」にした。
 手持ちの歳時記では「秋」の季語となっていた。
 しかし、この表紙は2025年の新年になっても表紙だった。
 だから祝いの「赤い実」ということで、庭の「南天の実」とした。
 思い出すのは初夏の白と黄色の卵のような「花」のことだった。

◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 恒例としてきた【私の重大ニュース 2024】【私の読んだ本・ベスト18】【私の撮った写真・ベスト5】をまとめた。
 私自身がこの一年をふりかえるためのページ更新だった。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 この後、寅彦忌(12/31)は「日本人の自然観」を読む。
 今年も「ゆく年・くる年」は、「寅の日」で!!


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから39週目である。
 昼を過ぎても、薄い氷が残っていた!!
 泥のなかの蓮根は!?

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【私の撮った写真・ベスト5】2024!! #2024年 #写真

▼寅彦は写真について、次のようなことを言っていた。

 親譲りの目は物覚えが悪いので有名である。朝晩に見ている懐中時計の六時がどんな字で書いてあるかと人に聞かれるとまごつくくらいであるが、写真の目くらい記憶力のすぐれた目もまた珍しい。一秒の五十分の一くらいな短時間にでもあらゆるものをすっかり認めて一度に覚え込んでしまうのである。
 その上にわれわれの二つの目の網膜には映じていながら心の目には少しも見えなかったものをちゃんとこくめいに見て取って細かに覚えているのである。(「カメラをさげて」青空文庫より

 今年もいつもカメラを持ち歩き、「ヘタな鉄砲も」方式で写真を撮りまくった。
 あらためて「ベスト5」なんて言われると困ってしまう。
 
 blogにあげた写真のなかから【私の撮った写真・ベスト5】というかたちでピックアップしてみる。
 順番はあくまでblogにあげた順番である。
 2024年この一年間に私は何を見たのだろう!?

【その1】<2024/04/10 13:55>
 ビシャゴ岩(赤穂市)の上から見た瀬戸内海!!
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【その2】<2024/06/18 8:56>
 今年もいっぱいのジャガイモの実に出会った!!
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【その3】<2024/09/09 8:58>
 今年も種子から育てたコヒガンバナの花が咲いた。10年目7鉢も!!
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【その4】<2024/09/17 8:09>
 大賀ハス「あこがれの4日間」は6回訪れた。そして「実」も…
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【その5】<2024/11/28 14:05>
 野での「自然結実」ヒガンバナの観察!!あらたな群生地2カ所発見!!
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【次点】<2024/10/21 8:35>
 メランジュを求めて西分漁港へ、見たぞ太平洋!!
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 さあ、来年は何を見るだろう!?

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本日(2024/12/28)、第398回オンライン「寅の日」!! #凍雨と雨水 #traday #寺田寅彦

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▼降っているのは何だろう!?
 雨、雪、霙(みぞれ)、それとも…
 峠の方の空をながめているとそんなことを思う日が多くなった。
 この年末年始はどうだろう!?

▼本日(2024/12/28)は、第398回オンライン「寅の日」である。
 12月のテーマは、「寅彦と気象」である。

【12月テーマ】「寅彦と気象」

 本日はその三回目として、「凍雨と雨氷」を読む。
 年末年始の空を眺めながら読んでみよう。

◆本日(2024/12/28)は、第398回オンライン「寅の日」!!

「凍雨と雨氷」(青空文庫より)

▼年末の寒波がなかなか厳しそうだ。
 さてどんな天気になるだろう!?
 寅彦の最初のコトバが、なんとも新鮮に聞こえてくる。

 大気中の水蒸気が凍結して液体または固体となって地上に降るものを総称して降水と言う。

 そして、本題の「凍雨と雨氷」に入る。
  以上挙げたものの外に稀有(けう)な降水の種類として凍雨と雨氷を数える事が出来る。
 我邦(わがくに)では岡田博士に従って凍雨の名称の下に総括されているものの中にも種々の差別があって、その中には透明な小さい氷球や、ガラスの截片(せっぺん)のような不規則な多角形をしたものや、円錐形(えんすいけい)や円柱形をしたものもある。氷球は全部透明なものもあるが内部に不透明な部分や気泡を含んでいるものもある。北米合衆国の気象台で定めたスリート(sleet)というものの定義が大体この凍雨に相当している。

 そして「雨氷」は
 次に雨氷と称するものは、過冷却された雨滴が地物に触れて氷結するものである。これが降ると道路はもちろん樹木の枝でも電線でも透明な氷で蔽われるために、道路の往来は困難になり電線の被害も多い。蝙蝠傘(こうもりがさ)の上などに落ちて凍った雨滴を見ると、それが傘の面に衝突して八方に砕け散った飛沫がそのままの形に氷になっている。

 こういうのは「百聞は一見に如かず」だ。自分の目で確かめてみたいものだ。

▼これらは「どのようにして!?」を科学しているのが面白い。

これは南から来る暖かい風がこの境界線から地面を離れて中層へあがりその下へ北から来る寒風がもぐり込んでいるのだという事は、当時各地で飛揚した測風気球の観測からも確かめられている。そのために中層へは南方から暖かい空気が舌を出したような形になっている。この舌状帯下の部分に限って凍雨と雨氷が降っている事が分るのである。

 謎解きだけではなかった。
 こんな呼びかけもしていたのだ。
 我邦におけるこれらの現象の記録は極めて少数であるらしい。しかし現象の性質上から通例狭い区域に短時間だけしか降らないものだとすれば、降るには降っても気象学者の耳目に触れない場合もかなりあるかもしれない。それで読者のうちで過去あるいは将来に類似の現象を実見された場合には、その時日、継続時間、降水の形態等についての記述を、最寄(もより)の測候所なり気象台なり、あるいは専門家なりへ送ってやるだけの労を惜しまないようにお願いしたい。

これぞまさに、寅彦流シチズンサイエンスへの呼びかけだ!!

