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子規を訪ねて~伊予松山へ~(2)

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▼旅の二日目の朝、私はいささか手持ち無沙汰であった。いつもなら、ここでblog更新をするのだが「まだメンテナンス中」とあるから仕方ない!!あとから考えればそれが幸いしたとも言えるが…。
 ホテルを5時30分に出発して、松山城に登ってみることにした。
 子規が
 「豫州松山城 松山や秋より高き天守閣」
 と詠んだ松山城へ。早朝は冷え込んでいた。霜注意報まででるほどであった。
 松山城広場から見る日の出はすばらしかった。6時半になるとラジオの声が急におおきくなり、なんと「ラジオ体操」がはじまった!!
 どこからともなく多くの人が集まってきた。思わず私も参加させてもらった。
 第二体操最後までは久しぶりだった。
 なんともすがすがしい朝だった!!
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▼いよいよこの旅の本命!!
だ。なかに入るのは二度目であった。
 開館の9時ぴったりに入って、帰りの列車に間に合うタイムリミットの14時までの5時間、徹底して楽しませてもらうつもりだった!!
 子規と漱石 一緒の句碑
 今月の一句の巨大な懸垂幕
 玄関入ると 巨大な子規さんが迎えてくれた!!
 等身大の子規さんも!!
 資料・ビデオも時間の許すかぎり繰り返し見せてもらった。
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▼もちろん館内は撮影禁止だが、アリガタイ例外があった。
 三階の「愚陀佛庵」は写真OKだ!!
 アリガタイ!!
 この階の展示もいろいろ工夫があってとても楽しい。
 いくら時間があっても足らない。
 子規グッズも買って、子規博物館を後にした。
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▼帰りの列車は、伊予松山駅を15時8分に出て、福崎着は23時20分着だ。これまた8時間12分だ。

 行き帰りの列車のなかは、合計16時間37分だ。

 列車のなかでは、ときどきは「雲見」もしたが、主に本を読んでいた!!

 読んだ本は『子規山脈』(日下徳一著 朝日新聞社)、けっきょく一冊読んでしまった。

 だから この丸二日間は 徹底して 

 子規三昧の旅!!

 今、少しだけ見えはじめたことがある!!消えぬ間に (._.) φ メモメモ
・子規はやっぱり面白い!!
・ここにまちがいなく俳句結社「寅の日」のヒントがある!!
・子規はきわめて古く、新しい!!
 「墨汁一滴」「仰臥漫録」「病牀六尺」はblog(ブログ)そのもの!!
・子規のヒューマンネットワーク構築術は天下一品!!
・子規は言った「俳句は文学の一部なり 文学は美術の一部なり 」と。
 寅彦は続けて言うだろう。「美術は 科学の一部なり」と!!
しばらくは反芻作業がつづくだろう。
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