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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(73)

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▼花芽(花茎)はいっきょにのび「つぼみ」が追い抜いた立葉の間からひょこりと顔をのぞかせていた!!
花芽が水面に顔を出したのは26日(火)の朝だった。それがたった5日間で28㎝の高さにまで成長していた。
 昨日は大賀ハス蓮根の植え替えから9週目の定例観察日だった。
この調子だと予想以上に「あこがれの4日間」は早くやって来そうだ。
「梅雨入り」とどちらが早いだろう?
昨日夕方になったら、少しだけパラパラとした。
でも今朝はもうやんでいた。
▼いよいよ5月が終わりだ。
愛用の「世界気象カレンダー2015」をめくってみた。
6月、そこにとても興味深い記事があった。

・6月:オホーツク海高気圧? いいえ、はじめまして、黄海高気圧です
 茂木 耕作 (独立行政法人海洋研究開発機構 基幹研究領域 大気海洋相互作用研究分野 MJO発生・発達過程研究チーム)

実に面白い!!「梅雨入り」を意識しながら読むと ( ゚o゚)ハッ
 授業で何度も「梅雨前線」をやってきた。
北の冷たく湿った「オホーツク海気団(高気圧)」と南の温かく湿った「小笠原気団(高気圧)」とが「おしくまんじゅう
」をやる。どちらもなかなかがんばって勝負はつかない。温かい空気のかたまりは「上がると ザアザア」でたいへんな雨を降らせる。それが、私の描いたストーリーだった。
 そう自分でも説明しながらも、今ひとつすっきりしないものがあった。なにかモヤモヤとした「ふしぎ!?」があった。東の方の梅雨前線はなんとなくそのストーリーでわかるが、西の方がいまひとつわからなかった。
沖縄・九州あたりの梅雨前線って北の方から攻めてくるのって、ほんとに遠く離れた「オホーツク海」からやってくるのだろうか。別の何者かが…?(゚_。)?(。_゚)?でも深くはこだわらなかった。
 まずは、同じ「ふしぎ!?」をもっていた人がいたことに感動だ。
そして、その「ふしぎ!?」を追求していることにまたまた大感動だ!!
「黄海高気圧」!!
はじめて聞く名前だった。
「黄海高気圧」で検索してみた。
同じく名付け親の茂木耕作さん文章がヒットした。読んでみた!!ナットクだ!!(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
続けて、YouTube、ニコニコ動画でモテサクさんこと茂木さんの話をたくさん聞いてみた。
実にわかりやすい、ナットクの説明だ!!
「黄海高気圧」に関する話もさることながら、
「天気図を楽しもう」
「気象情報にふりまわされてはつまらん!!」
「天気図にドラマを…」 
等々の提言に大いに共感した。
とりわけ
「気象学」でなく「気象楽」を!!
の主張に大大賛成だ!!
▼とてもうれしい気分になってきた。やっぱり「天気図」は面白いんだ!!
モテサクさんの言うこと、ほんとうだろうか?
自分でも過去の「天気図」で確かめてみることにした。
◆気象庁・日々の天気図
どうやらホントだ!!
今日の天気図もあけて見た!!イタ!!
「黄海高気圧」!! 
今年の梅雨はコイツに注目だ!! 

 おかげ、今までぼんやりしていたものがハッキリしてきた!!
「Webテキスト『天気の変化』って何?」
人に聞かれたら、
「私にもまだわかっていないので…(^^ゞポリポリ」とお茶を濁してきた。
私に可能かは別にして今はっきり言える。

「Webテキスト『天気の変化』は、これからの「気象楽」のためのテキスト!!」

(つづく)

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