Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(9)
▼なんじゃコレ!?
雨!! いや 雪!! いやちがう!!
みぞれ だ!!
「ふしぎ!?」だった。たった今まで晴れていたのにいっきょに「みぞれ」が降ってきたのだ。
生野峠の方を見たら、真っ白になっていた。
少し落ち着いて、山を見ると、雪化粧をしていた。
ひっとしたらこの景は今季はじめてかもしれない。
少し落ち着いたかと思ったら、またして今度は雨が降り出した。
と思ったら青空が見えてきた。 なんとも不安定な天気だった!!
じっと上空をみあげてしまうのだった!!
▼「上空5500mあたりに-30℃の寒気が流れ込み、大気がきわめて不安定になり…」
少しうろ覚えだが、一昨日のTVの天気予報がそう言っていた。
アタリだ!!
そうだこんなときこそ、「高層天気図」だ。
実は久ぶりなんだ。ここにあった。
◆高層天気図(気象庁)
うろ覚えの「上空5500m」が正しければ、これだ!!
●アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)( 12時間毎(00UTC,12UTC) )
▼16日0時と12時の両方を今プリンアウトしてみるが、久しぶり「高層天気図」はすっかり見方を忘れかけていた。(^^ゞポリポリ
こんなときにとってもアリガタイ ページの存在を思い出した。
何がアリガタイと言って、なんとここには「高層天気図」の見方がくわしく書かれているのである!!
それだけでない!!
私のようなシロウトが見るときのポイントも書かれていた!!
▼ さっそく「500hPa」の説明を読んでみる。
きっちりと説明があった。
・「上空の寒気」とは
・「500hPaで-36℃以下の寒気が…」→「大雪」
・「上空に寒気が流入すると」→「大気は不安定に」→なぜ!?
特に最後の「なぜ!?」の説明がいい!! 必見だ!!
プリントアウトした500hPa16日0時と12時「高層天気図」に-30℃と-36℃の寒気のラインを蛍光ぺんで記入してみた。
昨日(2020/03/16)午前中の「不安定」な天気のわけが見えたきた!!
各地の「竜巻」「ひょう」「季節はずれの雪」も…!!
やっぱり「高層天気図」は面白い!!
夕方の空は「安定」をとりもどしているようだった。
(つづく)
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