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新・私の教材試論(78)

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▼10月最初の朝日に庭の石榴が眩しかった。
今年もたくさんの石榴が実った。
何の手入れもせずにほったらかしていたから枝は伸び放題。
初夏にはその枝にあざやかな朱色の花を楽しんだ。そしてそれが今実り、固い表皮がパックリと割れなかか新鮮な種子が見えていた。まさに石のごとく堅く焦げた表皮は記録的な猛暑を記憶しているかのように見えた!!
▼こういう感動的なもの見ると、すぐさま「これは、教材にならないか!?」と考えてしまうのは理科教師の一種の職業病のようなものだ。
 「教材」について考え出したのは、理科教師になってすぐだった。
誰もが通る道だった。授業を成立させるためにもっとも有効な教材はなにか?
最も切実な問題であった。そんな遍歴のなかで到達したのは「すぐれた教材の法則」だった。

■すぐれた教材の第一法則
・3K1A(感動・簡単・きれい 安全)の法則 

■すぐれた教材の第二法則
・3H(ホット・本質的・ホンモノ)の法則

がそれである。
▼いかなる「法則」も使わなければ意味がない。
しばらく話題にしなかったから、これを話題にしながら進行形の「授業」を考えてみる。
 教材にも「不易流行」があった。
 「不易」教材とは?
 「流行」教材とは?
 ふたつの法則を使いながら、今授業で扱っている「教材」の再吟味をしてみたい。
▼授業そのものにも「不易流行」があった。
最近耳慣れぬコトバを聞くことが多くなった。
「反転授業」である。なんなのだ!?
「反転」って何と何が「反転」しているのだろう!?
その「授業」では「教材」とは何を意味するのだろう?

私は今ここで展開している「教材論」を「新・」と付け加え、さらには「論」とせずに「試論」としてきた。
常に更新し続ける意思表示だと思っている。
まだまだ「新・私の教材試論」をつづけてみよう!!
ゆっくり ゆっくり 急ごう !!

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