« 本日(2015/08/18)、第105回オンライン「寅の日」!! #traday | トップページ | 【立春の卵】最後に倒れた卵の「なかみ」は!? »

空の写真家 武田康男「空のふしぎ写真展」に学ぶ!!

Dscn5299
Dscn5303
Dscn5307
▼昨日(2015/08/18)も朝からいつもの「定点観測地」から「雲見」をした。
日射しが厳しかったかったので、建物のなかから南の空を観た。そして外に出て東、北と写真を撮った。
いつもの空である。
 しかし、あきらかに秋めいていた。
私の「定点観測地」からの「雲見」をすませた後、大阪に向かった。
▼大阪で行われている
◆空の写真家 武田康男「空のふしぎ写真展」
を見せてもらいに行ったのである。
 もっと早く行きたかったが、遅くなってしまった。
ちょうど一ヶ月前の富士山五合目へ「雲見」の旅も思い出しながら、見せてもらった。
圧倒された!!
 写真そのものについては著書などを通してある程度見せてもらっていたが、それとはまたちがって大きなパネル写真は迫力があった!!
 何度も何度もタイトルの説明文を読みながら行きつ戻りつしながら見せてもらった。
最後の一巡の時、タイトルだけでもとメモしてみた。
メモし忘れがなければ64枚あった。
▼さすが、「雲見」のプロだと思った。
写真の撮影のテクニックはもちろんのこと、それ以外にもいっぱい「スゴイ!!」と思うことがあった。
そのなかでも特に大いに学びたいと思ったところが、3つあった。
ひとつ目は
 (1) アクティブな「雲見」である!!
 ともかく武田さんはよく動いていた。国内、国外問わずいたるところで撮った写真があった。
なにしろ「第50次日本南極地域観測越冬隊員」でもあったのだから。特に私が感心するのは地球上の水平方向の動きだけでなく垂直方向にもよく移動していた。つまり飛行機に乗って機上からの「雲見」である。
多くの機上からの「雲見」写真はとても興味深かった。

ふたつ目は
(2) 見えるはずと<予想>しての「雲見」である!!
 富士山五合目での「雲見」でも、感心したことであるが、武田さんの「雲見」はあらかじめ「このように見えるはず」と<予想>してから観察するのである。展示してある写真もそんなものが多くあった。
こんな「天気の変化」があったから、この時にはこんな「雲」「現象」が見えるはずと<予想>し、出かけて行って写真を撮るのである。これには感服である!!

▼3つ目は
(3) 「大気の物理実験室」と「宇宙」をツナグ「雲見」である!!
  これは、ずっと不思議に思っていたことなので、富士山五合目のとき、最後に訊いてみた。
雲ができるのは「対流圏」である。
 だから私などがイメージしている「雲見」は、この範囲のものだけだ。
ところが武田さんの「雲見」はそうでなかった。オーロラ、「成層圏雲」「夜光雲」など、それに流星群、星、月などの写真も多い。
 「武田さんが見ている上空の空間はどう見えてるいるのですか?」
今考えてみると、トンデモ質問だ(^^ゞポリポリ
でも武田さんはちゃんと答えてくれた。
「ツナガッテ見えています!!」と。

3つのことすぐさまはなかなか真似はできないが、少しずつ少しずつ学んでいきたい。

すばらしい写真群を十分に堪能した後、外に出て上空を見上げたら
都会のビルの上の空にはまだ夏が残っていた。
strong>この写真展は、明日(2015/08/20)までだ。近くにお住まいで可能な人は必見だ!!
まだ間に合いますよ!!
Dscn5317


 

|

« 本日(2015/08/18)、第105回オンライン「寅の日」!! #traday | トップページ | 【立春の卵】最後に倒れた卵の「なかみ」は!? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 空の写真家 武田康男「空のふしぎ写真展」に学ぶ!!:

« 本日(2015/08/18)、第105回オンライン「寅の日」!! #traday | トップページ | 【立春の卵】最後に倒れた卵の「なかみ」は!? »