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2018年3月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼昨日(2018/02/19)は「雨水」(雪も雨に変わる頃)だった。
 なんと的確な読みだろう。感心するばかりだ!!
 アメダスで確認したら、-1.1℃までしか下がっていなかった。

 私はまだまだ「Wコップの氷」の「ふしぎ!?」を追いかけていた。

 逆さまにする以上の次なる一手を思いつかないでいた。
 もうあの「ストロー氷」に三度出会うことなく冬は過ぎてしまうのだろうか。
 「根毛のようなもの」「透明プリン」の正体は?

 こんなときあの寅彦ならどんな観察をしただろう?
 どんなDataをとっただろう?

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▼2018年3月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期だ。
 ここ何年かの3月のテーマは決まっていた。

 警鐘「天災は忘れた頃にやってくる」

である。3月は2回あった。
そのうち一回はなんと「3.11」当日だった。

■2018年3月オンライン「寅の日」

◆第186回オンライン「寅の日」 …3/11(日)
◆第187回オンライン「寅の日」 …3/23(金)

▼よく話題になることであるが、有名なあの警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」をズバリ書いた随筆はみあたらない。ふだんからよく口にし、それを示唆するような随筆はいろいろある。
 私はこれまでのオンライン「寅の日」の取り組みから、「天災は忘れた頃にやって来る」三部作を勝手に決めていた。
・「津浪と人間」(1933年・昭和8)
・「天災と国防」(1934年・昭和9)
・「日本人の自然観」(1935年・昭和10)
である。いずれも最晩年3年間に書かれた随筆である。
 私たちはこれを繰り返し、繰り返し読んできた。警鐘の本意が少しずつわかってきたような気がしていた。
 今年の3月もそれで行こうかと思っていたが、少しだけ視点をずらして、「津浪と人間」と同じ昭和8年に書かれた「神話と地球物理学」を読むことにした。
 寅彦があの手、この手を駆使して警鐘を鳴らしつづけていたことがよくわかるだろう。

■2018年3月オンライン「寅の日」

◆第186回オンライン「寅の日」 …3/11(日)「神話と地球物理学」(青空文庫より)

◆第187回オンライン「寅の日」 …3/23(金)「天災と国防」(青空文庫より)

▼昨日、「寺田寅彦記念館・友の会」会報「槲(かしわ)」81号が届いた。
 今年の友の会の総会、記念講演は平成30年4月22日(日)と書かれていた。
 そして、待望の「寺田寅彦の銅像」の除幕日は平成30年7月24日(予定)となっていた。
 
 これに合わせての計画をたてて行きたい。
 
 今の自分の「仕事」を考えるとき、このオンライン「寅の日」こそがいちばんの本命の「仕事」(それをライフワークとも)なのかも知れない。 

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