ついにみつけたぞ!!ヒガンバナの自然結実!! #higanbana
▼ついにみつけた!!
ヒガンバナの自然結実を\(^o^)/
昨日(2013/11/13)のことだ。例の畦道にいた。その畦道にはヒガンバナの花茎が今なおたち、子房部が脹らんだものが、私の観察によれば少なくとも5つあった。
正直に言うと、「自然結実」を期待をするものの半信半疑だった。
だから、そいつを見たときカメラをもつ手が震えた。こんなときにかぎって一眼レフのカメラの調子が悪い!!カメラを交換にいっているあいだになんとその黒い種子は風で落ちていた。
そこにもどして写真を撮った。だから、私はこいつの決定的瞬間にたちあったことになる。
半日でもずれていればこいつに出会うことはなかっただろう。
花茎ごと持ち帰り大きさを測ってみた。直径5㎜程度であった。
▼ひとつの発見は、半信半疑を確信に変えていた。
昨日(2013/11/14)も残りの4つの観察に行った。最後の4つ目がなかなかみつからなかった。
心落ち着けゆっくりとさがした。あった!!
見つかりにくいはずだ、花茎はすっかり枯れてしまっていて葉のなかに隠れていた。
しかし、萎れてしまった花茎の先に確かに黒く光るものが顔のぞかせていた。
自然結実ふたつ目の発見だ。それも花茎ごと持ち帰った。
▼連日の自然結実の発見は、シロウトのとんでもない「仮説」に少し自信を与えてくれていた。
「日本のヒガンバナは3倍体で種子をつくらない。だから分球によってのみ殖える」とされているが、こんなに日本全土にひろがったヒガンバナ、分球のみでなくもう少し「自然結実」で種子をつくる頻度も高いのではないだろうか。これが私の「仮説」だった。
この「仮説」を立証するためには、まずはもっともっと「自然結実」するのをみつけなければならなかった。
実は「自然結実」を見たのはこれがはじめてではなかった。
2005/11月にも見ていた。だからなんと8年ぶりの「再会」になる。
前回の種子は植木鉢に入れただけだったが、今回はキツネノカミソリで発芽させ方法と同じようにチャック付きナイロン袋に入れてみた。
さて、どうなるだろう?
▼子房部が脹らんだ花茎は同じ畦にあと三つ、散歩コースに2つ、庭に2つ、計7つある。
はたしていくつまで「種子」を手に入れることができるだろう?
執念の観察を続けてみようと思う。
そこから「自然結実」の条件が見えてくれば、それはカンではなく「科学」になるだろう。
全国のヒガンバナの咲いていた畦を観察してみたい。ひとりでは絶対に不可能だ。
でも今のSNSを駆使したらどうだろう!?
シロウト故の夢物語はつづくのである。
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コメント
楠田先生、こんにちは。
鈴木勝浩です。
黒い宝石のような輝きの種子ですね。
特に1枚目の写真、すばらしいです。
念願の種子のゲット、おめでとうございます。
投稿: 鈴木勝浩 | 2013/11/15 06:42
鈴木勝浩さん
コメント お祝いの言葉ありがとうこざいます。
自分でも感動してしまいました。
今日もさらに追加して「自然結実」みつけることできました。こうなって確信にも似たものがうまれつつあります。
「自然結実」はそんなにまれなものではないと…。
次は「発芽」です。
また、挑戦してみたいと思います。
投稿: 楠田 純一 | 2013/11/15 17:42