キツネノカミソリの種子を回収した!! #higanbana
▼9/23(月)の昼、玄関の下駄箱の上に黒い真ん丸の球が1個転がっていた。
キツネノカミソリの種子である。8/22(木)に採取したキツネノカミソリの花茎を水を入れたペットボトルにさしてこの玄関に置いておいたのだ。いつも出かけるときに目に触れるようにして置いたのだ。
それから一ヶ月経った。
その実が熟し種子がこぼれ落ちたのだ。
▼それで、よく観察してみるとすでにいくつもの種子がペットボトルの水の中に沈んでいた。すべて回収してみて数えてみると7個あった。いちばん大きな種子で径が5㎜程度あった。
キツネノカミソリはヒガンバナとちがってこの種子でも殖えるという。ならば、ほんとうに種子は発芽しあらたなキツネノカミソリの鱗茎ができるだろうか。花も咲かせるだろうか。
「挑戦」をしてみることにする。
▼いっぽう我らがヒガンバナはどうだろう?
あんなみごとな花を咲かせているのに「種子」ができないという。
まれに「種子もどき」ができても発芽しないという。
ここにヒガンバナ第2の大きな「ふしぎ!?」があった。
まだ、完全には納得していなかった。
「3倍体で不稔性であるから種子で殖えない!!」だけでは…。
▼花の時期が終わる頃に、キツネノカミソリでやったことと同じことに「挑戦」してみたい。
そのためにはいっぱいヒガンバナを観察したい。
自分で探し回るだけでなく、ネットを利用して多くの人の「眼」で観察してみたいものだ。
昨日も家の周辺の最盛期のヒガンバナを見て回った。
そのヒガンバナのうえを蝶が舞っていた。
もう少ししたら再びここへ来てみようと思った。
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コメント
楠田先生、こんにちは。
発芽したキツネノカミソリの、
これからの生長が楽しみですね。
鈴木勝浩
投稿: 鈴木勝浩 | 2013/09/25 06:28
鈴木勝浩さん
コメントありがとうこざいます。
まだ「種子」をゲットしただけで、まずは「発芽」まで持って行けるかが問題です。
以前教えてもらった方法でチャック付きナイロン袋に水を含ませたティシュとともに入れて保存しています。
またその後の様子を報告したい思います。
投稿: 楠田 純一 | 2013/09/25 21:58