「自然結実」ヒガンバナの種子34個を回収!! #ヒガンバナ
▼「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりで採集した花茎を海苔の瓶、ペットボトルに水を張り「水栽培」をしていた。
この状態で、花茎の先の子房部が割れて、「目玉オヤジ」状況になるのを待っていた。
黒々とした完熟種子が、「目玉オヤジ」からこぼれ落ちたら、それを回収するということにしていた。
一昨年まで屋外でやっていた。昨年と今年は種子が紛失を恐れて、最終的に屋内に持ち込んだ。
そのためであろうか。
なかなか種子はこぼれ落ちなかった!!
昨日(2018/12/10)は待ちきれずにそれらを強制回収をした。
▼回収した種子はチャック付きナイロン袋に入れた。
ナイロン袋には、花茎採集日、完熟種子回収日、採集場所を記しておいた。
採集場所毎に机の上にならべてみた。
すべてで34個となった!!
その内訳は
【2018年】34個
【安富】…17個 花茎採集日毎の内訳(10/9…2、10/20…15)
【夢前】… 0個
【福崎】…16個 花茎採集日毎の内訳(10/9…2、10/20…13、11/6…1)
【自宅の庭】…1個 花茎採集日毎の内訳(10/24…1)
特徴的なのは【夢前】が0であることだ。
夢前に群生地をみつけてはじめてのことである。なにか変化が起きたのだろうか!?
▼「自然結実」群生地発見以降の6年間を今一度ふり返ってみよう。
【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群落発見で喜んでしまい散逸
【2014年】30個 「夢前」群落発見、「安富」群落なし
【2015年】69個 「福崎」群落発見、「福崎」63個が目立つ
▼もはや「偶然」でないことはあきらかだ!!
今年の取り組みで最高にうれしかったことは
「自然結実」ヒガンバナを確認したのは私だけではなかった!!
ことだ。以前から知り合いのお二人が実際に「自然結実」ヒガンバナを確認された!!
お一人は、ネット上に画像を公開された。
もうお一人には、採集した現物を生でみせてもらった\(^O^)/
もはや「自然結実」ヒガンバナは「科学」になりつつある。
メンデルは8年間だった!!
来年春の「実生実験」まで冷蔵庫で眠ってもらうことにした。
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