2020年7月(文月)の「雲見」は!? #雲見
▼暮らしが少しずつ動き出した6月だった。
7月(文月)の「雲見」を予想する前に6月の「雲見」のまとめをもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返っておこう。
使用した十種雲形シールは次のようになった。
・快晴 5
・巻雲 1
・巻積雲 0
・巻層雲 5
・高積雲 1
・高層雲 2
・層積雲 2
・積雲 3
・層雲 0
・乱層雲 9
・積乱雲 2
「乱層雲」9、「積乱雲」2 はさすが梅雨期ということだろう。
一方で「快晴」5、「積雲」3 が示すように「梅雨の晴れ間」というのも印象的だった。暑かった!!
▼さて7月(文月)の「雲見」の予想に入ろう。
まずは昨年7月の天気図を見てみる。
何と言っても関心事は「梅雨明けはいつか?」ということだ。
そして、梅雨期・梅雨明け近くの豪雨だ!!大きな災害に結びつかないことを願うばかりだ。
さらに心配なのが、猛暑だ!!
すでにその兆しがみえるだけに不安である。
「雲見」としては、「積乱雲」「乱層雲」、梅雨明けの「快晴」が増えてくるのかな。
▼今年後半も「雲見」の予想のための資料、もうひとつは「天気コトワザ」だ。
ちょっと古いが
◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)
7月(文月)のところには、27個もあがっていた。番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。
(1)北東の風長く続く時はその年凶作
(2)蚊柱立てば雨
(3)雷鳴れば梅雨明ける
(4)空梅雨土用蒸し
(5)星がチラチラすると雨
(6)八専の入りに晴れれば、一二日間天気よし
(7)花多ければ大風
(8)午前南風、午後北風なら明日は晴
(9)梅雨あがりの東風は千害を起こす
(10)六歳に一饑、一二歳に一荒
(11)五風一〇雨は作がよい
(12)白虹張れば千天
(13)夏寒く冬暖かきは雨の兆し
(14)雲が沖から静かに上がればよい天気
(15)梅雨あがりの東風は千害を起す
(16)夜、東京の方の空が明るく見えるのは晴
(17)夏の東風は凶冷
(18)夏の南風は晴
(19)太陽の真っ赤な時は日照りとなる
(20)九つどきの雨あがり蓑笠いらず
(21)流星多い年には異常気象が起る
(22)雲が西にはいる時は雨、出雲の時は晴天
(23)朝曇は日照りのもと
(24)空に雲一つない夜ならば明日は晴天
(25)馬の腹と土用波とは鳴るほどいい
(26)深夜池面に水蒸気の上昇する時は干ばつの兆
(27)朝東風、夕西風、大日照りのもと
やはり「梅雨明け」「干害」「日照り」「干ばつ」「凶冷」等が気になるようだ。
それは今も変わらぬ事。
以前に比べ「集中豪雨」「水害」「猛暑」のことがより気になりだした。
▼昨年の7月は、下旬に長い「雲見」の旅に出ていた。
今年はどうするか!?
まだ決めていない。
また、これまでにない
あたらしい「かたち」の「雲見」の旅を構想するのも面白いかも知れない。
どんな「かたち」が…!?
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