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第53回オンライン句会「寅の日」1月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼我らが寅日子先生も山茶花を詠んでいた。
 
 垣越しに山茶花散りし小溝かな (明治31-2年)
 山茶花や君在しゝ日さながらに (大正15年)

▼はやくも来年のオンライン句会の案内をする時期になっている。
 1月の月例会ではや第53回目になる。
 リアル「句会」を経験せぬままにオンラインではじめてしまったオンライン「句会」。
 今ではオンラインであることの利点をいかして、とても楽しいものになっている。
 あらたな年のあらたな展開を期待しつつ案内をする。

▼第53回オンライン句会「寅の日」1月例会の案内をあげておく。
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第53回オンライン句会「寅の日」1月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2025年1月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2025年1月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2025年1月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼あたらしい年!!
 あらたな取り組みにも挑戦してみたいですね。
 リアル「句会」実施の可能性についても検討したいですね。

 あなたもやってみませんか。

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【私の読んだ本・ベスト18】2024!! #2024年 #お薦め本

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▼年末恒例の【私の読んだ本・ベスト18】をあげてみる。
 リストアップするのは、この2024年一年間に【お薦め本】としてあげたもの18冊である。
 さすがに18冊ならべてみると圧巻だった。
 順番はあくまでここに【お薦め本】としてあげた順番である。

【その1】【お薦め本】『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』(荒木健太郎著 ダイヤモンド社)
 ・「雲見」をより豊かに楽しくしてくれる一冊だった!!


【その2】【お薦め本】『石は元素の案内人』(田中陵二 文・写真 福音館)
 ・あの著者が、「石」と「原子論」をツナイデくれた!!


【その3】【お薦め本】『科学実験 お楽しみ広場』(本間明信・小石川秀一・菅原義一 編集 新生出版)
 ・科教協 「お楽しみ広場」の歴史がココにある。


【その4】【お薦め本】『クモのイト』(中田兼介著 ミシマ社)
 ・ずっと「クモはすごい」を語ってくれるこんな本を待っていた!!


【その5】【お薦め本】『まちぶせるクモ 網上の10秒間の攻防』(中田兼介著 コーディネーター辻 和希 共立出版)
 ・プロの書いた最高の「クモ学」すすめ の書!!


【その6】【お薦め本】『ウマは走るヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学』 (本川達雄著 中公新書)
 ・私の「動く」を科学してみたくなったら読む本。


【その7】【お薦め本】『熊楠さん、世界を歩く。 冒険と学問のマンダラへ』(松居竜五著 岩波書店)
 ・南方熊楠をうんと身近に引き寄せてくれた本だ。面白い!!


【その8】【お薦め本】『ファラデーのつくった世界!』(藤嶋昭・落合剛・濱田健吾著 化学同人)
 ・居ながらにしてファラデーの「ロウソクの科学」を追体験できる!!


【その9】【お薦め本】『竹取工学物語』(佐藤 太裕著 岩波書店)
 ・身近な「竹」を徹底的に楽しく科学する。植物「竹」の見方がかわる!!


【その10】【お薦め本】『最高にすごすぎる 天気の図鑑』(荒木健太郎著 KADOKAWA)
 ・家でできる「大気の物理学」実験満載!!動画で個人レクチャーも。


【その11】【お薦め本】『変動する日本列島』(藤田和夫著 岩波新書)
 ・「近畿トライアングル」はここからはじまっていた。


【その12】【お薦め本】『日本列島の生い立ちを読む』(斎藤靖二著 岩波書店)
 ・「地質学」の基本の「き」から。「付加体」についても


【その13】【お薦め本】『プレートテクトニクスの拒絶と受容』(泊 次郎著 東京大学出版会)
 ・「プレートテクトニクス」の歴史の全容がみえてくる。現在進行形のあつい「科学史」!!


【その14】【お薦め本】『三つの石で地球がわかる』(藤岡換太郎著 講談社 ブルーバックス)
 ・「三つ」にこだわることによって、石の科学の全容が見えてくる。


【その15】【お薦め本】『うんこ虫を追え』(舘野 鴻 文・絵 福音館)
 ・「ふしぎ!?」を追うことの面白さ、楽しさを教えてくれる絵本。


【その16】【お薦め本】『新編 空を見る』(文 平沼洋司 写真 武田康男 ちくま文庫)
 ・名著中の名著の新編。文庫本化することにますます名著に!!


【その17】【お薦め本】『インターネット文明』(村井 純著 岩波新書)
 ・「インターネットの父」が、インターネットの今とこれからを熱く語る!!


【その18】【お薦め本】『今すぐ見上げたくなる! やさしい空と宇宙のはなし』(武田 康男・縣 秀彦 著 緑書房)
 ・空と宇宙のプロ達の「対話」が最高に面白く楽しい!!

 さあ、来年はどんな本に出会えるかな。

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【私の重大ニュース 2024】(5) #2024年 #blog #私の理科教師日記 #Webページ更新

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▼【私の重大ニュース 2024】もそろそろ終わりにしよう。

【その9】blogを書き続けた!!
 ・私の【理科教師日記】 を書き続けた。
 ・毎日更新を基本としながらも、今年はあえて「お休み」とした日もある。
 ・書き続けることを「日常」としたかったのだからそれを重大ニュースとするのも変なはなしだが…。
 ・https://rikadiary.cocolog-nifty.com/kusuda/  やっと「https://」とした!!
 ・何気なくつけたアクセスカウンターはまもなく「100万回!!」だ!!その後は!?


【その10】Webベージ更新を毎週つづけた!!
 ・週末定例更新を毎週つづけた。
 ・一週間をふりかえる、次の一週間を「展望」する。
 ・「なかみ」は置いといて、毎週更新できたことを喜びたい。

 さあ、来年はどんな重大ニュースになるかな。

(了)
 


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【私の重大ニュース 2024】(4) #2024年 #お薦め本 #理科の部屋

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▼【私の重大ニュース 2024】をつづける。

【その7】【お薦め本】をきっかけにあらたなヒューマンネットワークが拡がった!!
 【お薦め本】の紹介が、これまで以上に重要な意味をもつ年だった。
 本との出会いは、あらたな世界との「出会い」であり、人との「出会い」でもあった。
 ときには著者自らにコメントをもらったしてとてもうれしかった!!
 ツナガッタ!! と実感できた。
 アリガタイ!!


