第25回オンライン句会「寅の日」9月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム
▼ひとり吟行の定期コース入口に今年も「キツネノカミソリ」が咲いた!!
柳田國男は『野草雑記』「草の名と子供」「狐の剃刀」(青空文庫より)の冒頭に次のように書いていた。
東京の郊外で彼岸花、俳諧で曼珠沙華(まんじゅしゃげ)などといっている草の葉を、奈良県北部ではキツネノカミソリ、摂津(せっつ)の多田地方ではカミソリグサ、それからまた西へ進んで、播州でも私たちは狐の剃刀(かみそり)と呼んでいた。
そう言われてみると、たしかに播磨の当地では、昔の人は彼岸花のことを「狐の剃刀」とも呼んでいたような気がする。
もっと一般的には「テクサレ」だったが。
「ナツズイセン」「キツネノカミソリ」とつづけばいよいよ「ヒガンバナ」「曼珠沙華」だ!!
今年も、その季節がやってきた!!
▼あこがれだった「句会」!!
それが実現したオンライン句会「寅の日」も、スタートしてはや2年がすぎ、9月からは3年目である!!
やりはじめてみると、想像していた以上に面白い。
皮肉なことにコロナ禍で、リアル「句会」初参加の機会が遠のいたぶん、オンライン句会への道が拓けた。
オンラインだから、会場準備の必要もない。
参加時間も、各自が自分の都合にあわせて参加すればよい。
「句会」初参加のハードルうんとさがった。
しかし、「句会」参加の醍醐味は存分に味わえる!! アリガタイ!!
▼あらためて、3年目スタートの9月例会の案内をあげておく。
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第25回オンライン句会「寅の日」9月例会実施案内
0.はじめに
本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
俳句結社「寅の日」が運営しています。
寺田寅彦に師事します。
0からはじめる人のためのオンライン句会です。
本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。
1.原則として月一回の月例句会を実施します。
2. 参加者
あらかじめ登録された者のみ。
(「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)
4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由
5.【投句期間】
2022年9月1日0時から15日23時30分まで
6.【選句期間】
2022年9月16日0時から25日23時30分まで
7.【結果発表】
2022年9月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。
8.賞について
・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
・特別賞として、次の賞を設ける。
「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
特別賞は、毎回でなくてよい。
もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。
9.注意事項
参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。
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▼オンライン句会も、あらたな「日常」として定着しつつある。
しかし、「慣れ」はダメである。
常に新鮮な気持ちで、俳句修業をつづけたいと思う。
アリガタイことに「句会」参加メンバーから常にあらたな刺激をもらえる。
さあ、9月は曼珠沙華を詠んでみたいものだ!!
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