Webテキスト『天気の変化』の可能性!?
▼大賀ハスの定例観察日であった。蓮根の植え替えから36週目である。
今週は観察池に氷ははっていなかった。いや正確に言うと、うすい氷がはっていたが観察時間にはとけていたのだ。先週は観察時間にも氷がはっていたのだから冬は直線的にはやってきてはいないということだ。
大賀ハスが花開くのたった4日間だけだ。私はその4日間を「あこがれの4日間」と呼んでいる。
ここ数年この「あこがれの4日間」の謎解きをやっていた。その一日一日の持つ意味、花びら開閉システムと時間の問題等についてである。その4日間の謎解きをより深めるためにも365日、一年間まるごとの観察もきっと役に立つと信じている。だから一見たいした変化のないと思われる「観察池」も、来年の3月まで観察をつづけるのである。
▼「天気の変化」も同じではないかと思う。特異な日だけの観察だけでなく一年まるごとの観察が、かならずや特異な日の「天気の変化」の謎解きにも資することがあると信じている。
今年の秋、私は多くの人と一緒にヒガンバナの「ふしぎ!?」を楽しんでいくためにWebテキスト『ヒガンバナ』を公開した。
ひょっとしたらそのことの成果かもしれない、念願の「自然結実」ヒガンバナをみつけることができた。
私のなかでヒガンバナの謎解きは飛躍的に進んだ。
▼それで味をしめてというわけではないが、ここのところWebテキスト『天気の変化』の構想が頭に浮かんできている。
学校のなかでの授業ばかりでなく、大人・子ども関係なくこの同じ空の下にくらすみんなのための「お天気」ガイドテキスト!!多くのクライアントによって更新・進化をしていくテキスト!!
これはポンコツの描く夢物語だろうか。
環境的には、実現可能な状況になってきているのだとおもうのだが。
▼そのWebテキストづくりのなかで、ぜひともやってみたいことがある。それは、研究者、その道のプロたちを巻き込むかたちで展開していきたいということである。
なにをやってもいつもシロウト独特の無手勝流でやってきた私だが、最近特に実感していることがある。
それは
「プロ(ホンモノ)は面白くわかりやすい!!」
ということだ。
ホンモノの「知」との連携はこれからの「知」の開拓には必須である。
この夢物語どこまで具現化できるか、自分でも楽しみである。
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
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