新・私の教材試論(79)
▼「おこぼれ雪」が降るかもの予想ははずれた。
確かに冷たい風は吹いていた。しかし、それは生野峠を越えてここまで雪雲を運ぶことはなかったようだ。
それにしても「雲見」はやっぱり面白い。
巨大な「大気の物理学実験室」にくらしていると思えば、「雲見」はこの大実験の結果観察をしていることになる。
実験結果の予想が「天気予報」だ。
そう見てくると「雲見」はきわめてすぐれた「教材」であるとも言える。
あのすぐれた教材の大原則、「3K(感動・簡単・きれい)1A(安全)の法則」を大満足しているのだから。
▼今年の抱負を三つあげた。
その三つ目にこう書いた。
(3) クリエイティブな「整理」を進める!!
・これはかなり真剣だ。
・「空間の整理」「情報の整理」「思考の整理」を今一度
・究極の「時間の整理」!!
・「整理」のための「整理」でない、創造にツナガルものを
・軌跡の記録化 「見える化」を 「かたち」あるものに
はやくも一月も下旬だ。少しは具体的に動きはじめようとおもう。
とりわけ「軌跡の記録化 「見える化」を 「かたち」あるものに」を意識したいと思う。
▼私はこれまでこのblogを通して、三つの「試論」を綴ってきている。
そのなかでも、もっとも古くからの取り組みということになると「新・私の教材試論」になるだろう。
あらたに出会った「すぐれた教材」の具体例もふえてきている。
ここらあたりでいちど「かたち」あるものにしたいと思っている。
それは具体的に推し進めるためにはどうすればいいかを考え始めたい。
▼それとあわせて、10年ほど前からと取り組んでいる「シリーズ・教材を追う 現代理科教材発展史」の方も再開したいと思う。
今や定番中の定番となった実験・観察の歴史を追う試みだ。
まずは、「究極のクリップモーター」の歴史を追うあたりから…。
ここでも やっぱり
ゆっくり 急ごう!!
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