【その8】【理科の部屋】のあらたな展開を求めて!!
 【理科の部屋】は32年目の歩みに入っている。
 理科教育コミュニティの「不易流行」を!!

 ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!
 ホンモノの「不易」は、「流行」を創造する!!

(つづく)

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【Web更新12/22】24-51 新・クラウド「整理学」試論 等 更新!!

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冬枯れやこの一年を想い出し 24/12/21撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】24-51
週末定例更新のお知らせ
 2024年ラスト2回の週末定例更新である。
 「なかみ」の話は置いといて、ともかく「更新」ダ!!
 「更新」することにこそ、意味を見出そうする一年だった。
 ラスト2回 
 ゆっくり 急ごう!! 

◆表紙画像集2024 更新 枯紫陽花 冬枯れ
 「枯〇〇」という季語。けっこうあるものだ!!
 しかし、不思議と「枯紫陽花」というのがない。どうしてだろう!?
 けっこうみごとなものなんだが。
 「生」紫陽花の季節を思い出しながらこの一年をふりかえってみた。

◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 今年も恒例の【私の重大ニュース2024】をはじめた。
 これを書くためにこの一年の「歩み」をblogの記録でふりかえってみた。
 「ものごとは、記憶せずに記録する。」というウメサオのコトバを痛感する!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 12月テーマ「寅彦と気象」
 1月テーマ「寅彦と防災減災」
 寅彦忌(12/31)「日本人の自然観」、今年もゆく年・くる年は「寅彦」で!!


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから38週目である。
 観察池の氷の張り具合で、「大気の物理学」を科学する。
 科学する はいつでも楽しいものだ!!

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【私の重大ニュース 2024】(3) #2024年 #ヒガンバナ研究 #クモ学 #コウガイビル #大賀ハス

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▼まだまだつづけよう。【私の重大ニュース 2024】!!

【その5】ヒガンバナ研究を続けた!!
 いろいろその条件が悪くなってきた。
 しかし、この歩みをとめるわけにはいかない。
 この「ふしぎ!?」を置き去りにするわけにはいかない。
 なにしろ こんなに面白いことを!!

◆【ヒガンバナ情報2024】
・10年目の実生コヒガンバナは、今年も咲いた!!
・「自然結実」ビカンバナは今年も「種子」をつくった!!
・実生ヒガンバナ実験はまだまだつづく。


【その6】クモ学・コウガイビル・大賀ハスの「ふしぎ!?」はつづく!!
 「ふしぎ!?」はまだまだつづく。
 だから面白い!!来年はどんな「ふしぎ!?」と出会えるかな!?

◆「クモ学」のすすめ

◆「コウガイビル」を追う

◆【大賀ハス観察日記】

(つづく)

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【私の重大ニュース 2024】(2) #2024年 #ビシャゴ岩 #玄武洞 #山陰海岸ジオパーク #オンライン寅の日

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▼【私の重大ニュース 2024】をつづける。

【その3】ビシャゴ岩・玄武洞・山陰海岸ジオパークに行った!!
 「動く大地」を科学する に関連して、気になるところへ動いてみた。
 無手勝流で「動いて学ぶ」を流儀としてきた私としては、少し残念な状況となってきたが…。

<ビシャゴ岩>
ビシャゴ岩(赤穂市)に登った!! #赤穂カルデラ #コールドロン #白亜紀後期 #溶結凝灰岩 #深成岩 #花崗岩 #ホルンフェルス

<玄武洞>
やっと玄武洞を訪ねた!!(1) #玄武洞 #火山活動 #マグマ #柱状節理 #六角形 #玄武洞公園 #清龍洞
やっと玄武洞を訪ねた!!(2) #玄武洞 #玄武洞ミュージアム #松山基範 #松山逆磁極期 #プレートテクトニクス
やっと玄武洞を訪ねた!!(3) #玄武洞 #玄武洞ミュージアム #松山基範 #松山逆磁極期 #チバニアン #寺田寅彦 #円山川 #山陰海岸ジオパーク

<山陰海岸ジオパーク>
新温泉町・山陰海岸ジオパーク館を訪れた!!(1) #新温泉町 #山陰海岸 #ジオパーク #日本海形成 #プレートテクトニクス
新温泉町・山陰海岸ジオパーク館を訪れた!!(2) #新温泉町 #山陰海岸 #ジオパーク #日本海形成 #プレートテクトニクス


【その4】オンライン「寅の日」・オンライン句会「寅の日」を継続した!!
 オンライン「寅の日」は、13年目。ついに400回に迫ってきた。
 オンライン句会「寅の日」は、現在第52回月例会実施中である。
 ともかく継続してきているということは、やっぱり重大ニュースだ。

◆オンライン「寅の日」

(つづく) 

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【私の重大ニュース 2024】(1) #2024年 #土佐の寅彦詣 #科学する #動く大地 #天気の変化

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▼恒例としてきた【私の重大(十大)ニュース】をはじめる。
 何をピックアップするかはきわめて気儘なものである。

【その1】「土佐の寅彦」詣を再開した!!
 コロナ禍などで少しご無沙汰していた「土佐の寅彦」詣を再びはじめた!!
 私にはこれがトップにあげたいニュースだった。
 4月(12回目)と10月(13回目)にあった。

●4月(12回目)
久々の「土佐の寅彦」詣は最高!!(1) #土佐の寅彦 #寺田寅彦記念館友の会 #X線結晶学 #ラウエ斑点 #花物語
久々の「土佐の寅彦」詣は最高!!(2) #土佐の寅彦 #寺田寅彦銅像 #高知県立文学館 #高知地方気象台遠隔露場 #墓所

