本日(2018/06/03)、第193回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦
▼それはまちがいない。
これぞジャガイモの実でアル!!
今年も我が家の畑でこれをさがしていた。しかし、何が悪かったのか我が家の畑のジャガイモはできが悪かった。花をそのままにしておいたがなかなか、それをみつけることができなかった。
ところが、昨日の朝。たまたま隣の家の畑を遠くから見せてもらっていた。見るからにジャガイモはよくできていた。そして、その先にそれを見たのである。(後でお願いしてそれらを分けてもらった。<(_ _)>)
ミニトマトのようなあのジャガイモの実が…!!
▼本日(2018/06/03)は、第193回オンライン「寅の日」である。
6月のオンライン「寅の日」のテーマは次のようにきめていた。
【6月のテーマ】 寅彦と気象
その1回目になる本日は、「夕凪と夕風」を読む。
◆本日(2018/06/03)、第193回オンライン「寅の日」!!
▼まず最初にこの「夕凪と夕風」を読むことにしたのには、ちょっとわけがあった。
「2018年春・寅彦を訪ねて」の旅のとき、「高知地方気象台遠隔露場」をみつけた。そのとき思った。
「寅彦が土佐にいるころ、測候所はどこにあったのだろう?」と。
その答えがここでてくるのだった!!
そうして庭の樹立の上に聳(そびえ)た旧城の一角に測候所の赤い信号燈が見えると、それで故郷の夏の夕凪の詩が完成するのである。
寅彦の家からも見えるところにあったようだ。
さて、私は数年前、トンデモない大大発見をしていた。
それは自分の住むところが海陸風の典型の地である!!
とはじめて知ったのである。今さらデアル 恥ずかしいかぎりだ (・・ゞポリポリ
昨日の風もアメダスで確認してみると、まちがいない。もう ハジマッテイル!!
寅彦の言う
夕凪(ゆうなぎ)は郷里高知の名物の一つである。しかしこの名物は実は他国にも方々にあって、特に瀬戸内海沿岸にこれが著しいようである。
「瀬戸内沿岸」とは、このあたりなのかも知れない。
寅彦流に言えば
「海陸風」は福崎の名物の一つである!!
▼全国各地の名物の風について次のように解説してくれていた。
その結果を綜合してみると、それらの各地の風は大体二つの因子の組合せによって成り立っていると見ることが出来る。その一つの因子というのは、季節季節でその地方一帯を支配している地方的季節風と名づくべきもので、これは一日中恒同なものと考える。第二の因子というのは海陸の対立によって規定され、従って一日二十四時間を週期として規則正しく週期的に変化する風でいわゆる海陸軟風に相当するものである。そこで、実際の風はこの二つの因子を代表する二つのヴェクトルの矢の合成によって得られる一本の矢に相当する。
ここまでだけでとどめないのも寅彦の随筆の面白さ!!
「浮世の風」となるとこんな二つや三つくらいの因子でなくてもっと数え切れないほど沢山な因子が寄り集まって、そうしてそれらの各因子の結果の合成によって凪になったり風になったりするものらしい。
今、あなたのまわりにはどんな風が吹いていますか!?
大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから10週目。
すっと立ち上がった立葉の朝露が虹色に輝いていた!!
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