新・「自由研究」のすすめ試論(58)
▼持病の「ばっかり病」から少し抜け出したかと思ったら、今度は逆の「あれこれも病」が発症してきた。
梅雨が明けた昨日、朝から暑かった!!
復活させた定例の朝の散策でまず出会ったのは大きな蜘蛛だった。
「なにをしているんだろう?」カメラを向けながら思った。
「名前は?」
「狩りの対象は?」
「どこからきたのだろう?」
「からだの模様の意味は…?」
「…?」
次に出会ったのがいろんなトンボたちだ。
いろんな種類の蝶達も…。カメラを向けながら生きもの今を追う。
「何をしているだろう?」と問い、生きものの「物語」を知る。
これは面白い!!
「あれもこれも」になるがこれもまた今年の私の「自由研究」のテーマに入れたいと思った。
▼私の「ふしぎ!?」からはじめる自由研究では、いくつかの関門がある。
そのことに関してまったく知らないことも多い。
そんなときは先行して「研究」している人に聞くのがいちばんだ。
きっと自分が「ふしぎ!?」だ、面白い!!と思えることに関しては必ずこれまでに「研究」してきた人がいるはずである。その人に聞いてみるのだ。
「自由研究」はホンモノの「研究者」とツナガル最高のチャンスだ!!
▼私はこれまでの体験から確信を持っていることがある。
・ホンモノの「研究者」は必ず応えてくれる。
・ホンモノの「研究者」は謙虚である。
・ホンモノの「研究者」はわかりやすい。面白い!!
・ホンモノの「研究者」は必ず私の「ふしぎ!?」を持っている。
等々である。
▼このとき、まちがってはいけないのはホンモノの「研究者」は必ずしも大学の研究室や専門の研究機関だけにいるわけではないということだ。
魚の「ふしぎ!?」を追いかるときには、魚屋さんはホンモノの「研究者」だ。
畑仕事ばかりに精を出すおばあちゃんは植物のプロの「研究者」だ。
ひょっとした天気のプロかもしれない。
そう考えると
身のまわりには「研究者」はいっぱいいるのである。
それを「発見」するだけでも「自由研究」は大きな意味をもってくるだろう。
今年の「自由研究」では何人の「研究者」と出会えるだろう。
楽しみである。o(^o^)o ワクワク
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コメント
お久しぶりです。こちらの近況報告を。
中1になった娘は、部活(バスケ部に入りました)に時間をとられつつ好きなことをたくさん楽しんでいます。
夏休みのレポート課題(理科)のテーマも考えているところですね。近隣のキノコのマッピングとか…
5年の息子はこれまたサッカーチームで走っています。
ただ「今年のセミ、早くない?」と言ってますね。
そういう目は大切にしてやりたいな…
投稿: いっちゃん | 2013/07/09 06:44
いっちゃん
コメントありがとうございます。
梅雨も明けていよいよ夏休みですね。
キノコのマッピングですか。
なかなか面白そうですね!!
セミはやいですか。なるほど私の大賀ハス開花も一ヶ月以上はやかったですからね。
ひょっとしたら今年はヒガンバナも早いかも知れないですね。
どんな夏休みになるか楽しみですね。
お父さん、お母さんは今年は何をテーマにやるのかな。
投稿: 楠田 純一 | 2013/07/09 18:25