●10月(13回目)
2024年秋・「土佐の寅彦」詣(1) #土佐の寅彦 #寅彦の銅像 #高知県立文学館 #寺田寅彦記念室 #traday #寺田寅彦
2024年秋・「土佐の寅彦」詣(2) #土佐の寅彦 #寺田寅彦記念館 #秋季研究会 #連句の方則 #高知地方気象台露場
2024年秋・「土佐の寅彦」詣(3) #土佐の寅彦 #ブラタモリ #西分漁港 #メランジュ #チャート #プレートテクトニクス


【その2】「科学する」シリーズ続けた!!
 私自身が「科学」を楽しむための「科学する」シリーズ。
 今年は2つの「科学する」を楽しんだ。
 「天気の変化」を科学する と 「動く大地」を科学する である。

「天気の変化」を科学する をページ化した!! #科学する #天気の変化
「動く大地」を科学する をページ化した!! #科学する #動く大地

(つづく)

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2025年1月のオンライン「寅の日」は #防災減災 #traday #寺田寅彦

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 「天災は忘れられたる頃来る」
 
 寅彦が鳴らし続けた警鐘は、90年の時空を越えて今も響いてくる!!

▼2025年1月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期である。
 2025年は寅彦没後90年の年である。警鐘に耳を傾ける年としたい、そんな意味で1月のテーマをつぎのようにしたい。

【1月テーマ】「寅彦と防災・減災」

 2025年1月のオンライン「寅の日」は2回ある。

■2025年1月のオンライン「寅の日」!!
◆第400回オンライン「寅の日」 …1/09(木)
◆第401回オンライン「寅の日」 …1/21(火)

▼寅彦は最晩年の3年間にたてつづけに次なる3つの随筆を発表した。
・1933(昭和8)年 「津浪と人間」 
・1934(昭和9)年 「天災と国防」
・1935(昭和10)年 「日本人の自然観」
 私は勝手にこの3つの随筆を、「寅彦の防災・減災3部作」とよんでいた。
 「日本人の自然観」は今年も寅彦忌(12/31)に読む。
 残る2つをこの1月に読みたい。
 400回記念としては「天災と国防」をぜひ読みたい。

■2025年1月のオンライン「寅の日」!!
◆第400回オンライン「寅の日」 …1/09(木)「天災と国防」(青空文庫より)
◆第401回オンライン「寅の日」 …1/21(火)「津浪と人間」(青空文庫より)

▼1.1 能登半島地震から1年!!
 1.17 阪神淡路大震災から30年!!
 400回記念の企画もいろいろ考えてみたが、誰もが今すぐできることとして、オンライン「寅の日」で「天災と国防」を読むこととした。
 ぜひいろんな意見・感想を。

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【Web更新12/15】24-50 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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実ふたつの寄り添いにけり藪柑子 24/12/14@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】24-50
週末定例更新のお知らせ
 ついに来た!!
 2024年50回目の週末定例更新である。
 もう今年もカウントダウンの時期を迎えた。
 「課題」もいっぱいある それも確かだ!!
 しかし、
 「できたこと」も多い!! それをリストアップしてみよう!!
 
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2024 更新 藪柑子
 竹薮の入り口に、ひっそりとしかしあでやかに藪柑子の赤い実が居た。
 ふたつの実は寄り添っていた。
 思い出すのは、寅彦の墓所の藪柑子だ!!
 藪柑子はきっと寅彦のお気に入りだったにちがいない。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 自分が出会ったお気に入り本を【お薦め本】にあげることも、サイエンスコミュニケーターとしてのだいじな「仕事」だと思っている。
 今年は、ずいぶんたくさんの【お薦め本】をあげた。
 「科学する」シリーズで、自分自身で「科学」を楽しむのもサイエンスコミュニケーターの「役割」かも。
 ・「動く大地」を科学する
 ・「天気の変化」を科学する

◆「動く大地」を科学する 更新!!
 まだまだ続けるつもりである。
 ページ化することによって、「これから」をみつけていくつもりである。

◆「天気の変化」を科学する 更新!!
 「上がるとザアザア」から、Webテキスト『天気の変化』試案までをページ化した。
 続編は、次なる展開があったときはじめたい。


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから37週目だ。
 観察池にうすい氷がみられるようになった!!
 氷の模様の観察も楽しいものである。

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本日(2024/12/16)、第397回オンライン「寅の日」!! #伊吹山の句について #traday #寺田寅彦

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 「生野峠越えるときは弁当忘れても傘忘れるな。」

 そんなシーズンがやってきた!!
 日本海を渡って、生野峠を越えてやって来る風は冷たかった。
 生野峠越えるときには、「上がるとザアザア」いや「上がるとシンシン」で雪を降らせた。
 ときには、こぼれてくる雪も。
 
▼本日(2024/12/16)は、第397回オンライン「寅の日」である。
 12月のテーマは、「寅彦と気象」である。

【12月テーマ】「寅彦と気象」

 本日はその二回目として、「伊吹山の句について」を読む。
 伊吹山の気象と「俳句」なかなか興味深い随筆である。

◆本日(2024/12/16)は、第397回オンライン「寅の日」!!

