「天気の変化」を科学する (2) #天気の変化 #科学する #上がるとザアザア #中原正木
▼<きまり>は2つあった!!
(1)<きまり> 光(太陽)は東から、天気は西から
(2)<きまり>上がるとザアザア 下がるとカラカラ
である。
▼この2つは今もなお使い続けている!!
とりわけ(2)は、世界中どこでも いつも使える<天気の大原則>だと思っている。
そのルーツはどこにあるのだろう!?
私の知るかぎりではここにあった。
◆『理科教育の構想 小学校低学年から中学3年まで』(中原正木著 新生出版 1978.3.15)
▼この本につぎのようにあった。
『雨ー上がるとざあざあ下がるとからからエレベーター形式雨の話ー』
雨はどうしてふるのだろう。世界じゅうで、雨がどしどしふるところもあるし、からからのところもあるのはなぜだろう。日本では、季節によって雨がうんとふるときもあるが、ちっともふらないときもあるのはどうしてだろう。地球表面上の大きな空気の塊が、何かの原因によって上へ上へとあがっていくと、空気の塊は冷えて水蒸気が水になって雨がふる。反対に、大きな空気の塊が上から下へさがっていくときは、雲は消えて晴天がつづく。上がるとざあざあ下がるとからからエレベーター形式のこの原理を知っていれば、お天気についてのおおよそのことは見当がつくようになる。
(同書P151より)
▼私はこれが最高に気に入った!!
「天気のすべては これで決まりだ!!」と思った。
自分でも【科学読み物】をつくっていた。
(つづく)
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