大賀ハス「あこがれの4日間」は終わった。そして…!?
▼昨日(2015/06/16)は、今年最初の大賀ハス「あこがれの4日間」の4日目だった。
朝5時を過ぎたら花びらを落としはじめた。
しかし、7時過ぎまではなんとか花のかたちを保っていた。ところが8時過ぎからは次々と花びらを落としはじめた。
9時半頃にはついには一枚を残すのみとなった。
最後の一枚はなかなか踏ん張っていた。
9時半ごろから少しだけ雨がふってきた。しかし、その雨は後長くは続かなかった。
落ち始めたのは花びらだけでなかった。雄しべもパラパラとまたは団体で落ちていった。
10時半になって出かける必要があった。この後の展開が気にはなったが家を出た。
▼帰ったのは3時を過ぎていた。
最後の一枚も落ちていた。
雄しべは数本は落ちていたもののほとんどがへばりついていた。
それは夕方になっても同じだった。
それにしても、律儀なものだ!!
まるで「4日目」であることを自覚していたようにきっちりと花びらは落ちた!!
▼やっぱり寅彦の真似をしたくなってくる。
「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」
と。
これまで保留にしてきた「ふしぎ!?」も含めて、数々の「ふしぎ!?」がいっきょに噴出してくる。
・なぜ「4日間」なのか?
・それぞれの日の意味は?
・なぜ一日ごとに開閉するのか?
・開いたら、開きっぱなしでなにかまずいのか?
・花びらが落ちるのに順番はあるのか?
・最後の一枚は決まっているか?
・最後の一枚は何を頑張っていたのか?
・雄しべ落下との関係は?
・最初に開くときの時間をどのように知っているか?
・「体内時計」のカラクリは?
・「体内時計」を動かすためのレセプターはどこに?
・反応するのは「光」だけか?
・「温度」「湿度」はファクターにならないのか?
等々
あげだしたらきりがなくつづきそうだ。
▼私の「ふしぎ!?」から私の「科学」への研究をはじめよう。
私のシロウト研究には得意技がいくつあった。
ひとつは
●無手勝流 !!
浅学無知であることを逆手にとって、自分勝手な「作業仮説」からはじめるのである。
ありったけの知識を駆使して「ああでもない、こうでもない」と勝手に物語をつくってしまうのである。
そして、それを観察によって検証してみるのだ。
次が今年の3つのキーワードのひとつ
●プロの「研究者」との連携!!
私のようなものでも「ふしぎ!?」に思うことだ。きっと、もうすでに研究している人があるはず!!
その人を捜しだそうと思う。
今年はここに大いに力点を置きたいと思っている。
最後は
●「ふしぎ!?」保留力・継続力
「保留力」なんて変なコトバだ。「ふしぎ!?」はたいてい一度に解決しない。
そこでどうするかだ。それを捨ててしまったり、あきらめてしまうのでなく自分の中に「保留」しておくのである。
思わぬときに謎解きにツナガルもの出会うかも知れない。
セレンディピティーは唐突にやってくるものだ。
それはまでは「保留」し継続しよう!!
なんだか大賀ハスから離れてしまいそうだ(^^ゞポリポリ
今朝、見に行ったら雄しべはまだこびりついていた。
大賀ハスの蕾は、今のところまだ6個ある。
さあ、「ふしぎ!?」をつづけよう!!
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