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大賀ハス「あこがれの4日間」二日目は!!

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「荷風千里」
なんともいい言葉だ!!阪本祐二先生の言葉である。我が家の大賀ハスのルーツだ。
 阪本先生は蓮の華を次のように語っておられた。

 …ひとたび暁暗に咲き出るハスの花の群れをみるとき、ただ単なる自然物としてのハスの花の形や感触でなく、ハスのもつ、長い人間の文化の凝結が、この花の感覚的な美しさを通じて、日本人の心に七彩の綾なす光として、せまってくるものである。(『ものと人間の文化史21 蓮 』阪本祐二著 法政大学出版局「はじめに」より

▼「荷風千里」の言葉がもっとも似合うのが、「あこがれの4日間」の二日目である。
 蓮根の植え替えから9週目でもあった。
 二日目も早起きだった。
 8時頃にはピークに達するまで開いていた。
▼「荷風千里」をもっともよく知っているのは虫たちかも知れない。
 7時半すぎには「荷風」を感じとり虫があつまりはじめた。次から次へと違う種類の虫が集まる。
 雄しべなかに潜り込み花粉まみれになる。
 そして雌しべに…。
 「荷風」の正体は何だろう?
 なんという分子なんだろう?
 「荷風」の最長拡散距離は?
 次々と「ふしぎ!?」は生まれる。
▼第1号の雌しべは8つだ。柱頭の先端は光っている。花粉がつきやすくなっているのだろう。
 花托は最初は全体に黄色く輝いていたが、やがて周辺部から少しずつ緑がかってきた。
 どんな化学変化が起こっているのだろう?
 10時過ぎたら閉じ始め、12時すぎたらほぼ閉じ終わっていた。
 夕方にはすっかり早朝のかたちに復元していた。

 三日目の朝は雨、それでも律儀に「あこがれの4日間」三日目がはじまっていた!!

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