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金環日食を10倍楽しもう!!(11) #rehakinkan

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▼2012年5月21日。待ちに待った日だった、その時間が来るまで天気が心配だった。
もしも天気が悪ければ、「雲見」を楽しむのとUST中継を楽しむと決めていた。6時前から準備にかかった。
2度のリハーサルをやっているのでだいたいの要領はわかっていた。
月曜日だったのでゴミ出しの日になっていた、ゴミを出しに来られた隣保の人から声がかかる。
そうこうしているあいだに明るくなり、「これは行ける!!」と思った。
アリガタイ!!
▼まず最初にやりたかったのは、24年前の故鈴木清龍先生の提案に応えての平面鏡を用いる方法だった。 
平面鏡の位置もスクリーンの壁もきめていた。
鏡一枚でなかなか面白い観察ができた。一緒に観察した隣近所の人にも好評だった!!

◆金環(部分)日食の記録1(平面鏡を使って)

 次が、ファラデーラボで手に入れた望遠鏡の簡易投影板を使う方法だ。
なんとなく理科の先生ぽっい方法だ。はっきり・くっきりではいちばんだった。雲に隠れることなく一部始終を記録できた。いちばん欠けたときは、一緒に見ていた人とも「暗くなった!!」ことを確認しあった。
やっぱり太陽は偉大なり!!

◆金環(部分)日食の記録2(投影板を使って)

▼そして、私のいちばんやりたかった観察方法は、ピンホール観察だった。
「穴を通った光は像をつくる」このアタリマエの「ふしぎ!?」を楽しみたかったのだ。ここからすべてがはじまった。
「カメラ」も「目」のつくりも…。
世紀の「天文ショー」を等身大の「サイエンスショー」にしたかったのだ。
クラッカー、望遠鏡型ピンホールカメラ、段ボールに穴を開けたもの、そして本番ではじめて妻が用意した「穴あきお玉」。この「穴あきお玉」はなかなかのヒットだった!!
極大を越えると像のかたちが反対になるのも見どころであった。木漏れ日観察はいまひとつの画像しかとれなかった。日食グラスを通して見るかたちと逆である、つまり「倒立の像」であるところもまた見どころ!

◆金環(部分)日食の記録3(ピンホールいろいろ)

▼予想していたよりも、うんと観察に向いた天気にめぐまれ6時前から9時過ぎまで3時間以上の楽しい楽しい観察会であった。今回の観察会ではじめて経験したこともいっぱいあった。特に自宅でやったもので隣近所の人たちと一緒に観察できたのは最大の収穫でありとても楽しかった!!
Twitter的観察は思わぬ方向で実現した。
身近な人たちとのヒューマンネットワークなかでサイエンスコミニケーションは広がっていった。

ハシュタグ #rehakinkan でつながった人たちの画像も見せてもらった。それも面白かった!!
これからのものもある。
今からゆっくり楽しませてもらおうと思う。

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