自然を観察するということ
▼昨日朝、偶然かかっているテレビで面白い番組をみた。それは「ソラヨミ」というのをやっていた。
全国各地の空をリアルタイムに映し出し、天気予報をしたり、気象現象の解説をやっていた。全国各地からのレポーターは参加している一般の人らしい。ずいぶん昔からあって人気番組のようだ。
後で検索して調べていたら、SOLiVE24にくわしいと教えてくれる人がいた。面白い!!
▼「空見」「雲見」をつないだら「ソラヨミ」になる。面白いな、そんな観察のし方がこれからの「自然観察」なのだ。
朝の散策に出た、長い間前の山で目を楽しませてくれたナナミノキの実がおちはじめた。椿の花も路にどんどんはじめた。しかし、北の斜面にあるせいだろうか、今からぐんぐん元気になってくる花もあるようだ。
昼頃には、畑の畔でことしはじめてのテントウムシに出会った。一匹に出会うと、「もうそろそろか」と注意深くみるせいだろうか。続々と出会えるものである。
▼ただ自然を眺めているだけでなく、「ふしぎ!?」と出会う気分で予想をたてたり、仮説をつくったりしながら観察するとさらに面白くなる。観察の記録をとっていくのもいい、デジカメで画像として記録していくと仮説をつくったりするときに役に立つし、その「記録」を多くの人と共有して楽しむのにとっても便利だ。
▼そんな自然観察を続けているとやがて見えてくる「自然のルール」がある。
その発見こそが、自然観察のもっとも醍醐味である。
「はしりもの・かわりだね」実践なども、そんなところからでてきたものなのだろう。
私たちは「大気の物理実験室」であり「大きな博物館」「植物園」「昆虫館」…のなかでくらしているようなものなんだ。あたらしいはじまりだ、あたらしい自然観察の方法をいっぱい開発していこう。
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