7月オンライン「寅の日」は #traday
▼昨日、帰宅したら雨がやんでいたので少しゆっくりと大賀ハスの花の蕾を観察してみたんだ。どうも気になるのは直立しているのでなく蕾の部分が頭を傾けていることだ。蕾のなかにあのみごとな花托が準備されているせいだろうか。それにしてもこんな細い花茎で大丈夫なのだろうか。いろいろ心配になってきたりもする。
私がこの観察池で見る花は、これが6つ目である。
2009年にひとつ、2010年は0で、2011年に4つであった。これまでの5つはどうだったのか、大賀ハス観察日記でたしかめてみたが、そんなに傾いている様子はなさそうだ。
6つ目も「あこがれの4日間」がやってきたら、これまでに引き続き開花に関するささやかな研究をやってみたいと思っている。
▼「研究」と言えば、夏休みの自由研究が話題になる季節になってきた。
2008年からはじめた新・「自由研究」のすすめ試論も展開途中である。
今年は、この試論に科学研究の先駆者寺田寅彦の視点の助けも借りようと思う。
▼7月のオンライン「寅の日」は3日ある。
・第8回オンライン「寅の日」 7/4(水)
・第9回オンライン「寅の日」 7/16(月)
・第10回オンライン「寅の日」 7/28(土)
である。
この3回のオンライン「寅の日」も、できるだけ科学「研究」に関するもの選んで読んでみたい。
そこで私案として次のものを考えてみた。
第8回は「科学者とあたま」
これは、前々からぜひ一緒に読みたかったものである。科学研究とはいかなるものか。シロウトの私にはずいぶん勇気と示唆を与えてくれるものだ。
第9回は「茶わんの湯」
私は国語の教科書でこれを読んだ憶えがある。ささやかな日常のなかに研究テーマはころがっていることを教えてくれる典型のような名文である。研究テーマ選びのヒントになるだろう。
第10回は「自然界の縞模様」
これも、自然界をこんな視点で観察すれば面白いことがわかってくる。それは、現代科学の最先端の研究につながることもある。そんな面白い示唆的な文である。
▼いずれも、勝手に考えた私案であり予定である。途中で変更することがあるかも知れないが、とりあえずは継続の意思表示ということであげてみた。
まだまた、6月の「ルクレチウスと科学」は、恥ずかしながら一歩前進二歩後退というありさまである。
しかし、たしかに言えることがある。
寺田寅彦は面白い!!
きわめて今日的である!!
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