●「伊吹山の句について」(青空文庫より)

▼なかなか興味深いはじまりだった。

  千川亭(せんせんてい)

おりおりに伊吹いぶきを見てや冬ごもり

という句について、この山の地勢や気象状態などが問題になっていて、それについていろいろ立ち入った研究があったようである。私もこの問題については自分の専門の学問のほうからも特別の興味を感じたので、それについての私の考えを、その後小宮(こみや)君に話した事があった。

 
 芭蕉のこの一句からの「こだわり」はみごとなものだった。
 実に面白い!!
 私がこの句に対して特別な興味を感じたのにはもう一つの理由がある。学生時代の冬休みに、東海道を往復するのに、ほとんどいつでも伊吹山付近で雪を見ない事はなかった。神戸(こうべ)東京間でこのへんに限って雪が深いのが私には不思議であった。現に雪の降っていない時でも伊吹山の上だけには雪雲が低くたれ下がって迷っている場合が多かったように記憶している。その後伊吹山に観測所が設置された事を伝聞した時にも、そこの観測の結果に対して特別な期待をいだいたわけであった。

 いつも「ふしぎ!?」を置き去りにしない寅彦がここにもいた。
 「ふしぎ!?」は次なる展開をもたらす。
 冬季における伊吹山(いぶきやま)地方の気象状態を考える前には、まずこの地方の地勢を明らかにしておく必要がある。琵琶湖(びわこ)の東北の縁にほぼ平行して、南北に連なり、近江(おうみ)と美濃(みの)との国境となっている分水嶺(ぶんすいれい)が、伊吹山の南で、突然中断されて、そこに両側の平野の間の関門を形成している。伊吹山はあたかもこの関所の番兵のようにそびえているわけである。大垣(おおがき)米原(まいばら)間の鉄道線路は、この顕著な「地殻ちかくの割れ目」を縫うて敷かれてある。

 さらに寅彦の「科学する」は続くのである。
 問題の句を味わうために、私の知りたいと思った事は、冬季伊吹山で雨や雪の降る日がどれくらい多いかという事であった。それを知るに必要な材料として伊吹山および付近の各地測候所における冬季の降水日数を調べて送ってもらった。その詳細の数字は略するが、冬期すなわち十二月一月二月の三か月中における総降水日数を、最近四か年について平均したものをあげてみると、次のようである。

 「科学する」とは!?
 なんと示唆的なことか。

▼「ふしぎ!?」の謎解きは「科学する」にツナガル!!

 何ゆえにこのような区域に、特に降水が多いかという理由について、筒井氏の説を引用すると、冬季日本海沿岸に多量の降雨をもたらす北の季節風が、若狭近江の間の比較的低い山を越えて、そして広い琵琶湖上(びわこじょう)から伊勢湾(いせわん)のほうへ抜けようとする途中で雪を降らせるというのであるらしい。特に美濃近江の国境の連山は、地形の影響で、上昇気流を助長し、雪雲の生成を助長するのであろう。

 おおっ!!
 これぞまさに「上がるとザアザア」「上がるとシンシン」だ!!
 そして、芭蕉の一句の鑑賞にもどる。
 以上の事実を予備知識として、この芭蕉の句を味わってみるとなると「おりおりに」という初五文字がひどく強く頭に響いて来るような気がする。そして伊吹の見える特別な日が、事によると北西風の吹かないわりにあたたかく穏やかな日にでも相当するので、そういう日に久々で戸外にでも出て伊吹山を遠望し、きょうは伊吹が見える、と思うのではないかとまで想像される。そうするとまたこの「冬ごもり」の五字がひどくきいて来るような気がするのである。

 オミゴト!!


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「天気の変化」を科学する をページ化した!! #科学する #天気の変化

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▼「天気の変化」と聞けば、必ず思い出すこだわりのフレーズがあった。
 「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」
 である。その源流をさぐってみた。

●「日本理科教育史」をプロットする!!(54) #天気の変化 #上がるとザアザア #理科教室 #中原正木

▼ここからはじめて、Webテキスト『天気の変化』試案づくりまでの過程を「科学する」シリーズのひとつとしてとりくんだ。
 ここで、あらためてページ化してみた。

◆「天気の変化」を科学する

▼5つの試案をつくるところまでで終わっていた。

●Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』
●Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」(pdf版)
●Webテキスト試案「アメダス」(PDF版)
●Webテキストミニ試案「エマグラム~エマグラム鉄道物語~」
●Webテキストミニ試案「ウィンドプロファイラ(風の横顔)」

▼さてこの後に、「天気の変化」を「科学する」どんな楽しみがあるだろう!?
 今後あらたな展開がはじまったとき、この続編に挑戦してみたい。
 毎日の「雲見」を楽しみながら…。

 さて、今日の「雲見」は!?

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「動く大地」を科学する をページ化した!! #科学する #動く大地

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▼今年も自分自身が「科学する」ことを楽しむためにいくつかのシリーズをすすめた。
 そのひとつに
●「動く大地」を科学する
 がある。はじめたのは2024/03/06であった。
▼現在も継続中である。
 これからも続けて行くつもりである。
 どこまで来ているのか?
 今の「課題」はなにか?
 いつでも自分ですぐそれを確認するためにページ化してみた。

◆「動く大地」を科学する
 
▼ただblogに書いたことにリンクしただけである。
 こうしておけば、どこからでも「再開」できるのではと。
 
 参考文献・資料の欄には、【お薦め本】を中心として参考させてもらったものをリストアップしてみた。
 参考させてもらったWebページへのリンクはこれからもっと充実したものにしたい。

▼自分自身の「継続」のためと言いながらも、多くの人にご意見・情報をいただきたい!!
 それが本音かもしれない。

 情報は発信するところに集まる!!

 は今も有効か!? 

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【お薦め本】『今すぐ見上げたくなる! やさしい空と宇宙のはなし』(武田 康男・縣 秀彦 著 緑書房)

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 賢治の「雲見」!!
 と
 寅彦の【宇宙見物】!!

 それらが私の究極の道楽である。
 それらはいずれも空を見上げるところからはじまる。
 自然観察のはじまるところ
 空は「気象」と「天文」が交叉するところ
 ツナガッテいるところ

▼ その面白さをより豊かにふくらませてくる本が出た!!
それが今回の【お薦め本】である。

◆『今すぐ見上げたくなる! やさしい空と宇宙のはなし』(武田 康男・縣 秀彦 著 緑書房 2024.11.20)

 面白そうな企画だな。
 と思って、手に取ってみて読み始めるととまらなかった。
 想像していた以上の面白さだった!!
 いっぱいお薦めポイントがあって書き切れるものではない。
 話があまりに拡散してしまわないように、いつものように3つに絞っておこう。
 
 (1)プロ達の「対話」形式の科学がわかりやすく面白い!!
 (2)画像(写真)・資料が豊富に記載されている!!
 (3)空と宇宙の最新情報がわかり、「対話」に参加してみたくなる!!

