2015年1月のオンライン「寅の日」は #traday
▼これほど安上がりで楽しい趣味があるだろうか。
「雲見」!!である。
いつでも、どこでも空を見上げて雲を観察するだけだ。
何度繰り返して見ても、まったく同じ「雲見」は二度とない。日によって時間帯によって刻々と変化しているのである。こんなの見逃したら人生の大損失だ。
きれいで楽しいだけでない。くらしにも役に立つんだ!!
あまりの美しさに見惚れていたら、その空を飛行機雲が二分してしまった。
「なかなか飛行機雲が消えなくなってしまった」そしたら今朝早くから雨がポツポツと落ち始めたんだ。
▼安上がりな趣味と言えば、オンライン「寅の日」もそうだ。
この一年で、私のなかでオンライン「寅の日」は、より深く根付いていった趣味だった。
はやくも来年のことを言っても鬼も笑わない時期になった。
2015年1月のオンライン「寅の日」を構想してみることにした。2015年1月と言えば「1.17=阪神淡路大震災」からはやちょうど20年だ。そこで思い出すのは寅彦が最晩年まで鳴らし続けてくれた警鐘「天災は忘れた頃にやってくる」だ。この警鐘に関連するものをぜひとも読みたいと思った。
一月には3回ある。
■2015年1月オンライン「寅の日」
◆第86回オンライン「寅の日」…1/02(金)
◆第87回オンライン「寅の日」…1/14(水)
◆第88回オンライン「寅の日」…1/26(月)
▼では具体的に何を読むかである。
まず第86回は、第85回から一日おいての正月2日である。正月に関連したものをと捜してみた。
そしたら、まったくびったりのものをみつけた。寅彦最晩年(1935年、昭和10年)の正月に書いたものがあった。
1月のテーマにもぴったりだ。「新春偶語」である。
後はやはり定番で行きたい。これまでに繰り返し読んできた「天災と国防」「津浪と人間」である。
自然は飽きることなく繰り返す!!
それは寅彦の教えでもある。私たちも飽きることなく繰り返そう!!
■2015年1月オンライン「寅の日」
◆第86回オンライン「寅の日」…1/02(金) 「新春偶語」(青空文庫より)
◆第87回オンライン「寅の日」…1/14(水) 「天災と国防」(青空文庫より)
◆第88回オンライン「寅の日」…1/26(月) 「津浪と人間」(青空文庫より)
▼警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」を口の中で繰り返しているあいだに、先月末の「再び、寺田寅彦の訪ねて」の旅のことを思いだしていた。
寺田寅彦記念館の門柱にある牧野富太郎筆という『天災は忘れられたる頃来る』を、そして、寅彦の墓前でこれからもオンライン「寅の日」を続けていくことを誓ったのを思いだした。
来年もオンライン「寅の日」をよろしく <(_ _)>
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