2021年6月のオンライン「寅の日」は #寅彦随筆の面白さ #窮理 #traday #寺田寅彦
▼雑誌『窮理』(窮理舎)は、なかなか興味深い雑誌である。
なかでも、今発売中の第18号は寅彦ファン必読の号となっている。
▼2021年6月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期である。
5月テーマ「寅彦随筆の面白さ」にそって、あまりこれまで読んでこなかった随筆を中心に読み始めた。
やっぱり面白い!!
その面白さは汲めども汲めども尽きることはなかった。
6月テーマも、同じテーマの続投で行きたい。
【6月テーマ】「寅彦随筆の面白さ」
6月は2回あった。
■2021年6月オンライン「寅の日」!!
◆第287回オンライン「寅の日」 …6/11(金)
◆第288回オンライン「寅の日」 …6/23(水)
▼では何を読むかである。
先の『窮理』第18号(窮理舎)の松下貢先生の巻頭エッセイはなかなか興味深いものだった。
・松下 貢「「寺田物理学」の現代的意味 寺田寅彦と複雑系科学」
ちょうどオンライン「寅の日」では、1月~2月連続してとりあげたテーマ「寺田物理学」についてのものだった。
現代的意味をわかりやすくまとめてくださっていた。アリガタイ!!
そのなかで、随筆の具体例として、今日も日常的にいろんな場面で経験する「混雑」について考察した「電車の混雑について」をあげておられた。なかなか面白そうだ。
ひとつは、これでいきたい。
もうひとつは、最晩年(1935年)に随筆そのものについて寅彦が語った「随筆難」を読みたい。
■2021年6月オンライン「寅の日」!!
◆第287回オンライン「寅の日」 …6/11(金)「電車の混雑について」(青空文庫より)
◆第288回オンライン「寅の日」 …6/23(水)「随筆難」(青空文庫より)
▼寅彦随筆が最高に面白いのは、何度読んでも読む度にあらたな「発見」があることだ!!
なんでもゆっくりの私の場合は特にそうである。
一度目のときには、気にもとめなかったことが、二度目のときには
「へー!!こんなこと言っていたのか!!」と驚くことしばしばデアル!!
ひとりの人間でもそうであるなら、読む人が変われば、まったくちがった「発見」があるだろう。
その「発見」を語り合えば、またそこからあらたな「発見」が生まれるだろう。
そこにオンライン「寅の日」の愉しみがある!!
6月もいっしょにオンライン「寅の日」を愉しみましょう!!
| 固定リンク
« 今さらですが、「梅雨」って!?(1) #梅雨 #早期化 #梅雨前線 #偏西風 #蛇行 #太平洋高気圧 #高層天気図 | トップページ | 今さらですが、「梅雨」って!?(2) #カタツムリ #梅雨 #偏西風 #蛇行 #インド洋 #デジタル台風 #高層天気図 »
コメント