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本日(2024/09/23)、第390回オンライン「寅の日」!! #物質群として見た動物群 #traday #寺田寅彦

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▼私は今、実に気儘に「科学する」を楽しんでいる!!
 「科学する」対象も次々と変わる。
 ・「静電気」
 ・「煮干しの解剖」
 ・「植物の世界」
 ・「原子論」
 ・「天気の変化」
 等など、そして今の進行形は 「動く大地」 デアル!!

 そもそもの「科学する」ことの面白さ、楽しさを教えてくれたのは科学者・寺田寅彦である。
 
▼本日(2024/09/23)は、第390回オンライン「寅の日」である。
 9月のテーマは、8月につづいて「寺田物理学」についてである。

【9月テーマ】「寺田物理学の行方2」

 その最終回の本日は「物質群として見た動物群」を読む。

◆本日(2024/09/23)は、第390回オンライン「寅の日」!!

●「物質群として見た動物群」(青空文庫より)


▼いきなり「それって科学!?」という話からはじまった。

 せんだって、駿河湾(するがわん)北端に近い漁場における鰺(あじ)の漁獲高と伊豆(いず)付近の地震の頻度(ひんど)との間にある関係があるらしいということについて簡単な調査の結果を発表したことがあった。このように純粋に物質的な現象、すなわち地震のような現象と、生物的、かつ人為的要素の錯雑した漁獲といったようなものとの間の相関を取り扱うことが科学的に許容されるかどうかという問題については、往々物理学者の側でもまた生理学者の側でも疑問をさしはさむ人が存するようである。

 面白い!!
 これらはむしろ当然なことと言わなければならない。いわゆる「大数」の要素の集団で個々の個性は「充分複雑に」多種多様であって、いわゆる「偶然」の条件が成立するからである。

 具体例をあげながら指摘する。
これはわれわれには非常におもしろく有益な試みであると思われるが、これも「人間のことに物理的方法に適用しない」という通有の誤解のために、あまり一般には了解されないようである。これも遺憾なことと思われる。こういう試みは、もっともっといろいろの方面に追求されるべきはずのものである。
 

▼いつもいっきょに「寅彦ワールド」に引き込まれていくのは、痛快である。

もちろんそういう簡単な無機的な現象の実験から、一足飛びに有機的現象の機構を説明しようというのならば、それは問題外であるが、研究者のほうではそれほど大胆な意図はもちろんあるはずはない。ただ遼遠(りょうえん)な前途への第一歩を踏み出そうとする努力の現われに過ぎないのである。しかしこの意図はほとんど常に誤解されがちである。「生物の事は物理ではわからぬ」という経典的信条のために、こういう研究がいつもいつも異端視されやすいのは誠に遺憾なことである。

 最後のコトバは示唆的である。
 科学の進歩を妨げるものは素人(しろうと)の無理解ではなくて、いつでも科学者自身の科学そのものの使命と本質とに対する認識の不足である。深くかんがみなければならない次第である。

こう寅彦が言ったのは、1933(昭和8)年。
それから91年!!
「寺田物理学」の現在地は!?
  
・「科学する」面白さと「寺田物理学」
・AI(Artificial Intelligence)と「寺田物理学」
 またまたあらたな宿題がうまれてきた。
 

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