2021年5月(皐月)の俳句「歳時記」!! #歳時記 #オンライン句会
▼今さらであるが、「俳句」に興味をもちはじめたのはいつ頃からなんだろう!?
過去の「記録」をみてみた。
・「俳句」という科学の方法について(2012/04/26)
やはりそうだった!!
オンライン「寅の日」のはじまりと深く関係していたのだ。
「私の科学」の方法として
・「実験」という方法
・「観察」という方法
・「写真を撮る」という方法
・「育てる」という方法
・「食べる」という方法
等々にツヅキ ツナガル方法として
・「俳句」を読むという方法
・「俳句」を詠むという方法
を考えはじめていたのだ。
▼今月も手始めは 「俳句」を読むという方法=名句の鑑賞 よりはじめる俳句修業だ!!
名句の参考にさせてもらうのは、いつものように
である。ここより巻頭の名句11句を引用させてもらう。
(1) 青蛙おのれもペンキぬりたてか 芥川龍之介
(2) 浜五月子供に海と教へをり 高田風人子
(3) わが初夏や吾子抱く妻の肩を抱く 渡邊白泉
(4) 白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子
(5) 力ある風出てきたり鯉幟 矢島渚男
(6) 大学も葵祭のきのふけふ 田中裕明
(7) あおによし奈良の一夜の菖蒲酒 深見けん二
(8) ひなげしとひなげしふれあはぬ近さ 仙田洋子
(9) 地下街の列柱五月来たりけり 奥坂まや
(10) クレヨンの黄を麦秋のために折る 林 桂
(11) しづけさに五月のペンは鳥を書く 安里琉太
▼俳句修業の第一歩は「選句」から!!
シロウトの無手勝流「選句」、今月も楽しみながら挑戦してみよう。
【私の選んだ名句ベスト3】
(4) 白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子
(7) あおによし奈良の一夜の菖蒲酒 深見けん二
(8) ひなげしとひなげしふれあはぬ近さ 仙田洋子
【次点】
(10) クレヨンの黄を麦秋のために折る 林 桂
【選評】
・「紅ほのか」に着地させるみごとさ。技アリ!!
・「一夜の菖蒲酒」は旅心を誘う。はやく「雲見」の旅に出たいなあ!!
・「ふれあはぬ近さ」→「遠さ」その絶妙の言い回しが気に入った。
・今だったら、クレヨンの「緑」だろう。具体物からここまでイメージを膨らませる技を学びたいものだ。
▼次なる方法は、「俳句」を詠む である!!
これに勝る俳句修業はない。
第9回オンライン句会「寅の日」5月例会の方もはじまっている。
「俳句」なんて、はじめて!! という方 大歓迎です。
あらたにみつけたこの「科学」の方法は面白い!!
これはずっとずっとつき合うことになりそうだ。
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