「天気の変化」を科学する (13) #天気の変化 #科学する #Webテキスト #高層天気図 #500hPa #300hPa #生兵法実践主義 #ジェット気流
▼Webテキスト試案「高層天気図・数値予報図」(pdf版)をつづけよう。
次は
3 500hPa・300hPa 高層天気図
●アジア 500hPa・300hPa 高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)
を開いておいて、次のことを考えてみよう。
(1)基準の高さをもういちど確認してみよう。
・500hPa (5.700 )m
・300hPa (9.600 )m
何度でもこのアタリマエを繰り返しておこう!!
▼今すぐ温度計を持って、ハシゴかけて、駆け上って確かめたいところだ!!
でも、それは無理!!しかし、私たちには「高層天気図」がアルぞ。
(2)自分の住む地域の上空の気温を読み取ろう。
・500hPa ( )℃
・300hPa ( )℃
「高層天気図」見ながら、自分で確かめてみると実感がちがいますよね。
アタリマエを科学するとはそんなこと。
▼次がここでのメインかもしれない。
(3) 500hPa 高層天気図に注目して、冷たい大気のかたまり(寒気)が上空に流入し
てきたら、天気はどのように変化するでしょう。
冷たい空気(上空) →(密度大=重い)→ 下がると
暖かい空気(地表) →(密度小=軽い )→ 上がると ザアザア(シンシン)
「大気不安定!?」
●夏 → モクモク積乱雲 → 「大雨」
●冬 → ー30℃ → 「雪」
ー36℃ → 「大雪」
ルールをみつけたら使ってみよう。
何度も何度も使っていたら、「ルール」はホンモノになる。
「ルール」が使いモノになる。
それが、生兵法実践主義!!
▼ここでのもうひとつのメインに行こう。
(4) 自分が住む地域の上空にどれほどの強さの風が吹いているか読み取ってみよう。
・500hPa ( )ノット(KT)→ ( )m / s
・300hPa ( )ノット(KT)→ ( )m/s
※1ノット(KT)=0.5m/s
a ものすごい風ですね!!台風のときの風とくらべてみよう。
b この風は主にどちらからどちらに向けて吹いていますか。
c この強い風をジェット気流といいます。
ジェット気流の影響を受けている現象にどんなことがありますか。
びっくりしてしまいますよね!!
そんな 強い風が 今、この上空に吹いているのかと思うと!!
毎日の「雲見」のときに これを思い出そう!!
光は東から、天気は西から!!
を思い出そう!!
(つづく)
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