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観天望気と高層天気図!!

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「花冷え」!!
なんとみごとなコトバだろう。全国で桜の開花宣言が続く今日この頃、またしても冬がもどってきた。
「暑さ寒さも彼岸まで」で彼岸の明けた今はあたたかい春にまっしぐらと思いきやそうではなかった。
「寒のもどり」というコトバもすごいが、「花冷え」はさらにスゴイ!!
 昨日のその「花冷え」がピッタリの天気だった。
「雲見」もにぎやかだった!!
再び寒気が押し寄せてくれば、とうぜん暖かい大気と冷たい大気は衝突する。
そこで暖かい大気は「上がるとザアザア」で雲をつくることになる。
高さのちがいによっていろんな種類の雲かできていた。
▼ちょっと久しぶりに高層天気図を見てみた。

◆気象庁・高層天気図

「大気の物理実験室」を立体的にイメージするにはやっぱりこれがいい。
高層天気図のおよその高さは
・300hPa…基準高度9600m
・500hPa…基準高度5700m
・700hPa…基準高度3000m
・850hPa…基準高度1500m
だった。高さによって、雲の種類もだいたい決まってくる。
 やっぱりこういうのは「慣れ」というのが大事なんだろう。
久しぶりだと、なかなか何を読み取るのだったか、と戸惑った。
 しかし、少し慣れてくるとやっぱり面白い!!
▼高層天気図には予報の高層天気図というのもあった。

◆気象庁・数値予報天気図

こちらはさらにいろいろあって複雑そうに見えるが、いろんなデータがつまっていて面白そうだ。
なによりも今すぐ誰もが見ることができるできるというのがいい。
使えるものはなんでも使って、明日の「雲見」を予想するというのが私の目標だ!!
「高層天気図」はやっぱりかなり有効なようだ。
▼気象庁の天気予報もどんどん進化しているようだ。
昨日、次のような報道発表があった。

◆気象庁・全球降水観測計画(GPM)主衛星観測データの気象庁での利用について

「観察眼」のパワーアップで予測精度の向上が期待できそうだ。
 私たちも昔の人の残してくれて「観天望気」のワザと最前線の天気情報をリンクして、私たちの「天気予報」を豊かに進化させていきたいものだ。

 雪柳の向こうのアメダスも「花冷え」を記録していた。
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