新・中学校「理科」を構想する。(16)
▼今朝、はやくも雨がバラパラと降り始めていた。それにもかかわらずゲホウグモは久しぶりに大物の「狩り」をしたようだった。あのみごとなネットもかなり乱れていた。
これは画像におさめておかねばとカメラのシャッターを切った。
やはりそうだった。ゲホウグモはそさくさと「店じまい」をはじめたのである。
私は最初、「定刻になれば「店じまい」をする」と仮説を立ていた。しかし、それは間違いだ!!
毎朝の観察から明らかになった。
ゲホウグモはカメラのフラッシュの「光」か、カメラのシャッター「音」に反応しているのである。
▼その「光」の学習の話を続けよう。
これまでの歩みを
として「記録」していた。そして、そのサブタイトルを次のようにしていた。
▼暗闇の中でしか活動しないゲホウグモのように、「光」の学習は「暗室」ではじめるべきだと思っていた。
「光」のないところでこそ、「光」が見えてくるものだ。
そして、どうして扱いたい「ふしぎ!?」がある。
「ものが見えるのはなぜか?」
である。一度わかったつもりになっても、それでアタリマエにせず、何度も何度も問い返してみたい。
▼物理実験はダイナミックにという鉄則をつくっていた。
チマチマ実験だけでは見えてこないことが、ダイナミックな実験でナルホド!!となることはしばしばである。
そして、なりよりも
「光の学習」は暮らしの中にこそあると思っていた。
光の「ふしぎ!?」は、日々の生活のなかに満ちあふれている。
それにしてもゲホウグモに悪いことをしてしまったな。
気を悪くしてどこかに行ってしまったらどうしよう。(O.O;)(o。o;)
(つづく)
| 固定リンク
コメント