実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2023/10/16) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験
▼「自然結実」したヒガンバナの「種子」を使っての実生実験をつづけていた。
今年は、続けていた実生コンガンバナ実験が成功し、3つの開花があった。
この結果は、実生ヒガンバナ実験も勇気づけられるところである。
2019年より前に採集・回収した「種子」を使っての実験の前回の報告は、今年の2月はじめだった。
●実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2023/02/04)
▼それから、8ヶ月以上が過ぎた。
2月に「出葉」していた葉はいったん枯れ、今再び「出葉」してきているところだ。
実生ヒガンバナ(2019年以前分)実験中の9つの鉢を明るいところに持ち出して観察してみた。
実生実験開始が古い順番に詳細に見て行く。
●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は4枚!!
・葉の長さはほぼ12㎝、8㎝、8㎝、7㎝ !!
・今、葉は伸び始めたところのようだ、冬にかけてどんどん伸びていくことだろう。
▼次は2016年に採集・回収した分である。
●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ
・こちらも「出葉」しているのは一鉢だけ。
・こちらにはあきらかな「異変」が起きていた!!
・「分球」である!! 野ではこのようにして殖えていくのが普通なんだろう。
・葉の数は2枚の株と3枚の株に分かれている。全部で5枚!!
・葉の長さは2枚の方が 9㎝、8㎝、
3枚の方が 5㎝、5㎝、2㎝
・さあ、こちらも伸びるのは今からである。
▼最後は2018年採集・回収分だ。
●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ
・「出葉」している鉢はこれまでと同じ二鉢だ。(A、Bのみ)
・「出葉」している葉の枚数Aは1枚、Bは3枚だ!!
・Aの1枚だけ伸びていた!!
A… 5㎝
・Bの3枚の葉はAよりのびていた!!
B… 7㎝、4㎝、3㎝
さて、この9鉢のなかからコヒガンバナのように「開花」するものが出てくるだろうか!?
それは、まだまだ先のことなんだろうか!?
| 固定リンク
« 【Web更新10/15】23-42 オンライン「寅の日」等 更新!! | トップページ | 実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2023/10/18) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験 »
コメント