ファラデーラボ「児童・生徒実験のかがく」は実に面白かった!!
▼雲ひとつない青空が広がっていた。
放射冷却でこの秋いちばんの冷え込みだった。
いつものように朝の散策にでかけた。
ここのところおきまりにしている「自然結実」ヒガンバナ探索からはじめた。今年も身近なところにもやっぱりアタリマエのように「自然結実」するヒガンバナがあった!!
子房部が膨らみ割れて黒い種子が顔を出すまで観察を続けたいと思っていた。
膨らんだ子房部に朝露がいっぱい着いていた。
美しい!!
大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから29週目だった。
枯れた葉もまた美しい!!
▼午後は、すでに採集している「自然結実」ヒガンバナの花茎を持ってファラデーラボの「かがくカフェ」に向かった。
講師 森本雄一(かがく教育研究所代表)
内容 理科教育において実施される児童・生徒実験について、
その意義と問題点について、参加者自身が実験しながら考えます。
1 「回路カード」を使い、電磁気分野をテーマとします。
2 次の視点から考えます。
(1)マイクロスケール実験
(2)アクティブラーニング
(3)仮説実験授業
(4)アームストロングの発見的教授法
▼森本さんの講座は前半は「テーマ設定の背景」とされている問いに応えるような内容だった。
これが実に面白かった!!
今、なぜ「回路カード」システムなのか!?
これに応えるものだった。
これまで森本さんが研究されてきたことに触れながら、「これから」を語られた。
とても説得力のあるものだった!!
お話に説得力があるのは、なんと言っても具体例があるからだ。
後半は、「回路カード」セットを実際に使いワークショップ、模擬授業形式でやられた。
これが、またさらに面白かった。
「回路カード」システムはさらに進化・発展していた!!
「えっ、ここまで来たのか!!」と驚くことが多々あった。
体験させてもらう度に進化していた。
これがスゴイい!!
新たな教材開発の道筋を示唆するものがここにある!!
これはマチガイナイ!!
▼ファラデーラボ「かがくカフェ」にはもうひとつの楽しみがあった。
第二部「ティータイム・交流会」である。
昨日も、いろんな実践報告、実験紹介、質問等などの話題提供があった。
ポンコツ頭にはいっきょに消化しきれないほどの豊かな内容だ。
しばらくは反芻作業が必要なようだ。
これも、また楽しいものだ。
話題提供のみなさんありがとうございました。<(_ _)>
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