2024年・実生ヒガンバナ(2021年採集分)は今!!(2024/11/08) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
▼2021年に採集・回収したヒガンバナの「種子」はなんと823個あった!!
●2021年・ヒガンバナの「種子」の完全回収をはじめた!!(7) #自然結実 #ヒガンバナの種子 #日本ヒガンバナ学会
▼これらの「種子」を使っての実生実験の現段階までの展開をふりかえっておこう。
●2022/03/15 2021年に採集・回収した823個の「種子」を使った実生実験を開始する!!
●2022/07/29現在、「発芽・発根」した種子の総合計199個である!!
現段階の暫定発芽率は 199/823×100= 24.2%
【安富】にいたっては 69/208×100= 33.1%
●2022/10/21現在、「出葉」まで達した種子の総合計39個である!!
現段階の暫定出葉率は 39/823×100=4.7%
「発芽・発根」したもののうちでは 39/199×100= 19.6%
●2022/12/12現在、「出葉」まで達した種子の総合計48個である!!
現段階の暫定出葉率は 48/823×100=5.8%
「発芽・発根」したもののうちでは 48/199×100= 24.1%
●2023/02/09現在、「出葉」まで達した種子の総合計50個である!!
現段階の暫定出葉率は 50/823×100=6.1%
「発芽・発根」したもののうちでは 50/199×100= 25.1%
●2023/10/24現在、「出葉」まで達した種子の総合計29個である!!
現段階の暫定出葉率は 29/823×100=3.5%
「発芽・発根」したもののうちでは 29/199×100= 14.5%
▼昨年の観察より一年以上がたっていた。
育苗ブロックケースはすっかり雑草に覆われていた!!
「出葉」に注意しながら、雑草をとりのぞくのに半日を要した。とんでもない作業だった!!
▼昨年「出葉」をチェックしていたものを中心に観察してみた。
群生地ごとに「出葉」しているものをカウントしてみた。
【安富】(出葉数5)
・草むらのなかでも、しっかり「出葉」しているのに驚く!!
・最長は14㎝程度である。
・4枚も「出葉」しているものがあった!!(7~10㎝)
・昨年「出葉」が見られたものは、今年も、全て見られた!!
【夢前】(出葉数0)
・今年も「出葉」したものが、見られなかった!!
【福崎】(出葉数16)
・やはりここが圧倒的多さである!!
・アタリマエだが、集中して(採集場所・採集日・回収日の近いモノ)、「出葉」しているところがある。意味することは!?
・ほとんどが複数枚「出葉」していた。最高は4枚だった。
・葉の長さはおおむね10~20㎝であった。
・昨年とまったく同じものが「出葉」をしていた。
【その他】(出葉数9)
・ここもまた集中して「出葉」している場所があった!!
・これは、「自然結実」ヒガンバナ花茎採取場所が同じであることも意味していた。
・ここもまた多くが複数枚「出葉」していた。
・葉の長さは10~22㎝と伸びていた。
・昨年「出葉」が見られなかったものが、今年2つあらたに見られた。
・逆に昨年見られたのに今年見られないものが1つあった。
・トータルで、昨年より+1である。
▼昨日(2024/11/08)段階での「出葉」総合計は次のようになった。
●2024/11/08現在の「出葉」総合計=【安富】5+【夢前】0+【福崎】16+【その他】9=30
3年目の「出葉」は、2年目+1である!!
●2024/11/08現在、「出葉」まで達した種子の総合計30個である!!
現段階の暫定出葉率は 30/823×100=3.6%
「発芽・発根」したもののうちでは 30/199×100= 15.0%
昨年とほぼ同じものが「出葉」してきている。このアタリマエにいたく感動するのだった。
大きな植木鉢への植え替えも検討しなればならないのかも!?
これからの展開がますます楽しみである!!
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