そもそもコウガイビルとは…!? #コウガイビル
▼私は6/21夏至の朝から6/30までのあいだに、あの「ふしぎ!?」のかたまりのような生きもの・コウガイビルに次々と出会った。私の人生で10匹目にであった10号コウガイビルからはじまってなんと23号まで行ってしまった。
14匹ものコウガイビルに、半径5m内外の範囲でであったのである。
種類もクロイロコウガイビルだけでなくミスジコウガイビルも含まれていたように思う。
それらのすべてが今、目の前から消えてしまった!!
私は何を見たのか。
まだ記憶が鮮明なうちにどうしても記録に残しておきたいと思った。
▼いずれもプラスチックの容器に入れていた。
小さな通気孔があった。以前にここを開けておいて逃がしてしまったことがあった。
密閉状態が続けば息苦しかろとちょっと開けるとつかさず穴をめざして這ってくる。
いかにするどいレセプターを持ち合わせているかがわかる。
261日間もエサなしで生き延びた第1号コウガイビルはナイロン袋に入れていた。
ナイロン袋の口はしばりはしていたが、完全密閉ではなかった。そのことが長く生き延びたことと関係しているのだろうか。それについてもまだ答えを持っていなかった。
▼今回の観察では、図らずも二度「再生」実験を観察していた。
15号コウガイビルと20号コウガイビルについてである。
分断してしまったふたつのコウガイビルは、いずれもまちがいなく「生命体」であった。
分断した頭をもたない方もしばらくは動いていた。きっちりと一人前に…。
しかし、動きを止めてからの展開がはやかった。
ダーウィンも観察したように、またたく間に溶けて「非生命体」の物質になってしまった。
「生命体」と「非生命体」の境はどこにあるのだろう?
臨界点はどこに?
▼連日暑かった。
「生命体」から「非生命体」への変化は化学変化であることは確かだ。
それに温度が関わっていることは確かだ。
温度は「分子運動」のさまを表現した「ものさし」だ。
連日の猛暑はこの変化を加速していることはたしかだろう。
この変化はなんど観察しても「ふしぎ!?」だった。
数時間のあいだに単なる濁った液になってしまうのだ。
「腐る」というのだろうか?
確かに異臭がしてくる。一緒に元気なコウガイビルを入れておくとまずいと気づき別々にしたが、ときはすでに遅かった。
別のケースの今まで元気なやつもみるみるうちに溶けていってしまった。
異臭はアンモニアを含むのだろうか?
その様子を観察していると不勉強なポンコツ頭省みず、思わず言ってしまうのだ。
「生命とは何か?」
今朝(2016/07/05)こう書いて終わろうとしたら、今度は納屋のなかの足元に第24号が…。
私はひょっとしたらこの不思議な生きもの・コウガイビルに取り憑かれているのか?
(なんと非科学的表現(^^ゞポリポリ)
今度はナイロン袋に入れてみようかな。
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