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大賀ハスの花は散った!!

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▼ときおりはげしい雨の中、最後までねばっていた第7大賀ハスの花の花びらは開花5日目にしてすべて散った。従って現在までに観察していた花芽のたった大賀ハスはすべて散ったことになる。
昨年に比べると一ヶ月以上早い展開であった。それがなにに起因するものなのかまだわからない。
天候条件のちがいが大きく関係しそうだが、くわしいところまではわからない。
▼第5(観察池)、第6・第7(水栽培)大賀ハスの散った花びらを例のように黒い画用紙のうえにならべてみた。
なにしろ雨のあいまをぬっての回収であり、ひょっとしたら回収しそこねているぶんもあるかも知れない。
また、第6、第7についてはまとなりに咲いていたので、一日ちがいとは言え混じってしまったことがあるかも知れない。
 並べ方にしろなにかを参考にして、根拠があってというものではない。
単に大きい順番にならべたにすぎない。
まあシロウトの無手勝流研究とはこんなものだ。
これは単なる偶然であろうか。
いずれも花びらの数は19となった。
そう言えば、第2も19、第3は18だった。
この数字に意味があるのだろうか。開花の「からくり」となんらかの関係はあるだろうか。
▼わずかばかりのデータでものを言うことはひかえなければならないが、そこはシロウトの道楽研究ということで今年の観察でわかったことあげておく。
・大賀ハスの開花時期にはかなりの幅がある。
・開花時期については天候条件(気温、湿度、日照条件)が大きく関係していそうである。
・「あこがれの4日間」は4日間が原則であるが、「5日間」ということもある。
今のところ「6日間」というのはない。
それを決めているのは何か?
・花びら
の数は20前後。一般に時期が早いと少ないのでは
・開花二日目がいちばん虫が寄ってくる。
・従ってあの「香り」の正体の物質の拡散は2日目、3日目がいちばんはげしいのでは
等々だ。
 まだまだ大賀ハスの「ふしぎ!?」はつづく。
▼「ふしぎ!?」と言えば、ヒガンバナの「ふしぎ!?」について、広く【質問】してみたが、元々の「問い合わせ」の方から追加情報があった。
それは沖縄のヒガンバナについてである。「沖縄ですでに咲いてしまったという」とい情報の元情報はこのページにあるということである。どうやら「早咲き?」「狂い咲き?」の情報のようだ。
あらためて問いたい。こんな「時季はずれのヒガンバナ」はないだろうか。

「ふしぎ!?」を多くの人と一緒に追うことは面白いものだ。
ときに「大発見」をもたらすかもしれない。 
 今日も、身のまわりにおこっている「ふしぎ!?」を追いかけてみようと思う。


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