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62号コウガイビルはエサなしで1ヶ月生きのびた!!(2023/07/12) #コウガイビル #陸生プラナリア #飢餓と再生 #教材化 #Webテキスト

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確かに、頭部がわずかに動きはじめた!!
 生きている!!

 62号コウガイビルは、冷蔵庫からだして、しばらくしてから、イチョウの葉のような頭部(コウガイ)をヒラヒラと動かしはじめた。
 以前のような活発な動きはみられなかった。
 見方によっては体はえらく扁平な姿になっているようにも見えた。

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▼わずかな水といっしょにこのナイロン袋に入れたのは、ちょうど1ヶ月前だった。

●62号コウガイビルに出会った!!(2023/06/12)

▼62号コウガイビルの体内で何が起こっていたのだろう!?
 エサなしで生きる「ふしぎ!?」
 この「ふしぎ!?」に答えるとてもうれしい文章があった。
 それはあの名著『切っても切ってもプラナリア』(阿形清和 文 土橋とし子 絵 岩波書店)のなかにあった。

 このことは、何を意味しているかというと、プラナリアはエサがなくてちぢんでいくときも、エサを食べて大きくなっていくときも、いつも体の《つくり直し》をしているということだ。プラナリアにはこのような性質のあるために、再生のときもエサを食べずに、のこった体の《つくり直し》をしながら新しい体を再生できるのではないだろうか。(同書P38) 

 陸生ブナリアであるコウガイビルついても同様のことが言えるのではないかと思っていた。

▼水中に住む「プラナリア」が、生物教材としてりっぱに「市民権」をもっているのに、陸生プラナリア=「コウガイビル」の方はあまり注目されていなかった。
 わりかし身近に暮らしている生きものなのに!!
 そこで、まったくシロウトながら 無謀なる夢をもつようになった。

◆Webテキスト試案『コウガイビル』 !! 

 構想は遅々としてすすんでいなかった。
 この夏に作業が少しでも進むといいな!!

 ナイロン袋の水は、まだ濁ってはいなかった。
 今までに見てきたことから考えると、濁る「その日」もあまり遠くないように思われた。

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