実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/12/20) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

▼2019年の秋に採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は530個。
2020年の春からはじめた実生実験。
前回の報告は
●実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/10/18) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
ほぼ2ヶ月前である。
▼<葉の季節>の今、葉はどこまで成長しただろう!?
2023/12/20に観察した報告をする。
まず【安富】【夢前】の鉢が置いてある場所からだ。
前回に清掃したはずだが、また落ち葉等がけっこうたまっていた。

【安富】
・「出葉」している鉢はかわらず2つである。(17㎝、20㎝)
・育苗トレーからのもの。(16㎝)

【夢前】
・「出葉」している鉢は、これまでとかわらず3鉢である。
・一鉢は、1枚の葉がよく伸びてた。(22㎝)
・一鉢は、2枚の葉が伸びていた。(15㎝、10㎝)
・一鉢は葉が3枚ものびてきていた。(16㎝、17㎝、22㎝)
・前回にくらべると葉はずいぶん伸びてきている!!



▼次は群生地【福崎】である。
【福崎】
・「出葉」している鉢は前回と同じく12鉢である。
・二枚以上の葉をのばしている鉢は多数ある!!葉が7枚の鉢もあった。
・複数枚の葉をのばしている鉢ではすごいことが起こっていた。
明らかに「分球」(球根が2つに分かれる)をしている。これがより明確になっていた!!
・「分球」した株も葉はよくのびていた。
・葉の長さは、今のところいちばんよく伸びた葉で28㎝であった。
・多くの「出葉」は10~30㎝とよく成長してきていた。
・木漏れ日があたっているところは、心持ちよく伸びているように思った。アタリマエ!!




【その他】
・「出葉」している鉢はここも前回と同じく3つあった。
・「分球」した株の葉もよく伸びていた。



次は「育苗プラグトレー」から大きな植木鉢に植え替えたものについてである。
【育苗トレー】から
・前回同様に5鉢までが「出葉」していた!!
・2枚以上「出葉」しているものは4つもあった。
・葉が5枚のものもあった。(20㎝、20㎝、16㎝、14㎝、13㎝)


▼結論として、「出葉」している鉢の数は前回と同じく26鉢である!!
これまでを再度まとめると次のようになる。
◆【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2023/12/20)
【2019年】 530個の「種子」採集・回収
【2020年】
・発芽率 140/530×100=26.4 %
・出葉率 54/140×100=38.6%
全体で 54/530×100=10.6%
【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2022年】
・3年目の出葉率 27/54×100=50.0%
【2023年】
・4年目の出葉率 26/54×100=48.1%
この「出葉率」は、基本的に維持できると考えている。
ますます「分球」が進んできていることにも注目しておきたい。
いつの日か、あのコヒガンバナのように、花茎が伸びてきて「開花」することはあるだろうか!?
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