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2020年12月(師走)の「雲見」は!? #雲見 #もくもくシール

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▼師走と聞くだけでどこか気忙しく感じるのは今年も同じだ!!
 12月(師走)の「雲見」を予想する前に11月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴     5
・巻雲     3
・巻積雲    2
・巻層雲    0   
・高積雲    4 
・高層雲    3   
・層積雲    5
・積雲     6 
・層雲     0 
・乱層雲    2 
・積乱雲    0

 「積雲」6+「快晴」5=11 やっぱり天気はいい日が多かったんだ。
 「層積雲」5 確かに畝雲をよく見かけた記憶がある。
 これはあくまで朝9時(原則)の「雲見」。
 さて、師走は!?

▼12月(師走)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年の12月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2019年12月 (気象庁) 

 本格的に冬がやって来る。
 「西高東低」の気圧配置がつづくのはいつごろからであろう!?
 「初氷」「初雪」はいつごろだろう!?
 そのとき「雲見」は !? どのシールを多用するかな。

▼「雲見」の予想のための資料、もうひとつは「天気コトワザ」だ。
 参考文献は次である。(これも今月で終りとする。来年は別の資料を検討する。)

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 ) 

番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。

(1) 朝トビ川越すな、夕トビ傘持つな
(2) 霜の早い年は雪がおそく、霜のおそい年は雪が早い
(3) 霜の多い朝は晴
(4) カモが早く来ると早雪
(5) 初雪の早い年は根雪も早い
(6) 山に三度雪降れば里にも雪降る
(7) 西方の鐘がよく聞こえるときは晴
(8) ガンの行列南へ行けば寒気強し
(9) ツバキの蕾が葉の上に出ている年は小雪
(10)焚火が火を吹けば風
(11)かまどの煙がたなびけば雨
(12)家の中に煙がこもったら翌日は雨
(13)ウシが丸くなって寝ていると天気が悪くなる
(14)鳥が高いところに巣を作れば大雪
(15)霜柱がよく立つ日は天気がよい
(16)冬の雨は三日降らず
(17)ムギの葉幅狭く、短い年には大雪降る
(18)霜多く厚い年は大雪
(19)カモメが里近く来て鳴けば荒れる
(20)日の出後霜解けぬ時は晴天
(21)冬、山に霧多きは大雪の兆し
(22)年末低気圧

 当然のこと「雪」に関するものが多い。
 ローカルの問題でもあろうが、今ひとつだ。それにくらべて「霜」はそうではなかった。
「霜」「霜柱」が出てくるものをピックアップしてみる。

(2) 霜の早い年は雪がおそく、霜のおそい年は雪が早い
(3) 霜の多い朝は晴
(15)霜柱がよく立つ日は天気がよい
(18)霜多く厚い年は大雪
(20)日の出後霜解けぬ時は晴天

 空の「雲見」とあわせて、足元の「霜」「霜柱」にも注目してみたい。

▼今年は、ふり返ってみると1月に「雲見」の旅に出てからずっと行っていなかった。
 その分、「雲見」をかねたひとり吟行は遠くまでになった。
 2020年の師走!!
 
 さて、どんな雲と出会うだろう。 o(^o^)o ワクワク
 

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