Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(106)
▼各地から大雪情報が寄せられるなか、朝の散策にでかけた。
ちょっとあわてん坊気味の藪椿がひとつみごとに咲いていた。
この赤い椿にも白い雪が積もることがあるのだろうか?
▼再び
◆高層天気図(気象庁)を開いてみた。昨日(2017/01/12 12時)のものである。
850hPa→-6℃
500hPa→-30℃ -36℃
の範囲を見てみた。明らかに一昨日より拡がっていると見えた。
TVで全国からの降雪・積雪情報を見ていると、雪だけでなく風も大変なようだ。
▼500hPa、300hPa「高層天気図」を見ていると、上空でもとてもすごい風が吹いているようだ。
【等風速線】
・300hPa「高層天気図」だけには20ノットごとに等風速線が破線で描かれている。
いちばんすごいところでは「180ノット」を越えているところもある。
速度、風速、距離の換算表(気象庁)によれば
「180ノット」→95m/s(゜o゜)ゲッ!!
なかには
「190ノット」→100m/s
のところもあるではないか!!
これぞ「ジェット気流」だった。
▼まずはこの驚異の事実に驚くばかりだ。
私たちの暮らす地上からわずか10㎞ばかり離れたところにこんなすごい風が吹いているなんて!!
見えないことわかっていてももういちど空をみあげてしまうのだった。
ざっくりと風向を見ると、
「光は東から 天気は西から」
のルールも見えてきそうな気がしてきた。
やっぱり「高層天気図」はいろいろ見えてきて面白い!!
さあ、今度は水平に動いて東京に向う。
どんな「雪」と出会うことになるだろうか!?
(つづく)
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