▼では、ひとつずつ少しだけくわしく
(1)プロ達の「対話」形式の科学がわかりやすく面白い!!
それぞれの分野で活躍中の著名なお二人の「対話」形式のコラボ!!
 誰が企画されたんだろう!?
 もうそれだけで、特別「企画賞」もんだ。
 「対話」形式の展開は、単独の著者の展開ではなかなか見られない面白さがあった。
 それにとてもわかりやすい!!
 お二人とも、元高校の先生だ!!
 どこかで「わかりやすく」「面白く」「楽しく」伝えるを意識されているように思った。 全編を通して「授業」を参観させてもらっているような気分になった。
 アリガタイ!!
 その問答のすべてが面白かったが、ひとつだけあげるとするなら、私はここがいちばん面白かった。

 ・どうして緑色の星がない?
 (武田) 気象では虹にはもちろん緑があるし、彩雲やグリーンフラッシュという緑色の現象が結構あります。緑色に見える現象はすごく貴重ですが、確かにある。
 一方、天文の本や、教科書に出てくる星の色を見ると、白っぽい星、青白い星、青っぽい星、赤っぽい星、オレンジ色の星、黄色の星がありますが、緑色がない。実は小さい頃に、このことがすごく疑問だったんです。当時はいろいろ調べても、誰に何を聞いてもちゃんと答えてくれる人がいませんでした。
 ぜひ、緑色がない理由を縣さんに教えていただきたいと思います。今も、当時の私と同じように思っている人がいるんじゃないでしょうか。「どうして緑色の星がないの?」って。(同書P112より)

 この後の縣さんの展開が凄かったです。
・星と温度と色の関係
・コペルニックス、ケプラー、ニュートンの時代
・写真の発明と天体分光学
・分光すると何が分かるか(組成、運動、温度)
 と「天文学の歴史」そのものまで話が及び、そしてこう答えているのです。
・「緑色の星がない理由」の答え
(縣) さて、緑色の星のないのはなぜか。この答えはというと、「緑色だけで光っている星がないから」です。
 仮に、……」(同書P117より)

  後は実際に本書を手にとって読んでみてください。
  実にうまい!! 
  このように唸ってまう箇所がいくつもありました。

(2)画像(写真)・資料が豊富に記載されている!!
 「対話」の展開もさることながら、使用されている画像(写真)・資料も的確で美しいです。
 「対話」のテーマにピッタリのものが選ばれています。
  さすがです。
 「空の探検家」=武田康男さんの撮りためた膨大な写真から選りすぐられたねのだからでしょう。
 国立天文台の縣秀彦さんならでは資料は説得力をもっています。
 特に興味深かったのは次です
  
  フォーカス②
空と宇宙の見た目が似た現象 (同書P80より)
・雲と星雲
・飛行機雲と彗星
・レンズ雲(笠雲)とレンズ状銀河
・台風と銀河
・竜巻と宇宙ジェット
・大気の風と太陽風
・地球と宇宙空間
・地球の夕焼けと火星の夕焼け
・地球と地球に似た星

 特に「火星の夕焼け」は必見!!なぜ!?

▼最後のポイントに行きましょう。
(3)空と宇宙の最新情報がわかり、「対話」に参加してみたくなる!!
 最前線で活躍中のお二人の「対話」は、空と宇宙の最新情報を教えてくれます。
 教科書にはのっていない切り口で、空と宇宙の「ふしぎ!?」にせまります。
  私にとって特に「目からウロコ」だったのは2つあった。
・天文と気象の異なる時間のとらえ方(同書P108)
・天球と透明半球(同書P119)

  「これから」についてもお二人がたいへん興味深いことを語っておられます。
 

 (武田)…SNSは気になる人の目にとまりやすいですし、自然に参加型の活動ができてくるのではないかと思っています。
こういった活動は、ハードルが高いことではないと思いますが、誤った情報を出さないことには気を付けなければいけませんね。あとは写真を変に加工したりしないことでしょうか。
 きちんと記録して、科学的に正しい情報を出せば、新しい科学の方法が生まれると思います。みんなが研究者になれる。雪の結晶や低緯度オーロラなど、できるものからシチズンサイエンスは始められます。(同書P126より)

(縣)…スーパーコンピュータやAIが発達していけば、まだ知られていない宇宙の姿が見えてくるかもしれない。気象現象もそうかもしれませんね。今はそういう時代の過渡期にいるはずです。宇宙や気象の理解も、100年後には全く変わっているかもしれません。(同書P133より)

 思わずお二人の「対話」に参加してみたくなりますね。
 毎日の「雲見」と【宇宙見物】が益々楽しくなりそうだ!!

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【Web更新12/8】24-49 オンライン「寅の日」等 更新!!

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目立たぬやゆつくり急ぐ枇杷の花 24/12/06@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】24-49
週末定例更新のお知らせ
 その一週間に書いたblogを関連するWebページに貼り付ける(リンクする)だけというきわめて単純な作業を、私はそれを「週末定例更新」とよんでいた。表紙画面には一週間でいちばん気に入った画像を貼り付け一句を詠む。
 今週はめずらしくblogもとぎれがちになった。
 それもまたこの一週間のようすを「記録」したものといえよう。

◆表紙画像集2024 更新 枇杷の花
 急転直下、寒さがきびしい日がつづくようになった。
 目立たぬがみごとな防寒対策をとった枇杷の花が咲き始めた!!
 この花を見ていると、「師走」を感じるなあ。
 あの枇杷の実は来年のいつだろう!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 12月のテーマは「寅彦と気象」である。
 「雲見」の賢治、【宇宙見物】の寅彦 は勝手な思い込みだった。
 寅彦の「雲見」も半端ではなかった。
 
◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 今年のはじめに取り組んだ 「天気の変化」を科学する を抽出して、「科学する」シリーズでペーシ化を計画している。
 さて、今年中に間に合うかな。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから36週目である。
 観察池にはまだ「初氷」はみられない。
 それは いつ !?

