2024年・実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2024/11/06) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
▼「自然結実」したヒガンバナの群生地をはじめてみつけたのは2013年だった。
「自然結実」ヒガンバナの花茎を採集し、「水栽培」して「種子」手に入れたのは2014年だった。
その「種子」を使い「種子」から育てる実生実験をはじめたのは2015年からだった。
植木鉢で育てている実生ヒガンバナも、野のヒガンバナと同じように<葉の季節>となっていた。
▼実生実験中の9つの植木鉢(2019年以前採集分)を明るいところに出して、少していねいに観察してみた。
実生実験開始が古い順番に詳しく見て行く。
●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は、8枚になっていた!!
・葉の長さは8~30㎝ !!
・葉はたくましく伸びてきていた。
・来年あたり花茎をのばしてきてくれないかな!?
▼次は2016年に採集・回収した分である。
●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
・こちらも「出葉」しているのは一鉢だけである。
・今年は「分球」はより顕著になっていた!! 野ではこのようにして殖えていくのが普通なんだろう。
・葉の数は6枚と7枚である。全部で13枚だ!!
・葉の長さは6枚(12~20㎝)、7枚(12~21㎝)。
・地下の「分球」の様子を見てみたいものだ!!
▼最後は2018年採集・回収分である。
●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」している鉢はこれまでと同じ二鉢だ。(A、Bのみ)
・「出葉」している葉の枚数Aは1枚、Bは12枚だ!!
・葉の長さはAの方は
A… 15㎝
・Bの12枚の葉はAよりよくのびていた!!
B… 7~21㎝
来年は実験開始から10年目だ。この9鉢のなかからコヒガンバナのように花茎がのびてきて「開花」するものが出てくるだろうか!?
それは、まだまだ先のことなんだろうか!?
冬場は稼ぎ時の<葉の季節>!!
葉はどこまで伸びるだろうか!?
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