« 「赭鞭一撻」とヒガンバナ #higanbana | トップページ | 本日、第14回オンライン「寅の日」!! #traday »

「全国彼岸花マップ」をみんなでつくろう !! #higanbana

Dsc_0060

▼昨日の朝は雨もあがり急に秋めいて涼しかった。いよいよと期待しなからヒガンバナ探索の散歩をした。
 ずっと定点観測地Bとしてきた場所に行ってみた。燃え立つビカンバナ松明の行列が見られた場所だ。ここもほ場整備の影響をうけていったん畦は崩された。そして、ほぼ同じ位置に畦がつくられている。稲穂は実り黄金色を増してきている。畦の草刈りもきれいにおこなわれている。
 再び行列は見られるだろうか。昨日の朝の段階ではその気配はなかった。
▼日本のヒガンバナは3倍体で花は咲くけれど、めったに種子をつくらない。従って分球によって増えてきた。
分布を広げていったのは自然の作用(洪水などによる地表の攪乱)もしくは人為的な地表の攪乱、運搬しか考えられないのです。そこが面白いのです。
 そこに咲くヒガンバナには少しくわしく調べてみると必ず固有の歴史があり、固有の「ヒガンバナ物語」があるのです。その固有「ヒガンバナ物語」をつないでみたらなにかが見えてくるのではないでしょうか。
▼そんな提案が今年も谷本泰正さんの方からあった。
◆『全国彼岸花マップ』
の提案である。
 全国のヒガンバナ名所スポットをみんなでアップしてビカンバナ開花を楽しもうという企画である。これは有名な名所スポットに限らず、いつも自分が定点観測地としているようなところもあげたら面白いかも知れない。
昨年度は私自身も自分でアップする準備をしながら、そのままになってしまっていた。
今年こそ、いくつかをアップしてみたいと思っている。
▼誰でも会員登録ができるし、もちろん会費も不要である。
自分だけのスポットもいいし、同じ名所スポットでもちがう人が見ればちがう情報があるかも知れない。
それがまた面白いものになるかも知れない。
・分布北限の問題
・シロバナヒガンバナの「ふしぎ!?」
・ほんとうに種子をつくらないか?
・里名の分布
・ヒガンバナの来た道の「ふしぎ!?」

等々の「ふしぎ!?」が少し見えてきて、楽しむことになるかも知れない。


|

« 「赭鞭一撻」とヒガンバナ #higanbana | トップページ | 本日、第14回オンライン「寅の日」!! #traday »

コメント

こんばんは。御無沙汰いたしております、香川の蜂蜜です。こちらもヒガンバナ、ちょっと遅いようですが、わが家の草だらけの田んぼ、田んぼ道で拾ってきては植え、拾って来ては植えしていた鱗茎が他所よりはちょっと早く花を咲かせてくれました。わたしのブログには載せていますが…
そうそう、そのブログを書きながら、mixiへ久しぶりに…と考えた途端、パソコンが勝手にシャットダウンを始めてしまいました。記事を書いている途中にです。こんなことありでしょうか? ヒガンバナがわたしの観察では不満なのかな? なんて考えてしまいます。

投稿: 香川の蜂蜜 | 2012/09/13 22:52

香川の蜂蜜さん
コメント、ヒガンバナ情報をありがとうございます。
ブログ見せていただきました。
もう咲いているようですね。
mixiの「日本ヒガンバナ学会」の方ももうすぐ5年になります。はやいものですね。懲りないでまた情報をよろしくお願いします。
 できればこの「全国彼岸花マップ」の方もよろしくお願いします。何と言っても私の知っているかぎり数少ない「種子」を手に入れられた方ですので。
昨年も蜂蜜さんの情報を参考にだいぶまわったのですが、ついに手に入れることできなかったです。
今年も追いかけてみるつもりです。
 今後ともよろしくお願いします。

投稿: 楠田 純一 | 2012/09/14 16:01

香川の蜜蜂さん
楠田さんから紹介していただいている,「全国彼岸花マップ」の言い出しっぺの谷本です。もう,彼岸花の花が咲いているとのこと,速いですね。
このマップは今のところ四国が空白域になっています。おすすめのところがあれば,ぜひ登録して下さい。

投稿: 谷本泰正 | 2012/09/15 08:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「全国彼岸花マップ」をみんなでつくろう !! #higanbana:

« 「赭鞭一撻」とヒガンバナ #higanbana | トップページ | 本日、第14回オンライン「寅の日」!! #traday »