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本日(2024/12/04)、第396回オンライン「寅の日」!! #茶わんの湯 #traday #寺田寅彦

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▼名随筆も朗読を聴きながら読むとなおいっそう深く味わうことができる。
 そんな気がするのだった。
 寅彦ファンにとってとてもありがたいものがあった。
 高知県立文学館の「MOVIE」で寺田寅彦の4つの随筆の朗読を聴くことができる。
「茶わんの湯」
「電車の混雑について」
「金米糖」
「藤の実」

▼本日(2024/12/04)は、第396回オンライン「寅の日」である。
 12月のテーマは、「寅彦と気象」である。

【12月テーマ】「寅彦と気象」

 本日はその一回目として、名作「茶わんの湯」を読む。
 ぜひ前記の朗読を聴きながら読んでみることをおすすめする。

◆本日(2024/12/04)は、第396回オンライン「寅の日」!!

●「茶わんの湯」(青空文庫より)


▼子ども向けに書かれた元祖「科学読み物」だ!!
 それは書き出しの一文でも納得するところである。

 ここに茶わんが一つあります。中には熱い湯がいっぱいはいっております。ただそれだけではなんのおもしろみもなく不思議もないようですが、よく気をつけて見ていると、だんだんにいろいろの微細なことが目につき、さまざまの疑問が起こって来るはずです。ただ一ぱいのこの湯でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい見物(みもの)です。

 そして、ついついその世界に引き込まれていくのです。
 第一に、湯の面からは白い湯げが立っています。これはいうまでもなく、熱い水蒸気が冷えて、小さな滴になったのが無数に群がっているので、ちょうど雲や霧と同じようなものです。この茶わんを、縁側の日向(ひなた)へ持ち出して、日光を湯げにあて、向こう側に黒い布でもおいてすかして見ると、滴の、粒の大きいのはちらちらと目に見えます。

 そして、自分でもいろいろやってみる「科学のすすめ」があります、
 茶わんから上がる湯げをよく見ると、湯が熱いかぬるいかが、おおよそわかります。締め切った室(へや)で、人の動き回らないときだとことによくわかります。熱い湯ですと湯げの温度が高くて、周囲の空気に比べてよけいに軽いために、どんどん盛んに立ちのぼります。反対に湯がぬるいと勢いが弱いわけです。湯の温度を計る寒暖計があるなら、いろいろ自分でためしてみるとおもしろいでしょう。もちろんこれは、まわりの空気の温度によっても違いますが、おおよその見当はわかるだろうと思います。

 いよいよ本格的に「渦」の問題にもふれていきます。
 そして、「自然」のなかで「渦」へと発展して行きます。
 次に湯げが上がるときにはいろいろの渦(うず)ができます。これがまたよく見ているとなかなかおもしろいものです。線香の煙でもなんでも、煙の出るところからいくらかの高さまではまっすぐに上りますが、それ以上は煙がゆらゆらして、いくつもの渦(うず)になり、それがだんだんに広がり入り乱れて、しまいに見えなくなってしまいます。茶わんの湯げなどの場合だと、もう茶わんのすぐ上から大きく渦ができて、それがかなり早く回りながら上って行きます。

そして時々大きな渦ができ、それがちょうど竜巻(たつまき)のようなものになって、地面から何尺もある、高い柱の形になり、非常な速さで回転するのを見ることがあるでしょう。
 茶わんの上や、庭先で起こる渦のようなもので、もっと大仕掛けなものがあります。それは雷雨のときに空中に起こっている大きな渦です。

しかしまた見方によっては、茶わんの湯とこうした雷雨とはよほどよく似たものと思ってもさしつかえありません。

▼一杯の「茶わんの湯」でここまで発展していくとは驚くばかりである。
 まだまだあった。

ちょっと見ただけではまるで関係のないような事がらが、原理の上からはお互いによく似たものに見えるという一つの例に、雷をあげてみたのです。
 湯げのお話はこのくらいにして、今度は湯のほうを見ることにしましょう。

 そして「対流」へと話が進む。
そうなると、茶わんに接したところでは湯は冷えて重くなり、下のほうへ流れて底のほうへ向かって動きます。その反対に、茶わんのまん中のほうでは逆に上のほうへのぼって、表面からは外側に向かって流れる、だいたいそういうふうな循環が起こります。よく理科の書物なぞにある、ビーカーの底をアルコール・ランプで熱したときの水の流れと同じようなものになるわけです。これは湯の中に浮かんでいる、小さな糸くずなどの動くのを見ていても、いくらかわかるはずです。

 これもまた屋外の「自然界」に話が進む。
 日の当たった壁や屋根をすかして見ると、ちらちらしたものが見えることがあります。あの「かげろう」というものも、この茶わんの底の模様と同じようなものです。「かげろう」が立つのは、壁や屋根が熱せられると、それに接した空気が熱くなって膨脹してのぼる、そのときにできる気流のむらが光を折り曲げるためなのです。

 さらにはダイナミックな「大気の循環」へと発展する。
これと同じような気流の循環が、もっと大仕掛けに陸地と海との間に行なわれております。それはいわゆる海陸風と呼ばれているもので、昼間は海から陸へ、夜は反対に陸から海へ吹きます。少し高いところでは反対の風が吹いています。

 そして、最後のしめくくりはこうだ!!
 茶わんの湯のお話は、すればまだいくらでもありますが、今度はこれくらいにしておきましょう。


 これぞ100年以上前に書かれた「科学読み物」の金字塔である!!

※併せてぜひ読んでおきたい中谷宇吉郎の随筆がある。

◆「茶椀の湯」のことなど (中谷宇吉郎)(青空文庫より)


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2024年12月(師走)の俳句「歳時記」!! #俳句 #歳時記 #オンライン句会

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▼寅日子先生は、俳句の鑑賞について「思い出草」(青空文庫ょり)のなかで、次のように語っていた。

 俳句がいわゆる「不易」なものの一断面「流行」の一つの相を表現したものである以上、人の句を鑑賞する場合における評価が作者と鑑賞者との郷土や年齢やの函数(かんすう)で与えられるのは当然であろう。これは何も俳句に限ったことでもないと思われる。

▼さあ、今月も名句の鑑賞 より<俳句修業>をはじめよう!!
 名句の参考にさせてもらうのは、いつものように

◆NHK「俳句」 テキスト

である。ここより巻頭の名句10句を引用させてもらう。

(1) がうゝと深雪の底の機屋かな 皆吉爽雨
(2) 今朝よりは師走を刻む大時計 蓬田紀枝子
(3) 万両や暦日めぐること速し 岸 風三樓
(4) 顔見世の楽屋入りまで清水に 中村吉右衛門
(5) 山国の虚空日わたる冬至かな 飯田蛇笏
(6) 朧月や錦市場に鯛の粗 岡井省二
(7) 跳ぶさまで止る聖夜の赤木馬 秋元不死男
(8) 寒すばる光ふれあふ音降り来 檜山哲彦
(9) またひとり海を見に出る年忘 黛 執
(10) また一つ風の中より除夜の鐘 岸本尚毅

▼次はシロウトの勝手な<選句>である!!
 名句ばかりだから、<選句>の作業も迷うばかりだ。
 しかし、これもまたけっこう楽しいもんだ。
 
【私の選んだ名句ベスト3】

(5) 山国の虚空日わたる冬至かな 飯田蛇笏
(8) 寒すばる光ふれあふ音降り来 檜山哲彦
(3) 万両や暦日めぐること速し 岸 風三樓

【次点】

(10) また一つ風の中より除夜の鐘 岸本尚毅

【選評】
・「虚空日わたる」が気に入ってしまった。イメージする景があった!!
・寒いが【宇宙見物】に最高の季節がやってきた。
・今年も「句めくりカレンダー」を注文した。「速し」は実感である。

・またその日がやってくる。その日は「寅彦忌」でもあった。

▼人の句を鑑賞することは、実に面白い作業である。
 同じ句でも、ひとによってまったく鑑賞のしかたが変わる。
 それがまた面白い!!
 ときには、詠んだ本人の意図とはまったくちがう鑑賞もでてくる。
 そのことによって、詠んだ世界が膨らんでいくようで楽しい!!

●第52回オンライン句会「寅の日」12月例会案内!! 


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【Web更新12/1】24-48 サイエンスコミュニケーター宣言等 更新!!

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枯蓮や光底までビオトープ 24/11/30撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】24-48
 週末定例更新のお知らせ
 いよいよ師走である!!
 忙しさでこころを心を亡ぼすことなかれ。
 と思っていても、どこかこころ忙しいのが 「師走」
 もともとゆっくりすぎる私だが あえて自分に声かけをしていこう。
 ゆっくり ゆっくり 急げ!! と。

◆表紙画像集2024 更新 枯蓮
 一年間季節を問わずつきあっている「大賀ハス観察池」。
 すっかり枯蓮ばかりなってしまった。
 それでもやっぱり気になる観察池だ。
 これからは、私の「マイビオトープ」としての役割もはたしてくれた。
 「初氷」もここで観察したいものだ。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 ずいぶん久しぶりに私の「鉄ものがたり」をふりかえる機会があった。
 やっぱり面白い!!
 ここには 「科学」がある。
 まだまだつづけたい物語だ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン「寅の日」から派生してはじまったオンライン句会「寅の日」。
 やっぱりオンラインであることにこだわり続けるのだった。
 寅彦忌のある月だ。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性 !? 更新!!
 「雲見」【宇宙見物】は究極の道楽である。
 いくらながめていても飽きることはない。
 「大気の物理学実験室」に暮らす私たちにとっては「自然観察」の第一歩だ!!

 
  「大賀ハス観察池」は蓮根の植え替えから35週目だ。
  泥の底に眠る「蓮根」は大きくなっているだろうか!?
  来年の春が楽しみである。

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2024年12月(師走)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼ついに 12月(師走)だ。
 12月の「雲見」を予想する前に11月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダー(理科ハウス)でふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    9     
・巻雲    2 
・巻積雲   0 
・巻層雲   0     
・高積雲   0
・高層雲   1 
・層積雲   5  
・積雲    7    
・層雲    0
・乱層雲   5 
・積乱雲   1

  一日一枚のシールを原則としている。朝の9時現在の観測を基準としている。
  11月で目立ったのは、「快晴」9だ!!
  「快晴」シールを貼ってしまったものの、午後は大荒れという日もあった。
  これぞ「小春日和」といううれしい日もあった。(11/12~14)
  あわや「夏日」という日も(11/4)あった反面、いっきょに「冬」はやってきたという感もある。
  
▼2024年12月(師走)の「雲見」の予想に入ろう。
 まず前年の2023年12月の天気図を参考にしてみる。

◆日々の天気図 2023年12月 (気象庁)
・またあたたかい日もでてくるだろうか!?
・紅葉・黄葉はすすむ!!
・初氷はいつごろ確認できるだろうか。
・遅れていた「自然結実」ヒガンバナの「種子」がこぼれ落ちていくのはいつごろだろう。
・もくもくシールでいちばん多く貼るのはなにかな!?
・どんな年末年始になるだろう。

▼次は「雲見」の旅 計画だ。
【2024年12月 「雲見」の旅】
・「動く大地」を科学するとセットで考えていた地域の低山登山と「雲見」、思案しているうちに年がおわってしまう。
・「雲見」の旅 企画中!!
・「青春18きっぷ」がリニュアルされているという。ちょっと私にはきびしいな。
・定点での「雲見」+【宇宙見物】が中心になるのかな。

▼今年のはじめから取り組んだ「科学する」シリーズのひとつ

●「天気の変化」を科学する

 今年中に「まとめ」てページ化できるといいのにと思っている。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

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